レヴェナント 蘇えりし者のレビュー・感想・評価
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アカデミー賞も納得
数々の賞も納得の映画ですがちょっと長すぎかなぁ?ディカプリオ他キャラクターが汚くトムハーディなんて誰たか分からないぐらいでした。熊と馬が可哀想みたいな!ラストのカメラ目線はなんだったのでしょう!今年のGW は日本映画も洋画もアニメも盛りだくさんで時間が足りません!
サバイバル
壮絶なサバイバルでした。実話だとしたらすごいですよ、普通なら感染症やら凍傷やらで生き抜けないだろうと思うけど、、、 途中、あまりの壮絶さで泣けてきた場面もありましたが、前半で「息子がすべて」という復讐につながる強烈な親子関係の描写がもう少し欲しかった。親子だから復讐は当然とは言え映画的に疑問だった。
こういうラスト好きです
映像キレイだし復讐劇は大好きだしで満足の一作品、だが長い。
ラストシーンなんですけど、私的にはヒュー・グラス(ディカプリオ)って死んでませんかね?って思うんですよ。
まあ私が主人公が死ぬエンドが好きだからそう捉えてるだけかもしれませんけど。
死んだ妻の幻影も見えるし、ネイチィブアメリカンのヒューを見る目も死人を見るときのそれだったように感じます。
復讐を神の手に委ねる、みたいな事言ってたのもそういうことなんじゃないですかね?
アクションもかっこいいし満足でしたよ、長いけど。
極上の映画体験
タルコフスキーによると 映画とは時間の彫刻なんだとか。 まさにその言葉を彷彿とさせる こころの底から揺さぶられる作品てした。 ……………………………………………………… 2016.5.12 TOHOシネマズ日本橋にて 2回目も浸ってまいりました。 ……………………………………………………… 2016.4.25 TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞 ごちゃごちゃ言わねぇ 映画というのは 芸術なのだということを 思い出すことができました。 映画からこんなにも 至福な時をもらえるのだということを 再認識することができました。
全てに力みなぎる凄さ
愛する息子が全てだった…その息子を殺された憎しみと復讐心。自らも瀕死の状態なのに、復讐を成し遂げるために生きなくてはならない…生きてみせる…その息づかいが大自然のパワーと重なり、また音楽にも重なり、言葉には言い表せない程の迫力があった。その迫力をみせつけてくれたディカプリオは凄かった✨ アカデミー主演男優賞納得の演技だった。
期待したほどには・・・
冬の北アメリカが過酷で自然がきれいなのは映像でよくわかりました。話の中身はさほど多くありません。息子を殺された父の復讐劇です。賞をとったので見てみましたが、主人公は誰が演じても同じような映画になった気がします。映画時間がちょっと長いかな?
天才イニャリトゥ
熊とその親心。 子熊に銃を向ける侵入者に対し、親熊は容赦なく攻撃する。凶暴なまでの親心は、レオも同じ。子どもを守るためなら何でもする。当たり前のことだ。 四つん這いで、声も出ず、生肉を喰らい、毛皮をまとうレオは、熊みたいだった。「痛そう!寒そう!死んじゃいそう!」のこの環境、熊にでもならないと生きていけないよね。 ただ、熊に復讐心はない。生きている子どもを守るためなら何でもするが、死んだ子どもは決して帰って来ない。 人間の業を超えて、熊=自然界の法則に結末を委ねたレオ。ラストのカメラ目線で、復讐から解放された人間の、真の悲しみを感じた。 天才イニャリトゥが大自然を撮ると、ただのスペクタクル(壮観な見せ物)に終わらない。このセンスは、他の追随を許さない。
ん〜…
個人的に歴史の実話ものはあまり好きではないので、 エマニュエル・ルベツキが撮影だったからという理由だけで見ました。もちろんアレハンドロ監督やディカプリオのアカデミーでの受賞も鑑賞の理由の1つです。 まず素晴らしいのはルベツキの映像美。 トゥモローワールドでも話題になった長回しが注目されてますし、全編ワンカットに見えるように撮影したバードマンでもその手法がとても注目を集めました。 今作でもその長回しはやはり要所要所に見られますが、すごいのは完璧なまでに作り込まれた構図だと思います。 また照明を一切使わず自然光のみで撮影したそうです。そして覚えてる限りだと全編被写界深度が浅い映像だったと思います。背景をボカさずきっちり見せるのもこだわりの1つなのでしょう。 アカデミー監督賞という視点から見てみると、 内容を見れば受賞は当然といった感じです。 ただ今年も受賞するんだったら去年はリチャード・リンクレイター監督が受賞すべきだったようにも思えますけどね。 あの「6才のボクが、大人になるまで。」のね。 ディカプリオも役者魂的なものを魅せていたと思います。 ホントにすごかったです。 ただ本心を言うと、 「ゴメンゴメン、わかったから。あげるから(アカデミー賞)。そこまでせんでもキミがすごいのはみんなわかってるんやから〜。」 って思いました。 なりふり構わず頑張ってましたし、 そうさせたアレハンドロ監督もまたすごいですよね。 ということで、 素晴らしい作品だったのですが、 冒頭にも書いた通りボクは歴史ものは好きではないのです。だから作品全体の超個人的な感想を言うと、 「へー、で?」 です。 ってことで−0.5でした。
良いか悪いかで言ったら良い。 ディカプリオが主演男優賞を受賞した意...
良いか悪いかで言ったら良い。 ディカプリオが主演男優賞を受賞した意味もわかる。 音楽も映像も綺麗で壮大で。 描写描写のカメラワークにはウットリするほど。 逆にそのせいもあるのか悪く言えば長い。すごく長い。 もう少し観る側を退屈させない長さだったらいいなと。 そして生命力、回復力が現実離れしている。 どこぞの魔法を使ってるんやという具合にすごい。 でも映画館で観る価値はあると思う。 DVDだとさほどかな。映画館まで行く方がもっと怖さをリアルさを痛さを寒さを味わえる。
ラスト30分で、しらけた。
復讐劇である。
復讐劇といえば、
アレクサンドル・デュマの「モンテクリスト伯」である。
高校生の時にやめられない止まらない状態で
主人公の感じる悔しさと憤りと悲しみに同調して歯がみしながら
徹夜で読み耽った覚えがある。
でも、グラス(レオナルド・ディカプリオ)の復讐劇には
それほど感情移入ができなかった。
おそらくそれは、
彼の息子を殺したフィッツジェラルド(トム・ハーディー)にも
いちおうの理屈があったため、
単なる憎しみの対象にはならなかったからではないか
という気がする。
なんたって19世紀前半、
成立したばかりの米国と米国人がネイティブ・アメリカンの祖国を蹂躙し、
フランスもまた領土の一部を狙い、
さらにはネイティブ・アメリカンの部族どうしが敵対しあるいはそれぞれに荷担し、
右を向いても左を向いても敵ばかり、という超戦争状態。
その場にいた人間は皆、
自分が生きるためには
どんな理屈だってつけたであろうことは想像に難くない。
その中で、
息子を殺されたグラスの執念はもちろん分かるんだけれど、
殺した側のフィッツジェラルドが完全な悪かといえば、
状況的にそういう説得力はない。
そこが、
復讐劇としては弱いところ。
しかも
2時間半を超える上映時間のうち、
グラスがグリズリーによって死の淵に至ってから
奇跡的なサバイバルを経て甦るまでの話が大半を占め、
もちろんその克明な描写は凄い迫力なんだけれど、
いかんせん長い。
おまけに、
*** ここからは結末付近のネタバレ ***
ラスト30分、
グラスが砦にたどり着いて
逃走したフィッツジェラルドを追うとき、
なぜ隊長と2人きり??
ありえねーーー
どうぞ襲ってくださいって言ってるようなもんじゃん。
ここで、しらけた。
帰ろうかと思った。
それでもその後、もしかして予想外の出来事があるかも
と思って我慢して観てたけど、
予想外のことは何もなかった。
数日前から悩まされてた頭痛が
悪化した。
IMAXで見るべき作品
壮大な自然を舞台に自然光を照明として用いて、長回しのカメラワークでディカプリオを撮る。 正直言って圧巻の一言。 IMAXで見るとその雰囲気はより一層まし、まるで映画の舞台に投げ込まれたかのような感覚に陥る。 スクリーンを見ているというよりも、窓から外を覗いている感覚に近い。 台詞数は少なく、身体全体を使って演じるディカプリオの演技力には驚かされる。 顔が良ければ良い俳優になれる訳ではなく、元アイドル俳優としての地位に悩まされていたディカプリオは、完全に本格派俳優としての地位を確立した後、レヴェナントで更にその地位を確固たるものにしたと感じる。 シンプルなストーリー展開ながらも、その中で魅せる息遣い、雨音や雪の音、動物の鳴き声、そして大自然を計算され尽くして撮る映像。 こんな素晴らしい要素が凝縮されている映画がアカデミー賞を獲得出来ないわけがない。 ここ数年で見た映画の中で最も身震いがした映画だった。 映画終了後、劇場を後にしトイレで用を足した後、トイレから立ち去ろうとする男性陣の「蘇りし者」感も注目の一つである。
壮大なスケール、そして最高傑作
約2時間半という長さを誇りながら飽きのこない素晴らしいスケール感と間の作り方でした。
壮大なアメリカの土地をあれだけ壮絶かつ美しく見せられるものか、と。
そして、ディカプリオの演技の素晴らしさたるや。熊に喉をやられ、途中からほぼほぼセリフなしですが、彼の演技に惹きつけられっぱなしです。雪山で先住民から逃げる様、熊からやられたあとの苦しそうな動き、トム・ハーディに対する憤怒の表情などなど。アカデミー賞主演男優賞には納得です。
また、先住民の1人と食事をきっかけに行動を共にし、降っている雪を舐めて心を通わせる2人。ディカプリオも本作で唯一綻んだ顔を見せた場面でした。それだけに先住民の彼が亡くなった時は心が震えました。
憎たらしいハーディの演技にも惹きつけられましたね。本当に本当にムカつくやつで、物騒な話ですが、ディカプリオから早くボコボコにされてくれっていう気持ちでいっぱいでした。
壮大なスケールで描かれた究極の復讐劇。今年度の最高傑作です。
ズバ抜けてる…
あらゆる面でズバ抜けている… 観終わったあとに出てくる言葉は「…すごい…」しかない。中でも、自然光の中で、計算し尽くされた構図で描かれる圧倒的スケールの映像はどんな言葉でも表現できない…
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