劇場公開日 2019年1月18日

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バジュランギおじさんと、小さな迷子のレビュー・感想・評価

全145件中、101~120件目を表示

4.5インド映画ってすごい!

2019年2月4日
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鑑賞方法:映画館

初インド映画鑑賞。噂には聞いていたけど、インド映画って面白いかも。
いろんな背景が複雑に絡み合ってうまくいかないことがたくさんあると思うけど、相手を思いやる愛があればきっと国同士もうまく行くはずなんだとパワンは教えてくれている気がする。長い映画だったけど、中だるみも無くコミカルに、時には厳しく、優しくいろんな要素を盛り込んで楽しかった。最後は観客が鼻をズーズー鳴らして泣いているのがよくわかる。号泣必至。インド映画にハマるかもしれない。

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ちゃんぷるー

4.0生きていくという難関

2019年2月2日
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泣ける

楽しい

幸せ

インド映画を観ている途中に毎回思うことは、宗教や政治のことをもっと知りたい、勉強しよう、ということ。
でも観終わると、うーん今すぐに勉強しなくてもいいかな、休みたい、となってしまう、映画の長さ。
それがあってこその、良さなのですが。

この映画の寄り道は、全部正しかった

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ひな

4.5笑いあり涙ありのインド発感動的ロードムービー!

2019年2月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

先日の1/29(火)に、父親が感動できる映画を観たいというので、MOVIX京都にて、本作品を一緒に鑑賞してきました。

本編上映時間が159分間と、かなり長いので、年老いた父親の膀胱が保つかどうかヒヤヒヤしましたが、映画のエンディングの際までトイレに立つ事なく無事に鑑賞出来たのが先ずは何よりでした(苦笑)。

インド人の青年が、声が出せない障碍を持つパキスタンから来た迷子になった少女を連れて、果たして無事に故郷の村の親元へ送り届ける事が出来るのか?と言った、お話自体は至極単純明快な映画なのですが、ヒンドゥー教とイスラム教といったその信仰する宗教の違いなどから、1947年。インドがイギリス領の植民地支配からの独立をする際に、インドからイスラム教徒の多い地域がパキスタン・イスラム共和国として分離独立をして以降、約70年以上に亘りインドとパキスタンは国家間で対立し未だに敵対関係にある中、パスポートもビザも持たずに、国境を越えていくのは、まさに苦難の旅であり、ましてや、口の利けない為に、迷子の少女の故郷がパキスタンのいったい何処なのかも皆目見当が付かない状態の無謀とも言える旅なのでした。

正直者でお人好しな主人公パワン(愛称:バジュランギ)を演じているのは、インド映画界でも最も影響力のある「3大カーン」の一人、サルマーン・カーン。
本作ではプロデューサーも兼務する彼が、これまでの肉体派アクションスターのイメージを一新して、お人好しな青年役を演じています。(アクションシーンも多少あります。)

声を出せない迷子の少女シャヒーダー(インドでは名前が分からないので、お嬢ちゃん・おチビちゃんの意である「ムンニー」と呼ばれる。)の役柄を、豊かな表情で見せてくれているのは、約5.000人のオーディションから選ばれ、映画初出演の本作で超人気子役となったハルシャーリー・マルホートラ。
撮影当時はその役柄と同じく実年齢6歳との事ですが、そのあどけない表情から溢れんばかりの<もの言わぬ演技>で観客の心を魅了していました。
彼女の演技なくしては、この映画の成功はなかったとも言えるほどの可愛らしさでした。

監督は、『タイガー ~伝説のスパイ~』(2012年)でサルマーン・カーンと初めて組んで、同作品でも大ヒットをさせたカビール・カーン。

お話しの流れ的には、

パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)。
幼い頃から、耳は聞こえるのですが、声を出せない障碍を抱える娘を心配したお母さんと一緒に、インドの有名なイスラム寺院に願掛けに行くのでしたが、帰り道で一人インド取り残されてしまうのでした。
そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者の<バジュランギ>ことパワン(サルマーン・カーン)でした。

これもハヌマーンの思し召しと考え、母親とはぐれたシャヒーダーを、仕方なくムンニーという愛称で呼び、一時的に預かることにしたパワンでしたが、やがてムンニーがイスラム教徒のパキスタン人だと分かり、彼や周囲の人間は驚愕します。
宗教観や食文化の違いだけならば未だそれほどにも困惑しなかったのですが、前述した様に、イギリス領の植民地支配から、インド建国の際に、宗教的な見地から、イスラム教徒の多い地域は、パキスタン・イスラム共和国として、インドから分離独立して以降、歴史的な軋轢が未だに脈々とインドとパキスタンの両国間に対立する根深い感情が残っている事もあり、パワンの愛する彼女ラスィカー(カリーナ・カプール)の厳格な父親からも「今すぐこの少女を故郷へ帰せ!」と一喝されて、一度は怪しい旅行代理店にムンニーを預けてみたものの、可愛いムンニーは売春宿に売り飛ばされそうになってしまっていたのでした。

遂に、パワンは、パスポートもビザもない状態で、ムンニーを伴って国境越えをして故郷へ送り届ける決意をします。

インド人のパワンにとっては、近くて遠い国パキスタン。
パキスタンの国境警備隊に見つかる危機の後も、パキスタン国内ではインドに潜入したスパイに間違われて警察に追われる波乱万丈の二人旅。

途中、パキスタン人の報道レポーターが同行してから、3人のロードムービーともなり、映画の質感が若干変わって、インドとパキスタンの両国間の複雑な関係も見え隠れしつつも、パキスタン人の彼の友情に満ちた活躍が奇跡的な展開を招くことにもなるのでした・・・。

といったイントロダクションの映画でした。

冒頭のカシミール渓谷の空撮による大自然も美しくて凄かったですが、本編上映時間159分の間、インドのボリウッド映画独特な<ダンス&ミュージックシーン>も、ふんだんに盛り込まれており、主人公パワンのその派手な登場シーンからして、その華々しさには驚かされましたね。
また、この<ダンス&ミュージックシーン>のパートを古典舞踊の様なダンスで彩るのは主人公パワンの愛する彼女ラスィカーを演じるカリーナ・カプール。

物語は後半に進むほどに、<もの言わぬ>子役ハルシャーリー・マルホートラが完全に持って行っていましたね。

終盤の展開も、想定の範囲内の内容であり、観客の中には、予定調和的・ご都合主義的過ぎると揶揄される人も中にはあるかも知れないですが、主題は、宗教や人種、国家・国境を越えた普遍的な「人間愛」を描いた作品でありますが、1947年以降のインドとパキスタンの分離独立による確執の歴史を鑑みると、現実的にはそう易々とは有り得ないファンタジーの様なお話なのかも知れません。

しかし、この映画はインドで大ヒットしたそうですので、この映画を観て、インド人、パキスタン人、しいては世界中の多くの国の方々に向けて、「世界中がこうなったらいいのになぁ」という祈りの気持ちがギッシリと詰まっている作品なので、この映画を観て多くの人たちの意識改革にも繋がれば良いなぁと思いましたし、50歳過ぎのオジサンの私は、そんな理屈抜きに、涙腺崩壊状態でした。

私的な評価と致しましては、
『LION/ライオン 25年目のただいま』(2016年)でも描かれていた様なインドにおける多大なる迷子問題や、それに付随する人身売買問題などの社会問題も併せて描きつつ、本作では、更に、宗教や人種、国家・国境を越えた「人間愛」を描いた作品としても素晴らしい作品かと思いましたし、何よりも<もの言わぬ演技>で観客を魅了したシャヒーダー役のハルシャーリー・マルホートラの好演が見事に尽きた作品でした。

従いまして、五つ星評価的には、ほぼ満点の★★★★☆(90点)の高評価も相応しい映画かと思いました次第です。

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HALU

4.0映画らしい幸せに包まれる。タイトルバックに『松竹映画』と入れたくなる。

2019年2月1日
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映画らしいやさしい映画。

涙と笑顔と。耳の聞こえない少女と優しいおじさんと旅。

踊りと歌と古風な美しい女性。頑固な父親も付いてくる。

エンドロールに『松竹』の文字が欲しくなる。

平和を願う民衆もあらわれて、権力者の傲慢も軽やかに見せて、これこそ映画の正しい基本型。

幸せな時間でした。

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エク

4.0とても良い映画

2019年1月31日
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鑑賞方法:映画館

"インド映画、ここに極まれり!"…みたいな作品でした(笑)

大袈裟で仰々しい、いつものインド映画…安心して観ていられます(笑)

*ラストは、普通に抱き合う方が良かった…あの絵面は今ひとつでした。

*鑑賞前に、インドとパキスタン(印パ)の両国間には、宗教的な対立関係があるとか、簡単な背景は知っておいた方がより楽しめるでしょう。

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stoneage

5.0たくさんの人に勧めたい

2019年1月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

こんなにすてきな映画なのに上映館が少ないのが不思議。インドとパキスタンの普通の人たちが平和を望んでいることが伝わってきます。平和を妨げるものが何であるかも含めて。それを笑いと涙満載の画面で伝えてくるところが素晴らしかったです。もう一度、見てもいい。誰かを誘って。すてきな文化は広げたくなるし、広げないともったいない。

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tamachan

3.0少しくどい場面も・・・

2019年1月31日
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笑える

知的

日本人には宗教の感覚がわからないので、
「え?そんなことで?」というのが結構連続します。

あと全体的に長いです(笑)
くどいというか、、、
最後のスローモーションの場面も長くて長くて・・・
インドとかあちらの映画の特徴なんですかね・・・?

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みーさとぅ

5.0最高の笑顔と

2019年1月29日
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気のええおっちゃんたち
最高に熱かったわー
もうあの天使のような笑顔にグッと持ってかれた!
時間なげーしなぁ…なんて迷ってたけど、あっちゅーまに終わってた。
ヤバいわあの笑顔😆

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にゃにゃ

5.0インドだからこそ。

2019年1月29日
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インドという土地柄だからこそ、国境や宗教を超えるということに大きな意味があり、この物語は、この映画は傑作になるのだと思います。
出てくる人、出てくる人みんなが心が広く暖かで、本当にいい人情劇。
決して意外性があるわけじゃないけど、ラストの感動は計りしないものでした!!

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ハワイアン映画道の弟子

5.0超おすすめ!2時間40分なんてアッと言う間!

2019年1月29日
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泣ける

楽しい

知的

今だに対立している印パ関係を反映して、「愛」は宗教も国も越えるというのが主題。シンプルっちぁシンプル。作りも、歌とダンスがてんこ盛りのインド映画の典型っちぁインド映画の典型。
ところが、今世界の至る所で、人道が蔑ろにされ、人間を大事にしないくせに宗教を名乗る輩が多いせいか、シンプルな内容が妙に胸に迫ってきて、最後の方は涙無しでは見られない。

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こばりん

4.0インドの味

2019年1月28日
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泣ける

笑える

幸せ

全編をとおして優しさがあふれていた。
素朴な雰囲気もありつつ、圧巻のダンスシーンや格闘シーン、ハラハラする逃走シーンなど見どころいっぱいだった。
たっぷり二時間半くらいの作品だが、長さを感じさせない内容だった。
あと、インドの相撲みたいなやつ、すんごいグロい。

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にしゃーん

4.5良いはー

2019年1月28日
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良いはー
子ヤギがねー
歌と踊りを編集したら もう少しコンパクトに成るんでしょうが
それではインドでは満足しないんでしょうね。

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sambalsoton

4.5ムンニーはおチビさん、お嬢ちゃん

2019年1月28日
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喋れない子供という設定や、国境警備隊のくだりなどは気になる人もいるもしれないけど、ムンニーが可愛いし、ごじゃごじゃ言わんと観て欲しい映画です。

これまた、人に勧めたくなるほっこりする映画です。

ハヌマーンは孫悟空のモデルという説もあるそうです。

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ハリソン

5.0めっちゃ感動作!!

2019年1月27日
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泣ける

笑える

幸せ

予備知識はなかったのですが、序盤でストーリーは読め、予想どおり涙が溢れました😭
さすがインド映画、素晴らしい作品つくりますね。

あまり上映館多くないですが、この作品は是非ご鑑賞お勧めします。

今年21本目

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かん

4.0出発するまでが長い

2019年1月27日
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Twitterでおじさんと女の子のロードムービーと聞いて観に行ったのですが、出発するまで結構長い…ヒロインとの馴れ初めの話もめっちゃ長い…もしかしてロードムービーのパートって短い??と思っていたら、そこから先が壮大で、異国での珍道中と人情、追われる緊迫感、そして山岳地方の美しい風景を存分に楽しみました。
最初はバジュランギおじさんの正直さにイラッとしたりもしたけれど、観終わったあとはそう思った自分を殴りたくなりました。

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mtk

4.5インド版ボーダーライン

2019年1月27日
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女の子を送り届けるために命がけで、国境を越えようとしてるって点では、インド版ボーダーライン!ただ、こっちはめちゃくちゃ愛に溢れてます!!

子役の女の子、しゃべれないから表情だけで演技してるんだけど、「それは言っちゃダメ」とか、「あちゃー言っちゃたよー」っていう表情が上手い!!そして可愛い!!あの子の笑顔とか涙に、心わしづかみにされちゃいますね。

全くの予備知識なく見たんですが、これってミュージカル??はたまたミュージカルが普通なのか?インド映画って、熱量が半端ないね!

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Rinko

5.0最高でした。

2019年1月26日
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興奮

知的

今までで見た映画の中で1番と言えるほどの作品でした。感動しました。

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型取り

5.0映画の都

2019年1月26日
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泣ける

笑える

楽しい

去年ぐらいから個人的に『バーフバリ』、『ガンジスに還る』とかなりインド映画にハマっていた。その中でも1番好きと言っていいほど上位に来たのが今作である。

また軽い感じのインド映画だと思ったが、インド、パキスタンの両国の文化の違いや、ヒンドゥー教とイスラム教の違いによるイザコザ、印パの現代においての対立がかなり濃密に描けて、登場人物が狂わせていたところがかなりうまかった。そのためかなりキャラクター像がはっきりしており、直ぐにキャラクターが好きになった。

この映画はそんな文化の違いやストーリーの厚みもかなり良かったのだが、個人的には独特なカメラワークが良かった。オープニングからして国境付近の山岳地帯のドローン撮影から始まり、多くのシーンでドローンが多用されており、飽きさせないカメラワークがよかった。また、インドならではの色彩が鮮やかにカメラに納められており、それだけでも飽きることがないと思う。うたもかなりよかった。

公開してから連日満席で乗り遅れた感あるけどかなりいい映画だったので観て下さい。

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もとき

4.0涙を堪えて見ました

2019年1月26日
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全く予備知識なしでなんとなく行って、最後は必死で涙を堪えて見ました。最初はよくあるコメディで、結末も予想できるし、あのお父さんのくだりは苦笑してしまった。しかし、よくできたストーリーで、最後はバディムービーになり、長さを感じさせない傑作でした。むしろ時間が足りないくらいで、後日談も見たかったな。
女の子が天使の様に可愛いくてラストは本当にヤバかった。曲もとってもよかったです。
どこの国でも憎しみには飛びつくけど愛には興味がないんですね。

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マクラビン

5.0泣きすぎて頭が痛い。

2019年1月26日
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泣ける

幸せ

萌える

『バジュランギおじさんと、小さな迷子』字幕版

※「十二人の死にたい子どもたち」を見た後に鑑賞。

*主演*
サルマーン・カーン
ハルシャーリー・マルホートラ

*感想*
え~スコアは星5つまでですか?いや、もうこれは、星10個上げたいぐらいですよ。

インド映画は久々に観ましたが、大当たりでした!感動した!涙涙の連続だし、パワンはお人好しのハヌマーン信者、シャヒーダーちゃんは、声が出せず、あるハプニングで母親とはぐれ、インドで迷子になってしまう。シャヒーダーちゃんは、ハヌマーン信者パワンと出会う。

細かい部分は省きますが、パワンは迷子になったシャヒーダーちゃんをなんとかして国境を越えてパキスタンにいる両親に会わせるために旅に出ます。旅先で支えてくれる人もいれば、当然邪魔をする輩もいます。たくさんの障害があって、最後はめちゃめちゃ感動します。

ちなみに僕の両隣にいた男性と女性は泣いてました。僕も思わずハンカチで涙を拭いました。。泣きすぎて頭が痛くなりましたw

インド映画ならではの歌とダンスもあります。
個人的に最初の歌とニワトリの歌が好きですw

異教徒のことは詳しくありませんが、インド人とパキスタン人は互いに憎しみ合っちゃいけない。パワンは良い人ですが、協力者も良い人でしたね。

総じて、最高の映画でした!笑いアリ!涙アリの連続!!シャヒーダーちゃんは天使です!

ラーマ万歳!!\(^^)/

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ひろっぴ