バジュランギおじさんと、小さな迷子のレビュー・感想・評価
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懐かしくほっとするような映画
ストーリーがシンプルで小賢しい面倒な展開が無く
「三丁目の夕日」のような懐かしい感じがして良かった。
助けようとしている迷子が人身売買されようとしていることに気付き、超善人の主人公が大暴れして救出する。正義や平和は唱えているだけでは実現しない。
隣接する二国間で憎悪の連鎖をしていても何も生まれないというがその通りだ。
しかし一方的に憎悪を生み出している国や民族や人とは一線を画さないとそれこそ何も生まれない。
最後に迷子が両親のもとに帰れたのは良かった。それに迷子役の子が本当にかわいい。
160分があっという間の作品!
ラストシーンが凄い!
そこはマイベストかも!
盛り沢山な展開と良質な音楽と歌詞。
全てのテンポが良い!
言葉の喋れない子供のシャヒーダー。
表情で語る演技がとても良い。
ストーリー
展開
テンポ
風景
曲
詞
全てが良かった!
ラストの号泣度。
かなり高め。
大満足( ´∀`)
前半部分
バジュランギおじさんはたったと壁を乗り越える。
婚約者なんて、それより先に一番大切なことがわかってる。
肉を食べ、異教徒だとわかった名前も知らない子どもをギュッと抱きしめた!
ヒンドゥー教徒でも、イスラム教徒でも、インド人でもパキスタン人でもない私には、この映画の描こうとする難しさや問題の大きさが半分もわかってないだろう。でも、わかろうと努力することや耳をちゃんと傾けるってことをしたいと思った。
気になってはいたけど結局映画館に観にいけずに、自宅鑑賞した映画でこんなに泣いたことはない。
ハナジュルジュルナキおじさんになっちゃったよ
吉祥寺アップリンクの2019見逃した映画特集で観賞しました。
良かった~
鼻がズルズル。まわりからもズルズルが聴こえる。
最後の30分ぐらいから涙が出て、しまいにゃ頬で塩分析出して痒くなっちゃった。ちょうどポケットに入っていたセブンイレブンのお手拭きが役に立ったよ。
そのあと、もう一本渋谷で観て帰ろうと予定してたけど、トイレで涙乾かして、インド系(スリランカ)のビリニちゃんとピュアちゃんのいる吉祥寺ふれあい酒場ほていちゃんで昼呑みすることにした。なめろう、マグロ軟骨梅水晶、牛バラすき鍋、熱燗(副将軍)で本日終了❗
おバカさんなのか
「序盤は、「悪い人じゃないんだろうけどおバカさんなの?」という感じだったが、いざ決めた後はその鋼鉄の意志と行動力にただただ圧倒されるばかり。そしてあのラストはズルイです。反則です。ルール改正を要求します。
反則といえばそもそもシャヒーダー役のハルシャーリーちゃんが反則です。ズルイです。
脇役たち(国境警備隊長(往路)、記者、モスクの先生等)もガワはただのおじさん/おじいさんなのに中身は超絶イケメンがずらりという反則仕様です。
劇場で観なくてよかったです。大の大人が公衆の面前で号泣する羽目になるところでした。客に恥をかかせようとするとは、誠にもってけしからん映画でした。」というネタを考えたが…ボツ。
2カ国仲良くなればいいなぁ
幼い頃から声が出せないパキスタン人シャビーダーは寺院の願掛けに母親と出かけるが、途中国境跨いだのインドで置き去りに。
そのインドで出会ったお人好しのバジュランギがしょうがなくシャビーダーの帰還を手助けする御話。
上映時間が長いのはインド映画特有の歌があるからw。そこは暖かい目で観ましょう☺️
所々「バジュランギおじさんはアホなんか?」と思ってしまう所はあるものの、シャビーダーを何とかパキスタンの故郷へ帰してあげようと頑張る姿には、ついつい続きを観てしまう魅力はある。
旅の途中合流する特ダネ専門リポーター&カメラマンも映画に良いアクセントを加えて、物語をより感動のラストへ導いてくれた。
終盤・ラストはベタで誰でも予想つく展開ではあるが、ウルっと涙を誘うし、観てよかったと思う作品でもありました。
過去視聴作品「PK」の様に、インド&パキスタンの政治情勢も絡む作品だが、垣根を越えて良い民族同士になろうとする想いが伝わる作品でした。
「YOU達、仲良くしちゃいなよ!」と天国から聞こえて来そうな作品ww
インド映画に耐性が出来、好きになった方にはオススメします。
愛はすべての壁を越える / イマジンの幻
自分の命を捨ててでも迷子を助けようとする愚か者の勇姿。
こんな愚か者の夢が、いつかは必ず世界を甦らせるのだと、その希望を胸中に回復させてくれる映画でした。
真夜中にヘッドフォンを着けてDVDで観ました。
だから自分には聞こえなかったのですが僕は声を出して泣いていたようです。
主演のバジュランギおじさん=俳優のサルマーン・カーンは、この演技は本気ですね、真心から2つの国の分断の回復を祈っている彼の「素の表情」が出ているように感じます、彼は制作にも関わっています。
その点“おじさんつながり”でフランス映画「バティニョールおじさん」の事もあわせて思い出しました。監督自身が主演を演じ、そのストーリーにのめり込む真剣さのあまり監督はバティニョールおじさんそのものに化身してしまっています。小さな命を守るために怒り、泣き、愛を絞り出すのです。おじさんの鬼気迫るエンパシーからシンパシーへの変化。
ご覧になっていない方にはこれもオススメです。
インドとパキスタンは元々はひとつ。今は水爆を構えて睨み合う隣国。
それにしても「植民地」は罪だな。喜びの独立を果たしたかったはずのふるさとの心を破壊して、思ってもみなかった分断と仲違いを残して列強 (宗主国) はケツをまくって逃げるから。
イギリスがやらかした香港も、そしてアジアにおける中国 × 台湾の一触即発状態や、南北朝鮮の戦争状態についての旧宗主国=我が国日本の過去も。
そんな事も思いました。
・・・・・・・・
2024.7.7. 再観賞
塩尻市の、わが推しの映画館「東座」にて、
いつもはふんわりとパフュームが香る館内が、今日はカレー✨✨です!
松本の「DOON食堂 印度山」のご主人が素晴らしく美味しいキーマカレーを提供してくださいました。
うーん、こんなに上等の挽き肉をふんだんに使って、儲けになるのだろうか?と心配になるような一皿でした。
オーナーのアシシュ・シルプカーさんはバジュランギおじさんみたいに お人が良いんでしょうね。北インド、ウッタラーカンド州デーラー・ドゥーンご出身。
小さなロビーでお客さんたちは上映前に舌鼓です。(僕はテイクアウトで頂きました)。
いい館主は、いいお友達をお持ち。
素敵な人脈のおかげで、こうして映画とコラボした楽しい企画をやってくれます。
もちろん今回もいっぱい泣きました。
はからずも、泣いてしまった
密入国の旅するまでが、とにかくたるかった。
主役の男性が小綺麗に、スターのまま過ぎて。
これはインドのキムタクドラマ!?っていう感じだった。
もう観るの辞めようかって位。
なのに、旅から急変。
スターが、小汚なくなってる!
映画がリアル感に満ちて来てる。
何時からか、私の眼から涙が溢れて来る(ToT)
あり得ない!あり得ない!
なのに、それでも嬉しい!
観て良かった。
インドとパキスタンの関係わかった。
最後まで気になったこと。
旅行中、バジュランギの髪が伸びて欲しかった。髪のセットが乱れなさ過ぎて残念。(笑)
インドに行ったことあるけど、街は小汚ないんで、本当。あんなスターは、街に歩いてない。
人と人の繋がりに"境"無し
直前に観た「判決、ふたつの希望」も
"相違な国・人種・宗教がぶつかり合いながらも理解していく"
良作であったが、本作もテーマは同じでより分かりやすいエンタメ作品となっている傑作でありました!
ラストは素直に感動、感涙!!
シンプルで力強い
一人の男が国境を越えて迷子を家に送り届けるというシンプルな物語だけど、インド、パキスタン両国の複雑な背景が物語に深みと面白さを与えている。
長尺だし、インド映画らしく歌や踊りも盛りだくさんだけど、伝えようとしているテーマはシンプルで力強い。
全てを超えて行け!
面白かった。
子どもも飽きずに観てたのが印象的だった。
ただ愛のために、宗教も国同士の問題も、
国境も自分自身の価値観も超えて行く様に
感動しました。
全体的な雰囲気も明るくて良かった。
実際そう上手く行かないだろ!とは思うけど、
登場人物みんなの根底に愛がある優しい雰囲気に
ホッコリ出来ました。
ムンニーの底知れぬ可愛いさも
ヒットの要因の一つだと思う。
「憎しみには誰もが興味があるが、愛には興味がない」
という台詞が印象的だった。
どこの国も一緒だ。
日本も韓国との関係が悪化してる今こそ
観るべき映画なのではないかな?と思いました。
ボリウッド童話
旧インドは英国の植民地政策で不満を逸らすためにヒンドゥー教徒とイスラム教徒の反目を利用してきたこともあり、独立時にインドとパキスタンに分裂した。統一を願ったガンジーも暗殺され今では核でにらみ合う最も危険なエリアと言われて久しい。
製作・脚本・監督のカビール・カーンはムスリムの父と、ヒンドゥー教徒の母の間に生まれ、自身も2児の父である。今の大人たち世代では難しいとしても子供たちの時代には平和が訪れるように願って童話のような話を創ったのでしょう。もちろん親が観てもよほどの偏屈でなければきっとほっこりと癒されるでしょう。童話といってもボリウッドのプロが作っていますから映画に遜色はありません、お約束の歌や踊りも、童話ですから多少怖い話も、そして奇跡が起こります・・。
二本立て二本目、今日の本命。 期待度マックス、満点を願ってた。だっ...
二本立て二本目、今日の本命。
期待度マックス、満点を願ってた。だって少女が可愛すぎる。
しかし、始まってみて少々ガッカリ。随所に見える。女性蔑視といきすぎの宗教信仰。踊りはほぼ男性のみ、幼い少女の人身売買。少女の行く末が心配。真面目すぎて周囲を危険に晒す主人公にもイライラ。加えて時代錯誤の拷問警察。
しかし、ラストは魅せます。分かっているのですがやられます。宗教を超えて人間としての愛を、というメッセージも良かった。でも最後もやっぱり神?というのがまことに残念。印パを始め、宗教に毒された人々に届けて欲しかったのだが。
ゆきすぎた宗教崇拝、もうやめにしませんか。世界の争いはほとんどがこれ。せめて他の信仰を許容できる寛容さを。切に願います。
反則と思えども心動かされるハートフルストーリー
物語は結構冗長。筋もまあまあ予測できるもので、全体的に力業感がある。
なのに、抗えずに心動かされるのは、何故なのか。
迷子の子役の愛らしさは、もう理屈ではない。台詞のない役を、仕草や表情で力一杯表現する演技力は壮観。
また、発信するメッセージが解りやすくブレがない。国を越え、宗教の違いを越えた、人と人との、尊重、共感、思いやり。紛争や諍いの絶えない現代に、ホッと温かさをもたらし、自らの身を振り返らせてくれる。
ヒンドゥー、イスラム、どちらに片寄る事なく、双方に不理解と寛容さが描かれているのがいい。敬意をもって、相手の宗教の仕草で感謝を表したラストシーンは感動した。
ハヌマーン神を信仰する、朴訥で正直者の主人公というのが寓話的でもあるが、非現実な奇跡に偏りすぎず、現実のままならなさをもしっかり描いているのも、この映画では良かった気がする。
青年と少女、途中からもう一人加わって、都会から山岳地帯まで美しい景色の中を、人々と出会い、トラブルをすり抜けながら旅していく様は、ロードムービーとしても楽しめる。
長い上映時間や深刻なテーマも、歌や躍りやコメディ要素、たっぷりの愛と人間性に交えて、苦を感じさせず見せ抜いてしまうのが、インド映画のパワーなのだろう。
語るより、とにかく見て!伝わるから!と言いたくなる映画。
究極の愛と平和
笑いと涙に包まれる究極の愛と平和の物語。肩が震えるほど感動し涙が溢れ出た。ストーリーも緻密で丁寧に少女の誕生から入念に作り上げられている。要所要所で流れるミュージカル音楽も気分転換になってより一層楽しめる。
そして、何と言ってもシャヒーダー役の天才子役・マルホートラが実に素晴らしい。声を発せない難役を動きと表情だけで見事に演じきっている。彼女のキュートで愛らしい姿に完全に打ちのめされた。
個人的にはバーフバリやダンガルを超えるインド映画ナンバー1作品。映画大国インド恐るべし。
2019-110
今年上半期1位、いや、もしかして人生トップ5入
スケールが大きくて感動、ユーモア、絶景、キャストの演技、などなど魅力満載、映画館で観てよかった!
長くても長さを感じなかったし、子役の女の子がホントにかわいいし、バジュランギの純粋さ、彼の周りの人々のあたたかさ、
ちょっと無理に辻褄つけているところも、エンディングがベタなところも映画的でむしろ楽しめるし、次に観ても泣いちゃうと思う。
今年上半期は間違いなく1位だと思うし、今後も心に残る映画の上位になりそう。
日本で劇場鑑賞できる歌って踊りすぎないインド映画(特にロードームービー的な)には当たりが多い。
【チャーリー】【きっとうまくいく】などもお気に入り。
冒頭から前半 ☆☆☆ 前半から中盤近くウトウト…と (-_-)zz...
冒頭から前半 ☆☆☆
前半から中盤近くウトウト…と (-_-)zzz
中盤 ☆☆☆★★
この辺りから段々と面白くなって来る。
後半 ☆☆☆★★★
そして…。
クライマックス ☆☆☆☆★
もうあかん。(/ _ ; )
これ搾り取られるヤツだ!
なんとか決壊は免れたのは、前半部分に乗り切れなかったからで。もしそこをクリアしていたらクソやばかったな〜。゚(゚´Д`゚)゚。
2019年4月7日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン2
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