劇場公開日 2016年4月22日

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レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価

全516件中、461~480件目を表示

4.0前半のサバイバル劇と後半の復讐劇

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

TOHOシネマズ伊丹で映画「レヴェナント 蘇えりし者」(The Revenant)を見た。
公開3日目でしかも話題作なので観客は多い。
午後からはもっと多いだろうと思う。
午前中第1回のこの回の客入りは8割くらいだろうか。
開映30分前に劇場に到着したが後ろから3列目に2つ席があった。
映倫区分R15+なので夫婦だけで見た。

レオナルド・ディカプリオが第88回アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続き2年連続の監督賞を受賞。
エマニュエル・ルベツキが「ゼロ・グラビティ」 Gravity (2013) 、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続きアカデミー撮影賞を3年連続受賞した。

前の4分の3は、登山中にヒ熊に襲われ瀕死の重傷を負ったレオナルド・ディカプリオが町にたどり着くまでのサバイバルのパート。
後の4分の1は、最愛のひとり息子を殺されたレオナルド・ディカプリオが雪山でトム・ハーディを追い詰め復讐するリベンジのパート。

大まかなストーリーはただそれだけなのだが、ディカプリオがヒ熊に襲われる大迫力のシーンや冬の大自然の中でサバイバルするシーン。
ひとりのインディアンの男に助けられるシーンや、さらわれたインディアンの娘を助けるシーンなどにも時間がさかれる。

上映時間は157分と長いが長さを感じさせない。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

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ドンチャック

4.5重厚な傑作

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

なんとも重厚な傑作。ともかく映像と撮影がすごい。圧倒的な大自然と、近すぎるくらい寄った人物のどちらもバキバキの画になっている。
一方、イニャリトゥ監督十八番の夢と現実を行ったり来たりの演出はなんとも幻想的。
教授の音楽も印象的だか程よく目立たずで秀逸。
何と言ってもディカプリオの鬼気迫る熱演がすごい。ほとんどセリフがないにもかかわらず、凄まじいサバイバルを通し、生とは何か、死とは何か、その先にあるものは、という普遍的なテーマを観客に問いかける。因果応報、輪廻転生といった宗教的な意味も醸し出す。

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しんさく

4.5復讐の先に、、

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

衝撃作。感想から言うと、原作は読んでいませんがよくここまでの映画を製作できたなという感じです、とても良かった。

物語は単純明快、息子を殺された男の復讐劇です。でもそれだからこそ良い、この映画自体が本当に表現力豊かなのです。

まず評価すべきは、あの大自然の中でのロケを成功させあれだけ見事に映像の中に収めきったということです。照明を使わず自然光だけで撮影したということだったのですが、本当に映像のクオリティが高い。クマに襲われるシーンなど、リアルそのものです、とにかく臨場感があり、スケールの壮大さを訴えかける。

そして主演男優賞をようやく獲得したディカプリオと、他名を連ねる俳優たちの演技も本当に流石、鬼気迫るものがありました。特にレオは木の根っこも動物の内臓も実際に食べたそうですが、よくあそこまで体を張ったものだなぁと、、。彼らの演技に映画館で拍手を送りたいくらいでした。

また音楽は坂本龍一が担当しているということだったのでこれも楽しみにしていたのですが、あえて派手さを抑え映画の空気感と調和させていて、これも感心しました。

ただ少し長いな、と思ったのですが、今考えるとどのシーンをとっても鮮烈で、全く省くことは出来なかったなと、そんなところでイニャリトゥ監督に共感してしまいました。

少し体力が必要です、軽い気持ちで鑑賞する映画ではないと思います。

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スパイダーマン

3.5考える

2016年4月24日
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いえもん

5.0『圧巻』

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

このキャストでこのスタッフ。こんなん、面白くないわけないじゃないですか。それはもう凄いの一言。思わず、前のめりで観てしまった。

まずは、撮影のルベツキさん。史上初アカデミーで三年連続撮影賞受賞だけあって魅せ方が非常に上手い。戦闘シーンは長回しでとって途切れることのない一貫した緊張と興奮を巧みに表現していた。観客がまるで実際に戦場にいるような気分にさせるほど没入感が高い。しかし、バードマンのようにずっと長回しが続くわけではなく、一つのシーンが終わったら間に雄大かつ険しい冬の風景のショットを入れるなどしていた。これにより長回しで没入感を高めたあとで俯瞰的に観て気持ちをリセット出来るとともにディカプが置かれている厳しい状況も冷静に把握できる。雪の重みで木々が軋む音など緊張感が続く役割も果たしていたりと本当に巧みな撮り方だと思う。何回でも観たくなるほど美しい撮影だった。

そして、何と言ってもディカプの演技。もはや、本当に熊にやられたんじゃないかと思うほど完璧。生きる原動力があるからこそ生きられると身をもって証明してくれた。最近のグリーンバックで撮る映画に比べるとその差は歴然で役者たちがスクリーンの中で実際に息づいているのがわかるくらいリアルだ。実際に寒いから凍えるわけで、演技だとこちらが疑う隙を与えない。これで主演男優賞とれなかったら何をすればいいんだってレベルの演技だった。

音楽も坂本龍一を起用していたりと全てにおいて一流な人材が揃っている。それらをうまくまとめたイニャリトゥ監督はまさに巨匠にふさわしいのではないか。監督としてはまだ若いのにもかかわらずこんなにも実績を残しているのもこの手腕なら頷ける。

今、メキシコからハリウッドに流れている風はこれからどう変化していくのか非常に楽しみだ。

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みーや

4.0復讐とサバイバル

2016年4月24日
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苔の一念感がひしひしと伝わった
復讐して虚しさを味わう表情かなんとも複雑な思いです

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mkb712

4.0●浦和パルコにて鑑賞。IMAX2D字幕。 ●レオ様の最新作。この作...

2016年4月24日
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●浦和パルコにて鑑賞。IMAX2D字幕。
●レオ様の最新作。この作品で念願のアカデミー主演男優賞を受賞したレオ様に期待。
●まず言えることは、とても美しい映画だということ。アメリカの大自然が目の前のスクリーンに広がって、まるで自分が冬の西部開拓時代に投げ出されたかのような170分でした。
●レオ様の演技は、まさに命がけ。アメリカの大自然に1人で立ち向かいます。台詞はほとんどないのですが(熊ちゃんに喉を裂かれちゃったので)、目と身体で復讐に燃える男の生への執着を表現しています。
●タイタニックのころには、まさかこんな凄みのある役者になるとは思いもよりませんでした。タフさではジョンマクレーンにもひけをとらないキャラクターを演じ切りました。というか、途中からタフすぎて引き始めました…馬をテントにするのかよ…
●西部開拓時代ということで、インディアンや野生動物との戦いを描いており、ちょっとグロめです。慣れない人は気をつけましょう。プライベートライアンが大丈夫なら余裕です。
●個人的に気に入ったのは、中盤に出会う孤独なインディアンとのからみ。いわゆる「フード理論」で、食事を起点とした絆が描かれます。超タフな男2人が降ってくる雪を食べようとして舌を出し、戯れます。レオ様はこの映画でほとんど笑わないのですが、このシーンでちょっぴり微笑むんですよね。萌えます。
●少しばかり回想や幻のシーンが長いかなと思いましたが、大きく変わったレオ様が見られるだけでも十分です。おすすめ!

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ふぃじー

5.0美しい

2016年4月24日
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映像も音楽もストーリーも全て完璧です!イリャリュトゥ監督凄い!

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movieholic

4.0復讐者として

2016年4月24日
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生き残る術がすざまじい。

自然とインディアン達との戦い、
子どもを無くしたオヤジの復讐者としての生命力。

とても迫力ありました。

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Nobito

3.5Revenge is in god's hand. ディカプリオがアカデミー賞を受賞した復讐劇

2016年4月24日
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アキ爺

4.5迫力

2016年4月24日
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鑑賞方法:映画館

予告編で観てはいたけど、大自然の映像は映画館の大画面で観ると想像以上の迫力と美しさ。なんというか自然への敬意みたいなものが感じられますね。

ストーリーの中にもそういった自然への恐怖と敬意が込められていて、シンプルな復讐&サバイバル劇ながらも力強く心に残ります。

主演のディカプリオも“生きようとする意志”とか“激しい怒りと復讐心”そのものって感じでこれまたすごい迫力。

ディカプリオとトム・ハーディはもちろん良いんだけど、個人的にはウィル・ポールターの演技も二人に負けてないくらい良かったなと思います。

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美味しくって体に良いハンドソープ

2.5期待してたけど

2016年4月24日
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よくわからないけど、西部開拓中のアメリカで起きた実話でいいのかな?
1つ勉強になったのは、その時代アメリカでも民族の縄張り争いや奪略があったのでしょう。

敵のエリアで狩猟してたら襲われた?
正しいのかわからないけど、熊に襲われるよりも冒頭の敵族から襲われていた描写の方が最高に怖かったです。あの容赦無い攻撃は全員全滅してるでしょう。

熊に襲われるディカプリオは1頭ですが、あの森に巨大
熊が何頭いてもおかしくないでしょう。

それ以降は声無く、館内のスピーカーから呼吸を聴かされるBGMは流れていた?

最後も復讐はしたが、ディカプリオの表情は硬くよくわからない終わりに金返してくれ。

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アトレイル

4.5スポットライトより面白い!

2016年4月24日
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悲しい

怖い

興奮

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dragonmizuho

5.0流石のレオ様

2016年4月23日
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スイドウ

3.5凄かった…。壮絶。ずっと緊張しっぱなしで疲れた…。この監督の撮り方...

2016年4月23日
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凄かった…。壮絶。ずっと緊張しっぱなしで疲れた…。この監督の撮り方やっぱり凄いわ。自然光だけってどうなんだろって思ってたけど、凄い。
映画として面白いかってゆうと分からないし画面観てられないくらい残虐なんだけど、観て後悔は無いです。

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まだまだぼのぼの

2.0いや、死ぬでしょ。

2016年4月23日
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単純

予告何回か観ていたので、あらすじは分かっていた。息子を殺され復讐する、ということが骨子だということも。
…うーん、自然界や新大陸に人が移動していた頃の厳しさは分からないではないが、メインのストーリーへの前章が長過ぎる。テンポ悪っ!

主人公が生きてこそ物語は進む訳で、死なないのは分かっているのだけれど、サバイバルするプロセスに乗れなかった。ちょい無理あり。

アカデミー賞ってこの程度なの?と感じた。

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Nori

4.0演技

2016年4月23日
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まずひとこと。疲れているとき、眠いときは見ないようにしよう!w

なぜかって、セリフは少ないし、静かだしゆっくり進むし。

ただ、何というか迫力が凄いんですよ。
演技にしろ映像にしろ。

レオ様に脱帽ですわ。

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TKO

2.5いろいろすごい感じはするし見飽きないんだけども、痛そうで寒そうで見...

2016年4月23日
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いろいろすごい感じはするし見飽きないんだけども、痛そうで寒そうで見ていてつらくなる。

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ghostdog_tbs

3.0ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが・・・

2016年4月23日
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興奮

話題にもなりました自然光のみでの撮影カメラワークは最初「綺麗」と思いましたが長時間映画ですので後半になってくるとその見せ方がウザくなってきます。

〇良かった所
・熊に襲われるシーン
今までこんなに迫力があり、スピード溢れる熊の強襲があっただろうか

・激流に流されるシーン
迫力ありました

〇悪かった所・納得出来ない所
・渓流で魚を手掴みで取るシーン
あんな簡単に取れない 馬鹿にした様なシーン

・足が折れた後
あんな折れ方したら後半あんな足にはならない。

・父と息子の設定・違和感
設定で父(ディカプリオ)に息子がいます。
先住民で種族の違う女との息子です。
(インディアン系です)

ディカプリオが童顔なのか、父親に見えません
よく見ても兄弟です。

ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが、過去のノミネート作品の方が演技良かったし、アカデミー賞主演男優賞として見ると損します。

まぁ今回作品賞取れなかったのは納得です。

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巫女雷男

4.5自然と対峙して見える人間の生

2016年4月23日
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本作は、厳かな大自然におけるちっぽけな人間の命の奪い合いを描いた作品です。もう一人の主人公は間違いなく、大自然そのものと言えるでしょう。
この魅力は、スクリーンでないと存分には味わえないでしょう。自然光のみで撮りあげた映像にも関わらず、CGよりも美しい画を描いた功績だけでも賞賛に値します。

自然の中で当たり前のように繰り広げられる摂理。
喰う者喰われる者、生かす者生かされる者、奪う者奪われる者、与える者与えられる者。混沌としているようで実際には、それが自然における生命の循環を作り、誠に神の仕業と思わせてしまうほどの、美しさを生み出します。

その中で人間だけが、復讐と略奪という業を延々と行い、人類の歴史にも地球の生態系にも、あまりに深い傷を作りその美しさを破壊してきました。
今作は、その舞台を未開のアメリカ大陸におき、自然が形作る言葉では表せない神話性と、人間の愚かさや醜さを対比して描くことにより、作品が持つメッセージを伝えることに成功していると思います。

同時に、ディカプリオ扮するヒュー・グラスを通して、一人の人間が本来の在るべき「生」に目覚めていく姿を描いており、まさに人間賛歌となっているとも思えます。ディカプリオの台詞に頼らない熱演がなければ、最後にグラスが示した選択に説得力は生まれなかったでしょう。自然と対峙し続け、純然たる生の実感を得たからこそ、彼は内なる「神」に出会い、あの選択が示せたのだと思います。

詩的で荘厳な世界に置いてきぼりにされるような気分になる、この作品に賛否は分かれるところもあるかもしれませんが、こんな感覚味わえる映画もそうそうありません。ぜひなるべく大きいスクリーンの劇場で観てみてください。
坂本龍一のスコアも聴きどころですよ。

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HammondJ3
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