ヴィジットのレビュー・感想・評価
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シャマランらしいと言えば
単純に、面白かったです。
ドキドキするシーンが私にはヒットです。
シャマランの魅せ方。
「来る…来るよね…?来るよね!?」
と分かっていながらもビビってしまう。
やはり恐ろしいのは人間だな。
と再確認。笑
笑いあり、家族愛あり、ホラーあり。
時間つぶしにはちょうど良かったです。
シャマラン次回作も期待です。
シャマラン完全復活
半ケツ、ゲロ、おもらしパンツ、奇声に奇行…。老人って怖い。そう思っていた自分もいました。
最初こそ彼らは老人の負う宿命である老いとボケを背負ってしまった悲しい存在なのだと思っていました。高齢化社会の今、こんな老人の介護問題を悪化させる映画をやっちゃって大丈夫かなとか思ったりもしたけどとんだ杞憂でしたわ。
えっ何この人たち怖い→あーそういうこと!なにこれギャグかよww→おいいい!ヤバイよ!怖すぎるよ!!
こんな感じで見事に感情を映画にコントロールされる。緊張と緩和が非常に上手い!前半で謎の恐怖に包まれた後にその謎が分かり今までのことが全部面白くなったと思ったら終盤で新事実が分かると今までの事が倍増しで怖くなる。こんなホラー映画見たことない。シャマランは新しいヒューマンホラーの形を確率した。
そして緩和の部分で大活躍した我らがTダイヤモンド。1番笑わしてくれたし1番辛い目にあった彼に圧倒的感謝。
エンディングも笑いを届けてくれるとともにしっかり伏線も回収していて細部まで見応えのある非常に面白い映画でした。
新しい恐怖に歓喜!
シャマラン作品ということ以外、全く予備知識を入れずに観たせいか、めちゃめちゃ面白かった!
自分とはかけ離れた世代に違和感や多少の不信感を覚えた経験は、誰しもあるはずで、そこが恐怖に変わっていくのが、凄く新鮮だった。
撮影手法は流行り過ぎてちょっと飽きた感のあるPOVだったが、ストーリーやキャラクターの置かれた状況とマッチしていたし、2台をスイッチすることでより恐怖を倍増させる演出になっていて上手いな〜と思った。
登場人物は少ないが、どのキャラクターも良かった。特に弟役とおばあさん役の役者がサイコー!(子役の巧さには感心した)
笑いと恐怖のバランスが絶妙だし、終わり方もキレイで、姉弟同士のさりげない優しさが感じられるのも良かった。
正直、若干舐めてたが、シャマラン監督、見直した。
シックスセンスの呪縛
シックスセンス、アンブレイカブル以降は、ことごとくガッカリなのは、シックスセンスの呪縛に陥ってるから。わかっているんだけど、何故か何かを期待してしまう。もう一生無理なのかなぁ。
この作品は意外に評判が良いので、気持ちを切り替えて臨んだけど、やっぱり引っ掛かりは拭えない。これだけ期待され続けている監督も珍しいね。
ストーリーのターニングポイントでの驚きはあったけど、まあ普通の映画でした。
劇場満員
日曜日の夕方というのもありますが、埼玉は現在一つの劇場でしかやってないので満席でした。
久しぶりの満席鑑賞でした笑
それもシャマラン作品というのが嬉しい!
シックスセンスからハプニングまで全部大好きでして、そしてヴィジットも仲間入りです。
エアベンダーで豪快にすっ転んでもうシャマラン作品を劇場で観ることもないと思ってたので、本作の存在は嬉しいですね。
エンドロールになった瞬間劇場はざわめきに包まれて、「これこれ!このざわざわ感がシャマラン作品だよ」となりました。
満足満足!
と思ってたら後ろのカップルが「で結局あの夫婦はなんだったの?」って。
振り返れば振り返るほど、つじつまがガンガン合わなくなる笑
シャマラン作品にしては...
米国劇場公開第一日の興行だけで制作費を回収したとの情報、また日本人鑑賞者の絶賛を受けて期待大で鑑賞させていただきました。
『シックス・センス』・『サイン』・『ヴィレッジ』・『ハプニング』などで21世紀最大のホラー映画監督となった巨匠シャマラン監督の作品では、どれも鑑賞すると度肝を抜かれ、「この人頭おかしいんじゃないか(褒め言葉)」との感想をもつのですが、残念ながら今作ではそれを感じることができませんでした。
観客を驚かせるシーンでは、一緒に見に行った友人は規定通りの驚き方をしていましたが、ホラー作品を比較的多数見てきた自称ホラー好きの私は驚かせ方を予想できるほどでありました(シャマランは今作のコメンタリーで「日本のホラー映画に無意識的に影響を受けている」と語っている)。
映画後半部で明かされるオチについては、確かに衝撃的なものではありますが「だからなんだ」や「それをオチにする必要ある!?」といった感想です。
クライマックスもあまり時間を取らずあっけない感じです(POV、フェイクドキュメンタリー作品故のものなのかもしれない)。
劇場に足を運ぶ前に読んでいた絶賛のレビューはおそらく「私、普段あんまりホラー見ないんだけど、これはおもしろかった」といったものだったのでしょう。ホラー作品マニアのレビューを目にしていなかったのだと思います。おそらく、シャマランも初のPOV、フェイクドキュメンタリー作品としてあえてベタなものにし、一般受けを狙った(「頭おかしい」と思われない 笑)のだと思います。
といっても、興行が示すとおりよく出来たホラー映画であることは間違いないです。ただ、シャマラン作品としては...といったところです。
シャマランが毎回作品に放り込むギャグシーン(今作だと弟くんの女性歌手を叫ぶ)は今作でも健在で、シリアスな場面でも笑いを添えてくれました。
もし私が「21世紀のホラー映画ランキング」や「シャマラン作品ランキング」を作った時には、残念ながら上位にくい込む作品ではありません。個人的にはシャマランの次回作に期待したいと思います。是非思う存分シャマラン節を炸裂されることを期待しております。
ただホラー映画としては独創的なストーリー、衝撃的なオチを含めて充分楽しめたので☆は3つとさせていただきます。
長文・駄文失礼いたします。
visit
ここ最近見たホラー映画の中では逸材な一作。
二人の子供らが向かった先は祖父母の家。
そこで祖母が夜に引き起こす異常行動。
ビビらせ兼コメディ映画とも取れ、とても御都合よく物語が進んでいく。
月曜から金曜までの朝昼のターンと夜のターン。緩急をつけ交互に展開されていくのだが、祖父母ともに昼にも異常行動を何度も繰りなす始末。これでは「夜9時半以降は部屋に出ないこと」3つ目の約束が薄くなってしまう。婆さんは夜中にゲロ吐いたり、全裸で包丁研いだり、爺さんは失禁したり、オムツの山積みだったりと一体これは何を見せられているんだという気にもなります。さらにはキチガイサイコ老夫婦のクレイジー過ぎる異常行動には失笑をやむをえません。
それでもちゃんと怖がらせます。ビビらせます。強引ではありますが、クレイジー老夫婦だからこそ、それは許されるのです。
霊に取り憑かれているのだとかなんなのだとか頭を張り巡らせて、潜入感に浸っていただけに裏切られた感はありましたが、十分楽しめました。
「visit 訪問」というより危険なロケ撮影です。
帰ってきたシャマラン監督
なかなか怖かったです。シャマラン監督と言えば「シックス・センス」が代表的ですが、近年は「エアベンダー」「アフター・アース」などのSFアドベンチャー作ばかりを輩出していました。
…そんな中現れた本作、久々に「シャマラン節」を体験出来る作品に仕上がっていました。
やはりどんでん返しの展開になりますが、過去の作品に比べるとやや薄めのどんでん返しだったと思います。
本作はそれが発覚したあとに最強の恐怖が待っていますが、それに至るまでもじわじわ怖いです。結構日常のシーンが多いので、「怖い」と思うシーンは少なく、「不気味」が強いという印象ですが、POV視点のため、何が起こるか分からない恐怖にさらされました。日常の様子が多く、徐々に不気味さや違和感、不思議さが増してくる描写は結構リアルで入り込めます。また、幽霊であるとか誰が目にしても「怖い」と思う分かりやすい恐怖は与えず、昼間は異常は見られず、夜になると異常になる祖母や、(後半は昼から狂ってましたが)納屋の前では孫をシカトする祖父など(祖母ほどクレイジー感は無くとも、やはり後半は…)平気な様で実際は怖いというのが恐怖感を増しています。
かなり緊張して観ていましたが、一番飛び上がって驚いたシーンは、姉が突然ドアを開け弟を驚かすシーンでした笑
お祖母ちゃんの固定カメラに「ジャジャーン!」は少し笑えます。
ちょっと本作はソフトを購入して演者達のメイキングなどを観賞したいですね。
シャマランツマランシャレニナラン(꒪ȏ꒪;)
出口の無い低迷という迷宮を彷徨い続けて幾星霜…
口コミから想像するにやっと脱け出れたかと思いまして、ついつい観に行ってしまいましたよ…
アカン、ダメ、クソと罵られてもやっぱ嫌いになれないんだよね、シャマランの事は。
今更POVを使うとこ。何か期待させられるよね。
だってシャマランなんだもの。
でもね、低予算でも臨場感溢れる映像になるのがPOVだとおもうのだが、予算が取れなかったからPOVにしちゃえ!的な考えの甘さ、脚本の練り込み不足、作り込みが雑なのは只々観づらいだけ。意味不明。冗長。
全く使い熟してないよね。
ジジババの行動はまだシナリオの流れからするとまだ判らんでもないんだが、ガキ共の行動が「何故そこで!?」的なのが多くてねぇ…最後まで全く感情移入出来ずに終わりました。
でも、おばあちゃんがちょっと綺麗だったから
☆1.5
1:口コミは余り参考にならない
2:シャマランもうダメかも…
3:微塵も怖くない
★★★★
かつてスピルバーグは、「面白い映画とは?」という質問に「音を消して観ても楽しめる映画」と答えたとか。
ぼくにとって面白い映画の条件は、いろいろあるのですが、ひとつに〝オチが読めても楽しめる〟映画でありましょうか。
過去の作品で言えば『スラムドッグミリオネア』『おくりびと』などがそうでした。(この2作品、奇しくも同じ年の米アカデミー賞作品賞に輝いていますね)
そういう映画って、けっこう稀有な存在。
このほどヴィジットを観て、あ このケースだ! と思いましたね★ (パブリシティの時点でMナイト・シャマラン監督が「あなたは既に騙されている」と言っちゃったもんだから読めちゃった、というのもあるのですが 笑)
あと、悪霊だの悪魔だの胡散臭いモノが出てこないのも好印象。
モキュメンタリー方式のスリラーとしては珍しくハッピーエンドなのも逆に新鮮。
映画にはまだまだ可能性が多く残されているものなのだなぁと思わせてくれる一品です!
シャマラン流POVホラー
POVホラーという既に出尽くした感のあるジャンルではあるものの、そんなPOVホラーお馴染みの手法を用いながらもシャマラン監督独自の作品として完成されている本作。
「驚愕のラスト!」だとか「あなたは既に騙されている」といった配給会社の宣伝文句は、今作に関して言えば的外れと感じてしまった。
単純にエンターテイメントとして出来が良い。
恐怖を感じるのはもちろん、思わず吹き出してしまうシーンがあったり、ドラマとして考えさせられる場面も。
笑って恐怖して、最後にはホッとする。
シャマラン監督の持ち味は、驚愕のラストや緻密な伏線が散りばめられたストーリーではなく、誰しもが映画に求める要素を上手くはめ込んでくるところにあるのではなかろうか。
それも、彼独自の演出技法を用いてさらりとやってのける。
これから観る方は、どうかストーリーやどんでん返しに過度な期待はせず、リラックスして映画を楽しんでほしい。
ただ、POVにありがちな画面外からいきなりカットインするドッキリ的な撮り方や、生理的に汚ったない要素が含まれるので、そういうのが苦手な方にはオススメしません。
今後のシャマラン監督に期待!
ずっこけなく正統派。
どれだけずっこけさせられたことか、シャマラン監督の過去の作品群。ある意味、今回も少しの期待を抱きながら鑑賞。
いまさらPOVか、と思いながらスタート。出だしはややたるみがちなスタートだけど少しずつ異様感と緊張感が発生。雪の中、近所なし、宇宙話、悪魔付的なおばあさんの動き、などなど心的にだんだん不安にさせられる見せ方が意外に普通。
結末も、これまた意外に正当な展開。久々な純正スリラーでした。
と、いうことは、あんまりひねりがないってことなんですけどね…。
怖いけど…
口コミ等見てから見ましたが、
ヴィジットの、ホームページのツイートは要注意!
ネタバレあり。
どの文をネタバレと取るか、それで予想して
見るとまた違う見方が出来るかな?
私は途中でもしかしてと予感してしまいましたが…
できればなんも見ないで見た方が楽しめるかも!
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