バジュランギおじさんと、小さな迷子のレビュー・感想・評価
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泣きすぎて頭が痛い。
『バジュランギおじさんと、小さな迷子』字幕版
※「十二人の死にたい子どもたち」を見た後に鑑賞。
*主演*
サルマーン・カーン
ハルシャーリー・マルホートラ
*感想*
え~スコアは星5つまでですか?いや、もうこれは、星10個上げたいぐらいですよ。
インド映画は久々に観ましたが、大当たりでした!感動した!涙涙の連続だし、パワンはお人好しのハヌマーン信者、シャヒーダーちゃんは、声が出せず、あるハプニングで母親とはぐれ、インドで迷子になってしまう。シャヒーダーちゃんは、ハヌマーン信者パワンと出会う。
細かい部分は省きますが、パワンは迷子になったシャヒーダーちゃんをなんとかして国境を越えてパキスタンにいる両親に会わせるために旅に出ます。旅先で支えてくれる人もいれば、当然邪魔をする輩もいます。たくさんの障害があって、最後はめちゃめちゃ感動します。
ちなみに僕の両隣にいた男性と女性は泣いてました。僕も思わずハンカチで涙を拭いました。。泣きすぎて頭が痛くなりましたw
インド映画ならではの歌とダンスもあります。
個人的に最初の歌とニワトリの歌が好きですw
異教徒のことは詳しくありませんが、インド人とパキスタン人は互いに憎しみ合っちゃいけない。パワンは良い人ですが、協力者も良い人でしたね。
総じて、最高の映画でした!笑いアリ!涙アリの連続!!シャヒーダーちゃんは天使です!
ラーマ万歳!!\(^^)/
ラスト30分涙涙涙涙涙涙涙涙涙
落語っぽく感じる人情噺
インド映画ってこんな丁寧に撮るんやなって思った。
細かくわかりやすく説明しすぎな感はある。だから演出も演技もくさく感じるとこはいっぱいあって、序盤はやっぱ見てられないかなーって思ったけど、中盤あたりからはコメディー?要素の割合が増えて、いい感じにクセになりました。命がけやのに笑って観れるという珍道中になってた。
それであのクライマックス!あんなん誰でも泣いちゃうわ! 落語でいうサゲは完璧!すごいシックリきた。
見終わった後は映画の長さももう許せてました。
あと国の違い・宗教観の違い・国同士の歴史とか詳しいことはわからんけど、まだまだ根深い問題も残ってるんやろけど、この映画が作れてインドでも大ヒットしてることがなにより!
なぜだか『ボヘミアン・ラプソディ』を思い出して・・・
『ライオン 25年目のただいま』でも感じたインドの広さ。グーグルアースを使っても見つからない広大な土地と世界第2位の人口を有するインドに、世界第6位の人口のパキスタンまで追加しなければならない。さらにインドとパキスタンの関係、宗教の違い、様々な問題を考えさせられた上に、主人公バジュランギのようなバカ正直な男が多ければ世の中も変わるのにな~としみじみ感じる映画でした。
『ライオン』の少年はサルーでしたが、今作で何度も登場するサルはハヌマーン神(ハマカーンではありません)。バジュランギを演ずる人気俳優もサルマーンだ。見終わった時にはつい「ラーマ万歳」と叫びたくなるほどだった。グーグルアースは使ってないけど、記者がYouTubeに投稿している点も見逃せない。一方、声が出せないパキスタン少女が可愛すぎるのですが、言葉はわかるので、「出身地を言うから当たってたら手を挙げて」というセリフにも反応する。これがまたいい。
宗教の問題は元々同じ国だったのにヒンドゥー教とイスラム教の違いで国を二分割された歴史的経緯があるので、寺院とムスクも厳格なしきたりがあるのだろうけど、この映画では宗教の隔たりでさえ、特にイスラム教では門戸を開放するような描かれ方でした。たしかに、ヒンドゥー教は古代バラモン教を基本としているため、階級制度が未だに残ってるためか、少女ムンニーもバラモンとかクシャトリヤではないかと思われたシーンがありました。簡単に言えば「この子、貴族の子じゃない?」といった感じでしょうか。
さて、バジュランギも親方の娘ラスィカーとの結婚を考えるようになり、ムンニーを故郷の親元へ帰さなくてはならなくなりました。わかってるのはパキスタン人だということだけ。大使館へ出向いたら、たまたま暴動が起こり、ビザも発券されなくなり、密入国者の手を借りなければならない。怪しい業者に頼んだら、それがまた「ホテル・タージマハール」とかいう娼館に売られそうになったりと困難極まる状況に陥る。そして手引きする業者を使って国境越え・・・
後半は警察や軍隊に追われ、記者も同行する羽目になり、壮大なロード・ムービーと変化するのですが、正直の上に“バカ”がつくほどのバジュランギの心に打たれてギスギスした人の心が穏やかになっていく様子がとても爽やかでした。悪い人間も登場するにはするが、徐々に良い人に変化する。パキスタンではスパイ扱いされるのですが、彼の前では“敵”なんてものが存在しない。純粋な宗教観で子を親の元に帰すという行動にみな心が動かされるのだ。観客も同じように、笑わされ、泣かされ、バジュランギの善き思い、善き言葉、善き行いに感動すること間違いなし!
インド映画といえば、踊り歌う、ミュージカルもこの作品でもやっぱりあるのですが、最初はインド音楽っぽく、途中からイスラム音楽へと徐々に変わっていく様子も必聴。インドとパキスタンの音楽の融合も果たしているのですね♪
すごく良かった!
まずはバジュランギおじさんがめちゃかっこいいし、ムンニー(シャーヒダー)はめちゃ可愛かった😍
国と国との問題、宗教間の問題、と自分が経験したことのないことなので妨げにしか見えないけれど、きっと当事者たちにとってはすごく重要な問題なんだろうなーと。
あと、敵国間の話なのに"本当の悪人"があまりいなかったのも良い。
もちろん主人公たちの妨害者にあたる人物はたくさんいるけど、自分の中の正義を貫いた結果なので、"悪人"というわけじゃないし。
中盤のバスのシーンで状況を聞いた乗務員が言ったセリフを聞いた時、正義を職としているお役人より民間人の方が人の心を持ってるよなーと思った。
人生に必要な「愛」は「恋愛」じゃなくて「人愛(仁愛)」だよ。
若干ありきたりではあるけど
やっぱり泣かされる…
胸打たれる
パキスタンの人は見ることできるのかな?
笑いあり涙あり
【人の情けに支えられ、インドとパキスタンの対立を乗り越え、故郷に戻ろうとする少女と人の良い青年の二人旅の姿を描いた素晴らしきロードムービー。】
ー 2015年公開のインド映画が日本で漸く公開。ー
・インドとパキスタンの宗教観の違いや、過去の両国の歴史の軋轢による数々の困難を、正攻法で乗り越えてインドで迷子になってしまった声が出せない女の子シャヒーダー(笑顔が素晴らしい・・)を故郷パキスタンに連れていくお人良しな青年、パワン:バジュランギおじさん(サルマン・カーン)。
・数々のトラブルに遭遇しながらも、少女の無垢な笑顔とパワンの人柄で乗り越えていく姿・・。
・ラスト30分は涙が溢れる・・。
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・今のような時代だからこそ、観たい映画だと思います。
・簡単なヒンドゥー教とイスラム教の知識 インドとパキスタンの歴史を知っておくと観やすいですが、無くても充分面白いです。
・ダンスも楽しいし、カシミール地方の山岳風景の美しさにも癒されます。
<2019年1月19日 劇場にて鑑賞>
■追記
大英帝国統治下だった、インドとパキスタンの分離独立の歴史を忠実に描いた「英国総督 最後の家」(2018年作)を今作と合わせて観ても、面白いかと思います。
初心者でも見やすい
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