レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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すごかったでー!
映像がすごい
映画館で見て欲しい作品
これは映画館で見るべき作品だと思いました。
とにかくカメラワークと音楽が凄くて、私もスクリーンの中にいるんじゃないかと錯覚するほど。
あと、「息づかい」の使い方が良いです。
息をする音ってこんなに「生」を感じるんだなと。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したレオナルドディカプリオの演技が凄いです。最後の最後まで凄いです。納得の主演男優賞受賞だなと思いました。
また、トムハーディらの脇のキャストの演技も良いです。
とにかく長さを感じさせない迫力と緊迫感です。
ラストは本当に息を呑みました。
是非、映画館でこの作品を見て欲しいなと思います!
最高だった。
壮絶
アメリカの古典的な復讐劇をシリアスに描いた
レオナルド・ディカプリオ、アカデミー賞受賞おめでとうございます。
公開を楽しみにしていたが諸々の事情でやっと見ることができた。
舞台はアメリカ開拓時代、ネイティブ・アメリカンとの抗争が激しい時代のアメリカ北部。
白色人種側からの目線で描いているが、決して上陸してきた略奪者擁護ではない。
画面がとにかく綺麗。主題としてではないが、画面そのものに映る自然の美しさや野生の動物との共生みたいなものを描かれてもいるのだけれど、ありきたりの言葉でしか表現できなくて悔しい。
物語の雰囲気は「ダンス・ウィズ・ウルブス」をより一層シリアスにして残酷な世界を描いている。画面の印象はミラ・ジョボビッチ主演の「ジャンヌ・ダルク」に通じる透明感とか太陽光線の強烈な日差しの照らし方を思い起こさせた。
ストーリー展開は地味だけれど過酷で、ダイ・ハード以上にダイ・ハードな圧縮された短い時間をディカプリオが演じた。
きちんと丁寧に描かれていることや過酷さを細かく追っていることなど、とてもまじめに取り組まれている。
サバイバルな部分を忠実に描こうとしているんだろうなという取り組みには脱帽。
仕掛けは単純、ストーリーは分かりやすいですが、端々にある意味有りげ...
体感する重み
タイトルに記したように、全体を通して重みのある映画だ。観客を楽しませるというよりかは魅せて、感じさせる。それ故に、退屈に感じてしまうときがある。
特に最初の掴みと最後の復讐劇が圧巻だっただけに、中盤がどうしても淡々となってしまう。
イニャリトゥ監督の前作「バードマン」は完全ワンカットだったが、今作も同様にワンカットで撮るシーンが多く目立つ。こだわりなのか知らないが、バードマンのときに思ったように、芸術性に重きを置きすぎるがために、それが結果的にダラダラとしてしまう。タダでさえ長尺なのに。
ここで「バードマン」を批評するつもりはないが、アカデミー賞はセレブ審査員の趣味趣向の偏見によって成立しており、おもしろいか否かは関係ない。
今回の「レヴェナント」に関しては"復讐"という名目がある以上、痛快感を味わうことになる。
つまり、この作品は一種の娯楽作品ともいえるし、芸術作品ともいえる。撮影賞と監督賞は間違いない。
ここまで演技に触れてこなかったが、レオナルド・ディカプリオの演技は言うまでもなく素晴らしかった。「タイタニック」のときのような美少年のイメージも薄れたせいか、良い意味でかっこいいオッサンという雰囲気になり、演技の幅も広がったように思えた。
久しぶりに重く緊迫感のある映画を劇場で観て、たまにはいいものだなと感じた。
自然の迫力が凄かった!
抽象度が高い
抽象度が高いなぁという印象。
とにかく物語はシンプルで、自然描写シーンも多いので、いわゆる娯楽映画に慣れきってる人には退屈だと思う。
おれの友達はつまんないって言ってたし、
隣のババアはイビキかいて寝てた。
ケータイいじってメール打ってる馬鹿野郎もいたしね。
ただ自分は、大画面で見る壮大な美しい自然風景を、すげぇ…て感じで楽しめたし、シンプルな物語も良かった。確かに退屈だと感じた所はあったけど、物語をこねくり回した最近の映画は見飽きたしね。
どうやらイニャリトゥ監督はベルイマン監督とタルコフスキー監督に多大な影響を受けているらしく、それを聞いてとても腑に落ちた。それを聞いて、この映画の受け取り方が自分なりにわかった。
死んだ奥さんが空中に浮いてる所や、落ちてくる隕石やなど、タルコフスキーの引用が散りばめられてる。
ディカプリオの大ファンの自分は、そこは不満かな。彼のいい所はあまり出ていない…
ウルフオブウォールストリートは、彼の良い所が全部出てた。
それは監督の色の違いだね。。
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