クリード チャンプを継ぐ男のレビュー・感想・評価
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スタローン目当て
メタ的には素晴らしい経緯で成立した企画なのでそれだけでもグッとくる。その上でスタローンがあのような演技を見せたことがとにかく嬉しい。 スタローンは上手くはないがそれでも下手では決してない演技で彼の分身であるロッキーを実在化させている。タイトルはクリードであっても今作は間違いなくロッキーの物語が厚みを加えていて実際のところ関心はそこにいってしまう。 というのも主人公であるアドニスはロッキーのように恵まれない状況ではないし魅力的なガールフレンドも得ている。だから彼が勝とうと負けようと結構どうでもいい。ただし彼が勝とうとすることはつまるところロッキーがそうしようとしていることに繋がっているからラストではカタルシスがある。ここは上手かったと思う。 正直この作品の絵作りはあまり良くないように感じたが、オリジナルのロッキーよりも良かったのはボクシングのシーンで、よりリアリティがあったということ。やや残念なのはカメラワークで冴えを見せたデビュー戦のシークエンスが良かったために、メインの世界戦ではややトーンダウンしていたことだろう。まああの試合はリングの中よりもサイドの方がメインであったと言えるのでそれもまた仕方ないだろう。 さすがに次はもう無くていいと思うけどね。
音楽は今風になった
が、雰囲気は今まで通り。変にモダンじゃないとこがいい 1週間前にロッキー2を観て、あまりの面白さに全部観てからクリードを観たいと思い、満を持して今日観に行った。雪の中自転車で、イヤホンでロッキーのテーマを流しながら映画館に向かう。万全の状態で臨んだ。 ちゃんと今までのロッキーで出て来た定番のシーンの再現もあり、試合に向けて追い込むシーンにはいつも通り引き込まれた。クリードとダートバイクがフィラデルフィアの街を爆走するシーンは必見です。ロッキーのあのテーマの使い方は微妙だったけど、十分満足の内容でした。続編あるなら観たい。 「ロッキー・ザ・ファイナル」で出て来たロッキーの息子とリトル・マリーとその息子は出てこなかった。元気にやってるんだろうか。
面白かった
ロッキー1を現代風にアレンジした作品。観たことない人には新鮮で、観た人には待ってましたと思える内容。ロッキーのライバル、アポロの息子をロッキーが指導するという設定もグッときた。いわゆる典型的なアメリカのサクセスストーリーだけど、娯楽性は満点。スタローンの年齢相応の演技も良かった。シリーズ化は難しいだろうけど、ロッキーファンは観るべき映画だと思います。
新たな伝説
ファイナルを見てからの観賞でしたが?正直本作のほうがしっくりきました。 スタローンの抑えた演技と老いにしびれました。自らつくったキャラクターを数十年演じたことを含めてぜひオスカーを獲ってもらいたい。
ロッキーと同じ
シルベスタースタローン 老たとはいえまだまだ頑張れるんじゃない?と思うくらいだったが余りにも老を前面に出しすぎではないかと思う。 アポロの息子が愛人の子なんていう設定はいらなかったな。 ストーリー的にはロッキーと同じ様なモノだがこういう作品は陳腐に成りがち 少し途中で飽きてきたが 最後の試合の展開は面白かった 良く鍛えられていたしリアル、試合結果もやや意外だった。
感激!
小さい頃お父さんとBSでロッキーシリーズを見ていた私が今、まさかリアルタイムでロッキーの続編を!しかもスタローンがコーチ役!!しかもスクリーンでロッキーのテーマ曲を聴けるなんて!と最初から最後まで興奮していました。多分私と同じ気持ちの方沢山いたんじゃないかなー。 音楽も脚本も俳優さんも全てが良かった! スタローンの家までバイク達と走っていくシーンはかっこよ過ぎです。 観た後も熱い気持ちが収まりませんでした!本当にリアルタイムで観れて感激でした!
まさにいぶし銀!S・スタローン、グッジョブ作。
ロッキーを全く知らない方は、あまりいないと思うが、仮に初見でも、アドニスのボクシング映画として、十分楽しめる。 ファンなら、あの盟友アポロの息子の物語、ましてや、トレーナーに、ロッキー!と夢のような設定に、これまた十分楽しめること間違いないだろう。 大スター、スタローン抜群の存在感を放つも、味のある演技、控えめな演出ぶりが素晴らしい! あのロッキーを演じているから、ただでさえ目立ってしまうものの、スタローンのカットとかが、ロッキーをやたらと強調されたものであれば、ここまで、他のレビューの方も高評価にならないし、わたしも酷評していただろう。 主役は、アドニスであることは、十分表れていた。 ほんと守り立てていたと感じた。 豪快、直球アクションの主役ではなくても、S・スタローンの円熟味の演技は、これからも見物であろう。 彼の次回出演作にも期待したい。
想像超
ロッキー1からファイナル観ていきました。
観れば観るほどハマるスタローン、ファイナルでスタローンの哀愁と生き様に惚れて、クリードにも期待を抱きつつもどこかで結局スピンオフだとロッキーは越えないとタカをくくっていました。
しかし、素晴らしかった。シネマイレージ貯めた分で無料で観たことが恥ずかしい!3000円払ってもいい!
ロッキーのテーマも引っ張って引っ張ってあそこで流すんですね。あの瞬間涙バーですよ。
トレーナーでありながらロッキーにはロッキーの戦いがある。いつもながらロッキーの言うセリフがいちいちかっこいいしぶい!
スタローンがオスカーをとるべきかはわからないけど、とってほしい、そう思えるだけの存在感だった。
いつもは買わないけど、パンフレット買お。もうロッキーのサントラ買お。自分が立ち上がりたいときに聞こ。
絶対続編あるじゃん。ビアンカとロッキーそれぞれの展開絶対あるじゃん。
あとポーリーがついに死んじゃったね。
伝説
伝説を見た。 ここ最近ロッキーシリーズを初めて鑑賞した僕ですら涙が出たのだからロッキーをリアルタイムで観ていた人には涙が止まらないのではないでしょうか。その世代が羨ましいです。 音楽、アクション、ストーリーをどれを取っても最強でした!! ありがとう!スタローン! 長生きしてくれ!!
魂の映画
当初はロッキーまたやるのかと思っていたが鑑賞し、それは覆された。ロッキー愛、映画愛から生まれた魂の映画であり、監督のやってやろうという情熱がすごく感じられる。 ストーリーはもちろん、音楽、カメラワーク、演技その他のすべてにおいて素晴らしい作品であった。席を立ち応援したくなるし、最後は武者震いしながら泣いてしまう。泣けるから良いというのではないが、クリード チャンプを継ぐ男は魂を揺さぶられ泣いてしまう映画なのだ。
観てよかった!
レビューで確認したとはいえ作品への信用度は半信半疑でした。 スタローンがゴールデングローブ助演男優賞を受賞したということで劇場へ。 観て大正解! ちゃんとロッキー節になってました。 スターウォーズでの消化不良感が今作品で吹っ飛んでいきました!
監督のライアン・クーグラーのお父さんがロッキーの大ファンだった影響...
監督のライアン・クーグラーのお父さんがロッキーの大ファンだった影響で自身もロッキーファンとなり、アポロの隠し子を主人公にする話を思いついてスタローンに接触。スタローンはそんなどこの馬の骨と知れない無名のクーグラーにロッキーの脚本を持ち込んだ頃の自分を投影して何の実績もなかった彼に全てを任せた・・・映画を観る前から既にドラマが展開していたわけですが、これは大号泣。途中でスクリーンが涙で滲んでタイヘンでした。
美しい
絵も音楽も絞りこまれた台詞も全てがうつくしい。 クリード、ビアンカの若い新キャラもフレッシュで清々しく好感がもてるし、老いたロッキーに萌えた。(どうしても、ロッキーシリーズのミッキーと重ねてしまうが、ミッキーよりも人間らしさが出てて可愛い) 映像のスタイリッシュでありながら、見やすい点や、なんといっても音楽。 そして、涙なしでは見れないラストへ誘い、絞りこまれた台詞から飛び出す名言の数々を生んで行く脚本。 純粋で熱い人間たちが境遇やお互いのすれ違いや摩擦、自己の葛藤を乗り越えながら、挑戦へと踏み込み、一つの壁を超えた時、感情移入した観客に涙と清々しいカタルシスをあたえたのでした。 とにかくみるべき。そして、ハンカチ必須。 早く続きがみたい! 勇気もらった!明日からもがんばろう! フィラデルフィア、いきたい! いつか、いこう!
予想を遥かに超えて
予想を遥かに超えて良い映画というものは、この先記憶に残るものである。 スターウォーズでは、ある程度の復習をして新作を鑑賞したわけだが、今回ロッキーシリーズは復習も出来ず過去作品はうる覚えのなか鑑賞となる。結果…というか、多分シリーズを見返して観るのに越した事は無いのだろうけど、そんなの関係なく、目から失禁状態が続いてしまう。良い意味で予想を遥かに超えてしまい、もう最初からなんかこの映画「良いかも」と思えたのは久々。単にシリーズファンを喜ばそうとするものでも無く、全くシリーズが分からない映画ファンでも、確実に燃える試合いシーンや、訓練シーン。スポーツを題材にした映画の中でもあまり見た事ない撮り方だなぁと感じましたねぇ。個人的には、ボクサーの紹介の仕方が好きだな!それは観ての楽しみなのだけど。ドキドキ、興奮、涙無しでは観られないこの作品、絶対オススメですよ。
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