レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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●浦和パルコにて鑑賞。IMAX2D字幕。 ●レオ様の最新作。この作...
●浦和パルコにて鑑賞。IMAX2D字幕。
●レオ様の最新作。この作品で念願のアカデミー主演男優賞を受賞したレオ様に期待。
●まず言えることは、とても美しい映画だということ。アメリカの大自然が目の前のスクリーンに広がって、まるで自分が冬の西部開拓時代に投げ出されたかのような170分でした。
●レオ様の演技は、まさに命がけ。アメリカの大自然に1人で立ち向かいます。台詞はほとんどないのですが(熊ちゃんに喉を裂かれちゃったので)、目と身体で復讐に燃える男の生への執着を表現しています。
●タイタニックのころには、まさかこんな凄みのある役者になるとは思いもよりませんでした。タフさではジョンマクレーンにもひけをとらないキャラクターを演じ切りました。というか、途中からタフすぎて引き始めました…馬をテントにするのかよ…
●西部開拓時代ということで、インディアンや野生動物との戦いを描いており、ちょっとグロめです。慣れない人は気をつけましょう。プライベートライアンが大丈夫なら余裕です。
●個人的に気に入ったのは、中盤に出会う孤独なインディアンとのからみ。いわゆる「フード理論」で、食事を起点とした絆が描かれます。超タフな男2人が降ってくる雪を食べようとして舌を出し、戯れます。レオ様はこの映画でほとんど笑わないのですが、このシーンでちょっぴり微笑むんですよね。萌えます。
●少しばかり回想や幻のシーンが長いかなと思いましたが、大きく変わったレオ様が見られるだけでも十分です。おすすめ!
Revenge is in god's hand. ディカプリオがアカデミー賞を受賞した復讐劇
この作品でついに念願のアカデミー賞を受賞したレオナルド・ディカプリオ。アカデミー賞にふさわしく息子の復讐に燃える父親を熱演しています。
とにかくディカプリオさんがひどい目に遭い過ぎでした。インディアン(ネイティブ・アメリカン?)に襲われ、クマに襲われ大けがをし、息子を目の前で殺され、滝から落ちるわ、崖から落ちるわ、もうこれでもかと言わんばかりにハードな状況の連続です。木の根、生魚や生肉食べたり、極寒の中裸同然だったり、セリフも少なくうめき声と顔芸と・・・あれだけ頑張ったらさすがにアカデミー賞あげてもいいですよね(^^)ご苦労様でした。
さて肝心の映画の中身の方ですが、色々と凄い映画である事は間違いないのですが、個人的にはさほど面白いとは思いませんでした。基本的にアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の映画は玄人ウケはするけど一般ウケはしない印象なんですよね。いつも前評判がいいので色々と作品を観てしまっているのですが、どの作品ももう一回観たいとは思えないものばかり。うーん、一般人の自分にはきっと合わないんだろうなぁっと思います。
今回自然の映像美は素晴らしかったです。そしてインディアンの襲撃やクマに襲われる描写のリアルさは一級品でした。長回しの緊迫感はさすがです。その反面あれだけ大怪我したはずのディカプリオが最後の方では歩けるようになってたりと、とてもリアルな場面があるだけに余計にご都合主義な所が目立ってしまったような気がします。下手に上映時間が長く間延びするシーンも多いのでおかしな箇所を考える時間ができてしまっているんですよね。
グロシーンも多いですし、間違っても人におススメできる作品ではないですが、映画マニアを自称する人の登竜門としていかがでしょうか?
迫力
期待してたけど
スポットライトより面白い!
スポットライトがアカデミー作品賞を取るのはよくわかるが、面白いのはこっちだな。スポット…が作品賞を取ったのは題材的な事だし、政治臭もする。メキシコ人監督が2年連続取るのが嫌がられたんじゃないか?
とにかく力のある作品だった。話が単純なサバイバル映画はだいたい途中でアクビが出そうになるのだが、この作品はまるで違う。演技映像演出がハンパない。本当に引き込まれた。
CGの使い方が良い。本来、実写と思わせるのがCGの目的なのに、最近の映画はその辺が頓着だ。この作品は本当に見分けがつかない。CGを多用しないかわりに、使うとなったらトコトン、ハイレベルな使い方をしている。中でもクマの襲撃はスゴイのだが、相当研究している。ぶっちゃけ現実には無理だからCGなんだろうな…ということでしか判別できない。CGは質感もそうだけど、動きがリアルじゃないとそう見えない。飛んでくる矢とか切り落とされる指とか、とにかくさりげなくハイレベルだ。圧巻。
無駄に説明しないのが良い。善も悪もなく、復讐すらも自然の営みと思わせるところがスゴイ。
カメラワークでの見せ方が良い。バードマンでもそうだったけど監督のセンスの良さに脱帽。1カットで見せる効果が抜群。普通、崖から落ちるシーンは崖の主観、客観、人物のリアクションとカットを割って説明するのだが、1カットで見せることにより、観客に心の準備をさせない。本当にハラハラする。しかも1カットなのに必要な構図はすべて入るカメラワークで見せる。スゴイ。
映像が美しい。自然光で撮ろうとするなんてそうとう時間かかるし、ドキュメンタリー映画並みに天候を追ってる。
傷メイクが痛い。動物の内臓は本物?作り物?CG?リアルすぎてわからん。
ディカプリオは力のある俳優だが、ようやくアカデミー取った。個人的にはセリフが少ないのが良かったと思う。この人、声が若いんだよ。いい芝居でもどこか若造に見えちゃうんだよな。今回の目の演技は素晴らしい。生きているのに死人に見えるから。
トム・ハーディも良かった。善とか悪とか超越した人物に見える。
生きるために殺した…その理由がしっくり聞こえる。確かに生きとし生ける者、生きるために殺すのだから。
ようやく出会えた今年の一本って感じだった!
流石のレオ様
なるほどオデッセイ/マット・デイモンを超えた主演男優賞はレオ様のこの迫真の殺し合いだったのかと
R15+の時点で薄々察してたけど血肉脇踊る開拓記の殺し合い、復讐ですごくハラハラしながら見れました。
特に言葉があまり発せられないからこそ演技で伝わってくる現状にとてもゾクゾクしました。
そして後半の熱い展開はもうそれは興奮しました。
まさしくアカデミー賞にふさわしい一作でした。
凄かった…。壮絶。ずっと緊張しっぱなしで疲れた…。この監督の撮り方...
いや、死ぬでしょ。
ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが・・・
話題にもなりました自然光のみでの撮影カメラワークは最初「綺麗」と思いましたが長時間映画ですので後半になってくるとその見せ方がウザくなってきます。
〇良かった所
・熊に襲われるシーン
今までこんなに迫力があり、スピード溢れる熊の強襲があっただろうか
・激流に流されるシーン
迫力ありました
〇悪かった所・納得出来ない所
・渓流で魚を手掴みで取るシーン
あんな簡単に取れない 馬鹿にした様なシーン
・足が折れた後
あんな折れ方したら後半あんな足にはならない。
・父と息子の設定・違和感
設定で父(ディカプリオ)に息子がいます。
先住民で種族の違う女との息子です。
(インディアン系です)
ディカプリオが童顔なのか、父親に見えません
よく見ても兄弟です。
ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが、過去のノミネート作品の方が演技良かったし、アカデミー賞主演男優賞として見ると損します。
まぁ今回作品賞取れなかったのは納得です。
自然と対峙して見える人間の生
本作は、厳かな大自然におけるちっぽけな人間の命の奪い合いを描いた作品です。もう一人の主人公は間違いなく、大自然そのものと言えるでしょう。
この魅力は、スクリーンでないと存分には味わえないでしょう。自然光のみで撮りあげた映像にも関わらず、CGよりも美しい画を描いた功績だけでも賞賛に値します。
自然の中で当たり前のように繰り広げられる摂理。
喰う者喰われる者、生かす者生かされる者、奪う者奪われる者、与える者与えられる者。混沌としているようで実際には、それが自然における生命の循環を作り、誠に神の仕業と思わせてしまうほどの、美しさを生み出します。
その中で人間だけが、復讐と略奪という業を延々と行い、人類の歴史にも地球の生態系にも、あまりに深い傷を作りその美しさを破壊してきました。
今作は、その舞台を未開のアメリカ大陸におき、自然が形作る言葉では表せない神話性と、人間の愚かさや醜さを対比して描くことにより、作品が持つメッセージを伝えることに成功していると思います。
同時に、ディカプリオ扮するヒュー・グラスを通して、一人の人間が本来の在るべき「生」に目覚めていく姿を描いており、まさに人間賛歌となっているとも思えます。ディカプリオの台詞に頼らない熱演がなければ、最後にグラスが示した選択に説得力は生まれなかったでしょう。自然と対峙し続け、純然たる生の実感を得たからこそ、彼は内なる「神」に出会い、あの選択が示せたのだと思います。
詩的で荘厳な世界に置いてきぼりにされるような気分になる、この作品に賛否は分かれるところもあるかもしれませんが、こんな感覚味わえる映画もそうそうありません。ぜひなるべく大きいスクリーンの劇場で観てみてください。
坂本龍一のスコアも聴きどころですよ。
重厚な中身と、重厚なレオ様の演技
レオナルド・ディカプリが、アカデミー賞(主演男優賞or助演男優賞)ノミネート5度目にして、初めて主演男優賞を受賞。これで彼も、無冠の帝王を脱したわけですね。
初めてのアカデミー主演男優賞のレオ様の重厚な演技が光っているそんな話題作ですが、同じく今回のアカデミー賞では、作品賞は『スポットライト』に譲ってしまいました。でも、こちらが作品賞でもおかしくなかったですね。『スポットライト』があまりにも衝撃的内容で、時代的にも要請されるような内容だったというのが賞レースの結果の理由だったかもしれませんね。
先ほどレオ様の演技を“重厚”と表現しましたが、作品の中身自体もその演技に合わせたような重い内容。かなり落ち着いたトーンで物語が進みますので、途中、その落ち着き具合に要注意。寝落ちする危険があるかも。
劇中、真冬の荒野でヒュー・グラスが遭難するんですが、そこまで乗ってきていた馬の死体を切り裂いて、その体内に入ってビバークするシーンが有ります。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でも、氷の惑星ホスで遭難したルークが同じように乗ってきた生き物のお腹を裂いて、その中に入ってビバークするシーンが有りますが、そう言うビバークって、サバイバル術の中では一般的なんですかね?
いやぁ、それにしても、中々重い作品です。結構、血を見るシーンも有りますので、R15指定なのも納得ですね。
長いかな?
きれいな映像でした。
今回アカデミー賞のパブリックビューイングを観てきたので、そのときから観てみたいと思い始め、IMAXで観てきました。
細かくは書きませんが、勧善懲悪と情けは人のためならずと良い結末でした。デカプリオも良いですがトムハーディが更に良かったです。
映像と演技に圧巻。。
観たら納得 アカデミー賞
主演男優賞の受賞を聞いて、「やっとだなー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、実際に映画を観て納得。
迫力というか、もう人間の限界を超えているでしょうこれ、、みたいな。(撮影も相当ハードだったんだろうな。。)
私は彼の詐欺師みたいな役も結構好きなのですが(笑)、この作品もみて、やっぱりすごい役者だーと思いました。
おっと忘れてはいけない! Tom Hardyもね。
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