レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
全503件中、461~480件目を表示
凄かった…。壮絶。ずっと緊張しっぱなしで疲れた…。この監督の撮り方...
凄かった…。壮絶。ずっと緊張しっぱなしで疲れた…。この監督の撮り方やっぱり凄いわ。自然光だけってどうなんだろって思ってたけど、凄い。 映画として面白いかってゆうと分からないし画面観てられないくらい残虐なんだけど、観て後悔は無いです。
いや、死ぬでしょ。
予告何回か観ていたので、あらすじは分かっていた。息子を殺され復讐する、ということが骨子だということも。 …うーん、自然界や新大陸に人が移動していた頃の厳しさは分からないではないが、メインのストーリーへの前章が長過ぎる。テンポ悪っ! 主人公が生きてこそ物語は進む訳で、死なないのは分かっているのだけれど、サバイバルするプロセスに乗れなかった。ちょい無理あり。 アカデミー賞ってこの程度なの?と感じた。
演技
まずひとこと。疲れているとき、眠いときは見ないようにしよう!w なぜかって、セリフは少ないし、静かだしゆっくり進むし。 ただ、何というか迫力が凄いんですよ。 演技にしろ映像にしろ。 レオ様に脱帽ですわ。
ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが・・・
話題にもなりました自然光のみでの撮影カメラワークは最初「綺麗」と思いましたが長時間映画ですので後半になってくるとその見せ方がウザくなってきます。 〇良かった所 ・熊に襲われるシーン 今までこんなに迫力があり、スピード溢れる熊の強襲があっただろうか ・激流に流されるシーン 迫力ありました 〇悪かった所・納得出来ない所 ・渓流で魚を手掴みで取るシーン あんな簡単に取れない 馬鹿にした様なシーン ・足が折れた後 あんな折れ方したら後半あんな足にはならない。 ・父と息子の設定・違和感 設定で父(ディカプリオ)に息子がいます。 先住民で種族の違う女との息子です。 (インディアン系です) ディカプリオが童顔なのか、父親に見えません よく見ても兄弟です。 ディカプリオ初のアカデミー受賞映画だが、過去のノミネート作品の方が演技良かったし、アカデミー賞主演男優賞として見ると損します。 まぁ今回作品賞取れなかったのは納得です。
自然と対峙して見える人間の生
本作は、厳かな大自然におけるちっぽけな人間の命の奪い合いを描いた作品です。もう一人の主人公は間違いなく、大自然そのものと言えるでしょう。 この魅力は、スクリーンでないと存分には味わえないでしょう。自然光のみで撮りあげた映像にも関わらず、CGよりも美しい画を描いた功績だけでも賞賛に値します。 自然の中で当たり前のように繰り広げられる摂理。 喰う者喰われる者、生かす者生かされる者、奪う者奪われる者、与える者与えられる者。混沌としているようで実際には、それが自然における生命の循環を作り、誠に神の仕業と思わせてしまうほどの、美しさを生み出します。 その中で人間だけが、復讐と略奪という業を延々と行い、人類の歴史にも地球の生態系にも、あまりに深い傷を作りその美しさを破壊してきました。 今作は、その舞台を未開のアメリカ大陸におき、自然が形作る言葉では表せない神話性と、人間の愚かさや醜さを対比して描くことにより、作品が持つメッセージを伝えることに成功していると思います。 同時に、ディカプリオ扮するヒュー・グラスを通して、一人の人間が本来の在るべき「生」に目覚めていく姿を描いており、まさに人間賛歌となっているとも思えます。ディカプリオの台詞に頼らない熱演がなければ、最後にグラスが示した選択に説得力は生まれなかったでしょう。自然と対峙し続け、純然たる生の実感を得たからこそ、彼は内なる「神」に出会い、あの選択が示せたのだと思います。 詩的で荘厳な世界に置いてきぼりにされるような気分になる、この作品に賛否は分かれるところもあるかもしれませんが、こんな感覚味わえる映画もそうそうありません。ぜひなるべく大きいスクリーンの劇場で観てみてください。 坂本龍一のスコアも聴きどころですよ。
重厚な中身と、重厚なレオ様の演技
レオナルド・ディカプリが、アカデミー賞(主演男優賞or助演男優賞)ノミネート5度目にして、初めて主演男優賞を受賞。これで彼も、無冠の帝王を脱したわけですね。 初めてのアカデミー主演男優賞のレオ様の重厚な演技が光っているそんな話題作ですが、同じく今回のアカデミー賞では、作品賞は『スポットライト』に譲ってしまいました。でも、こちらが作品賞でもおかしくなかったですね。『スポットライト』があまりにも衝撃的内容で、時代的にも要請されるような内容だったというのが賞レースの結果の理由だったかもしれませんね。 先ほどレオ様の演技を“重厚”と表現しましたが、作品の中身自体もその演技に合わせたような重い内容。かなり落ち着いたトーンで物語が進みますので、途中、その落ち着き具合に要注意。寝落ちする危険があるかも。 劇中、真冬の荒野でヒュー・グラスが遭難するんですが、そこまで乗ってきていた馬の死体を切り裂いて、その体内に入ってビバークするシーンが有ります。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』でも、氷の惑星ホスで遭難したルークが同じように乗ってきた生き物のお腹を裂いて、その中に入ってビバークするシーンが有りますが、そう言うビバークって、サバイバル術の中では一般的なんですかね? いやぁ、それにしても、中々重い作品です。結構、血を見るシーンも有りますので、R15指定なのも納得ですね。
長いかな?
49本目。 ディカプリオのスゴいなと思うところは、どの役でも自分のものにしてしまう所だと思う。 スゲーなと思う。 そりゃ賞取るよ。 でも作品自体はと言うと、ウーン。 見所はあって、この先どう展開していくのか?って思ってると、何か間延びと言うか、セリフがほとんどないから、観ていてシンドイかな、動いているけど動いてない感じ? 尺が120分位じゃ短かすぎなのか?150分位じゃ長すぎなのか?難しい所です。 でもこの監督のカメラワークは好き。
きれいな映像でした。
今回アカデミー賞のパブリックビューイングを観てきたので、そのときから観てみたいと思い始め、IMAXで観てきました。
細かくは書きませんが、勧善懲悪と情けは人のためならずと良い結末でした。デカプリオも良いですがトムハーディが更に良かったです。
映像と演技に圧巻。。
まず映像。 大自然の迫力、、圧倒的でした。 音。木々や水、演者の呼吸。ライフルの音が緊張感を感じました。 そしてディカプリオの演技。鬼気迫るものがあった… ラストシーンはもう、手に汗握り釘付け。 トムハーディのダークな役も良かった… がしかし。。ストーリーがなぁ。なんかすっっと入ってこなかったなあ…大作だからこその良さがもちょっとなぁ…
観たら納得 アカデミー賞
主演男優賞の受賞を聞いて、「やっとだなー」ぐらいにしか思っていなかったのですが、実際に映画を観て納得。 迫力というか、もう人間の限界を超えているでしょうこれ、、みたいな。(撮影も相当ハードだったんだろうな。。) 私は彼の詐欺師みたいな役も結構好きなのですが(笑)、この作品もみて、やっぱりすごい役者だーと思いました。 おっと忘れてはいけない! Tom Hardyもね。
どうやって撮ったの?
なんだこの縦横無尽に駆け回るカメラは…冒頭(は『死霊のはらわた』を思い出した)から「どうやって撮影したの?」の連続。スクリーンの手前にあるけど無いことになっているはずのカメラをどうしても意識してしまうと思ってたらラストで…いやあれは反則。笑っちゃったよ そして本作は記念すべきディカプリオのアカデミー賞受賞作でもある。熊・人間・自然に蹂躙され続ける様はディカプリオがアカデミー賞に辿り着くための地獄めぐりの様にも見えた。おめでとう!とはいえやはりこれは「撮影の映画」だろう。エマニュエル・ルベツキが凄過ぎる… すべてのカットに美しさと強さがある。特に冒頭からディカプリオが熊に襲われるまでは文句無しに素晴らしい。ただ物語としては美しい風景カットとディカプリオが蹂躙される展開があまりにも律儀に交互にあってちょっと退屈かなとは思った あとディカプリオ=キリスト的な描き方はしつこいと思ってしまう人もおるかもしれんけどあれはあれでいいんです。西部劇(特にマカロニウエスタン)において主人公はキリストでいいんです。一回死んで蘇る。『荒野の用心棒』のイーストウッドもそうだったように 最後にイニャリトゥのアカデミー監督賞受賞について。これは「こんな作品よく完成させましたね。お疲れ様でした賞」の意味合いが少なからずあると思う。俺からもお疲れ様でした。でもそれならジョージ・ミラーにあげてよって
ジャックニコルソン化進むレオ様
先週観たスポットライトは、各出演者のセリフが多く視覚に訴えるモノも少なく睡魔に襲われる事も・・・・^^; この映画は、ビックリするほど台詞少なく表情と唸り声と映像演出だけで2時間半・・・・^^; 熊に襲われるシーンは、目を覆いたくなるくらいリアルで後すざりする凄さでしたが、助かったとしてもあそこまで復活するには数年かかるような瀕死の重傷・・・ あの極寒環境で、生き延びるのは事実を基にしててもチョット無理があるよね^^;;; ただレオ様が、以前顔真似してた大御所ジャックニコルソンが憑依してるような演技は、オスカーに値する素晴らしさでした。☆4
凄く感動したか、と問われれば どうなんでしょう?
凄いですね!ただ、ただ凄い! 役者の演技も、カメラワークも、 美しく、荘厳な自然の風景も、 心を打たれます しかし、主人公のグラスに 心を打たれて感動するかというと そうではなかったです。 なぜかというと、この物語の 一番の主人公の行動の原動力! 生命を過酷な環境で繋ぎ続けて いられた、理由の大きい所は 殺された、息子の復讐を果たす事! そこが、一番主人公に同調出来る シンプルな動機だと思うのですが、何故かその部分がとてもあっさりというか、印象が薄いため、今一つ心が熱くなりませんでした! むしろ、極寒の中でのサバイバルや、 クマに襲われたシーンが凄すぎて、 『復讐』、より『サバイバル男』という印象のほうが強すぎてしまった感がありました! もっと、親子関係の深さや、父親(グラス)の情が強く伝わるような、場面をもっと増やすべきなのでは! 普通の、人の感性からすれば あの過酷な状況では、たとえ愛する家族を奪われた事への怒りと復讐心すら、どうでもよくなってしまうような、過酷サバイバルです。 そういった意味では、邦画の方が 心の微妙な変動や感情の表現をストーリーに絡めて描くのは、上手いと思います。 それでも、敵役のジェラルドは、とても復讐したくなるというか、怒りを一身にうける悪い男を上手く演じていたと思います。 最後の闘いの行方も、 とても印象的でした! ありか、無しかでいえば 断然あり!の作品です クマに襲われる危険がある方は 是非ご鑑賞を! リアルに、イメージトレーニングできます!!
真面目なエンターテインメント
自然の描写が素晴らしい。音と音楽の融合が絶妙。坂本龍一にこだわった理由がわかる。 ディカプリオは、不思議とどんな役でもディカプリオでしかないのだが、この過酷な役柄を演じても決してレオ様というものが常につきまとう。それ故の善し悪しはあるのだろう。ただ、これだけ身を犠牲にしてやっとオスカーを手にしたことを思うと人気俳優と呼ばれることの辛さを垣間見てしまう。なにせ必ずしもこの映画がレオナルド・ディカプリオ史上最高の演技とは思えないのだから… 映画の完成度は見事。イニャリトゥ監督の真の実力を見ることができた。前作は大都市が舞台で、今回は大自然。常に何かにチャレンジしている印象。それでいて結果も残しているのだから、以降、見逃せないアーティスト。 今回の作品も間違いなく素晴らしいが、ストーリー性があまりにも強すぎるためなのか、後半は完全に飽きてしまった。わかりやすい結末なはずなのに、無理やり分かりにくく終わっている印象がする。含みを持たせるのであれば、単純な復讐劇で終わらせてほしくなかったなーと思ってしまった。 とにかく分かりやすい作品だったので、一生懸命、真摯につくった、エンターテインメントだと思う。
全503件中、461~480件目を表示