オデッセイのレビュー・感想・評価
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火星にたった一人で取り残された状況で、「とりあえず、空気と水と食料...
火星にたった一人で取り残された状況で、「とりあえず、空気と水と食料あれば、なんとかなるっしょ?」と言うポジティブさが全体を覆っているので、悲壮感はなく、前半はもう、牧歌的な感じさえある。
宇宙兄弟の日々人もそうだけど、危機的状況に陥ってもそれを楽しむくらいにどうするかという発想の転換ができるメンタルがないと現実に宇宙飛行士と言う仕事はできないのだろうとは思うし、実際の宇宙飛行士はきっとこれに近いのだと思う。
ただ、フィクションとしては、もう少し一人であることの葛藤は欲しかったかな。
同じ宇宙空間に一人と言う意味では、ゼロ・グラビティの方が「狂いそうな人の心情」としては、寄り添える。
火星版一人dash村と言うキャッチを思いついた方に拍手を送りたいです。
映画でしか描けない近未来空想世界、サバイバルに科学知識は必須
理系人間にとっては、面白く観ることができた映画でした。火星に一人取り残された絶対的孤独感の心理状態で、諦めることなく前向き精神でそれまでに身につけた科学の知識を総動員して命をつないだ宇宙飛行士の極限的格闘を描いた映画でした。 既定路線とはいえ、彼が帰還に成功したときは感動しました。サバイバルにはそれなりのサイエンスの知識が必須ということを教えてくれます。 食糧の農作物確保のため、火星土壌の肥料として人糞を利用したのには笑ってしまいました。肥溜めなどは1950年前後の東京付近の農家では見かけられた光景でした。中国の宇宙船が手助けする展開は予想しませんでした。中国の宇宙技術が認められているのでしょうが、ハリウッドが映画市場として中国を重視している様子が分かりました。近々、中国は世界最大の映画市場になるらしいです。何はともあれ、昨今の中国の大国意識が宇宙の軍事利用に向かわないようにと、ふと、思ったりもしました。
薄い…
登場人物のキャラが全体的に薄く、感情移入しづらい。
長い割に火星での生活が断片的だけだった。
個人的にはもう少し火星での生活を詳しく見たかったと思う。
最近のトランスフォーマーもそうだが中国へのゴマすりが見てて何より辛かった。
結果大したこともなく、予想していた終わり方。
地球にいる奴らの無能さを感じる。
期待してただけに残念だった作品。
一喜一憂
予告でだいたいの話の流れが分かりそうな映画ですが、いざ見てみると最初から最後まで楽しめた!一喜一憂させられます。絶望的な状況にも関わらず、登場人物一人一人の知恵で帰還を諦めない内容に、感動しました!マットデイモンのジョークにも安堵します。観て損なしの映画だと思います!
ジャガイモ
宇宙とか植物学とかそもそも化学とかわからないけど、なんとなくわかるようになってる。
でもNASAの中でも窓際みたいな男が発言権ないだろうし、最後の宇宙中キャッチも現実味がない。
同じ宇宙ものの、ゼログラビティとかインターステラーと比べてもその点は甘い気がする。
ただ、音楽や本筋とは関係のないところの演出がポップで見やすい。ディスコミュージックやデビッドボウイ、日記等。
ジャガイモが食べたくなった。
王道スカッと感
世間に評価されているほどには絶賛はしない。
観終わった第一印象はやっぱり「火星DASH村」だからあの番組の影響力はすごいなと別口で関心(笑)
キャッチコピーの「水無し空気無し」を推していたからさぞ大変な状況なのか、と思ってみてみれば
主人公がチート級に頭が良い。というよりもその手の専門分野。ずるい。
実際ドラマチックな苦戦した部分といえば施設が爆発したところと、最後の脱出時の起動が予想とはずれたことぐらい?
スムーズに話が進み、あまり印象に残らなかった。
でもまあ、船長とマッドデイモンの手が繋がって帰還したときは思わずよしっ!と心の中でガッツポーズはしたけれども。
だからそこの部分はスカッと爽快。
パシフィックリムみたいに声出していい状況で映画館で観てみたい。
マッドデイモンが激やせしたところはびっくりしたけどあれはCGだってね・・・残念だけど撮影日考えると当然かな。
まあ映画館で観る価値はあるものでした。☆3.5
起承転結が面白い!
先月から観たかったけど、前日に予約しようとしても席が空いておらずやっと観られた映画でした。公開から時期が経っているのにも関わらず、席は満席でした!
最初はどんな話になるのかと思いましたが、とても感動しました!
実話ではないとはいえ、この映画を観てからは、自身の気の持ちようが変わりました。
少しぐらいピンチな状況になってもちょっとやそっとじゃ動揺せずに立ち向かえるような気がします!
独り火星に取り残されて、どう生還するか⁈ シリアスでヒステリックな...
独り火星に取り残されて、どう生還するか⁈ シリアスでヒステリックな人間性を描くか、SF的な突拍子も無い解決方法で終わるのではないかと心配したが、そのいずれでもなかった。
全編において、常に前向きでポジティブなストーリー。どんな苦難の中でも諦めず、考え抜くことで希望を導き出す。主人公ワトニーのメンタルの強さ×NASAの英知が一丸となって(+中国も)問題を解決していく。
ディスコミュージックとジョークも沢山散りばめられ、期待以上に楽しく素晴らしい映画でした。
ポジティブさと知識が大切
懐かしのディスコミュージックと主人公の明るさのおかげで、火星にひとり取り残されるという絶望的な状況であっても悲観的にならずに鑑賞できます。
それと仲間との関係性もいいですね。
あの状況で憎まれ口をたたけるなんて、信頼しあってる証拠です。
マット・デイモンの役作りもスゴイ!
最後ガリガリです。
やっぱり生き残るためにはあれくらいのポジティブさと知識が一番重要なんだなと実感しました。
リドリースコットにしては明るく前向き
予告編では「マッドデイモンの火星1人生き残り映画」しか感じなかったが、本編を観てビックリ!
予想より内容良かったし面白かった。
宇宙ネタなのでピンとこない数字満載ですが、それでも楽しめたのも意外でした。
マッドデイモンも役作りで激痩せですかね?
作中劇痩せでも、栄養不足の劇痩せの様な顔(顔荒れ)で好感が持てた。
監督はエイリアン、ブレードランナー、プロメテウスなどのリドリースコットでしたので、
「シリアス過ぎるかな」と思いきや、全体的に希望が持てて明るい映画でこれまた意外。
誰も死なずハッピーエンドですしねー。
ちょっと残念なのは、スポンサーかもしくは地域考慮してですかね?中国ネタがあって、それが納得出来ない感じだった事。
一部エリア向け受け狙いは辞めて頂きたいものです。
(中国がハリウッド映画に投資する様になって、宇宙開発もアメリカの次のNO.2になったからしょうがないんですけどね。)
映画館価値1400円
シリアスなシチュエーションこそジョークを
生きるか死ぬかのシリアスな状況で、ディスコミュージックを聴き、ジョークを飛ばす主人公。いかにもアメリカ的!
でも逆にアメリカの勝負強さの秘訣を見たような気がする。
そうして自分の境遇を自虐的にギャグにすることで、落ち着いて第三者的に難題に対処できるように思うのだ。
私も海底25mで海酔いして突発的にリバースしてしまい、レギュレータが汚物で詰まってしまった。パニくってたら死んでたかもしれないけど、冷静にレギュレータボタンを押して生還した。
これからの人生、困難な状況が次々と出て来る思うが、ジョークを飛ばして、一つずつ解決して行きたいと思う、この映画の主人公のように、ね。
ちなみにレギュレータから出た汚物はコーラルフィッシュが喜んで食べてくれた( ̄▽ ̄)
マット・デイモンで正解。
友人達の間では賛否両論あったけど、私はマット・デイモンが好きだし、自分が彼の話し相手になっているようで楽しかった。そして出ずっぱりだから嬉しい。だがしかし、マット・デイモンのファンということを割り引いても、良い映画だと思う。そんなに期待しないで観たけれども、あらいいじゃない!といった感じ。軽いようで重い。けど重くなってない。いいことがたくさん隠されている気がする。それらをどれだけ発見できるか、宝探し的な要素があるかもしれない。どんな映画でもそうかもしれないけど、制作者の意図に関係なく、観た自分が自分なりに感じることや得るものが多くあると、観てよかったなあというお得感と幸せな気分に浸れる。これはそんな映画だったかな。『注:あくまで個人の意見です。』
70億人が、彼の還りを待っている。
火星に一人残され、世間では亡き者とされたマーク・ワトニーが何日ものの長い歳月を経て地球に還るまでの流れを映像化された内容。
また、マッド・デイモンを主役に迎えたSF超大作でもある。
生死をさまよいながらも、幸運にも植物学者だった彼は機内に蓄えられた排泄物を肥料にジャガイモを栽培するという逆転発想を展開させるといった行動には脱帽した。
火星は地球と違い、気温と空気の変化が激しく一般的な生活は困難とされるが、幾多の壁を乗り越えて最後まで生き延び、地球へ還る際はアイアンマンもどきのポーズでユーモアのある最期を迎えた。
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