顔のないヒトラーたち

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顔のないヒトラーたち
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解説

ドイツ人のナチスドイツに対する歴史認識を大きく変えたとされる1963年のアウシュビッツ裁判を題材に、真実を求めて奔走する若き検事の闘いを描いたドラマ。1958年、フランクフルト。終戦から10年以上が過ぎ、西ドイツでは多くの人々が戦争の記憶を忘れかけていた。そんな折、かつてアウシュビッツ強制収容所で親衛隊員だった男が、規則に違反して教師になっていることが判明する。新米検事のヨハンは、上司の制止も顧みずジャーナリストのグルニカやユダヤ人のシモンと共に調査を開始。様々な圧力にさらされながらも、収容所を生き延びた人々の証言や実証をもとに、ナチスドイツが犯した罪を明らかにしていく。主演は「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のアレクサンダー・フェーリング。共演に「ハンナ・アーレント」のフリーデリーケ・ベヒト。

2014年製作/123分/PG12/ドイツ
原題:Im Labyrinth des Schweigens
配給:アットエンタテインメント

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(C)2014 Claussen+Wobke+Putz Filmproduktion GmbH / naked eye filmproduction GmbH & Co.KG

映画レビュー

3.5戦争犯罪を個人が償う意味

REXさん
2018年3月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

難しい

相次ぐヒトラー映画。ドイツ本国では氾濫するヒトラーものをどのように受け止めているのだろう。

常に自戒の念を呼び起こされるのか、自分とは関係のない遠い過去のものとして捉えるのかー―この映画の若者たちのように。

ドイツ国内で、ナチスの行ったことがこんなにすぐ風化してしまっていたことに驚いた。日本では日本国民を鼓舞するために、軍部の行った非道を寧ろ喧伝していた歴史があるが、ドイツでは違ったということだろうか。

戦争下では残虐の限りを尽くした人間が、平和になった街角でパンを売っている。この矛盾。
主人公の行おうとしていることは、自分等国民のために戦った同胞を、非難し貶める行為でもある。故に反発を招く。

確かに戦争という常軌を逸した条件下で、何が正気で正義であったかを個人に問いただすのは見当違いなのかもしれない。
しかし個人の罪を問うことで、戦争下の人間がいかに非道になりうるかを世間に知らしめ、それにより戦争の抑止力とすることはできるのだと思う。

映画では人体実験を積極的に行った医師を、捕まえるべき最大の悪として描かれるが、逮捕されたのはほぼ一般市民だ。
この題材、同じドイツのベストセラー【朗読者】を思い出した。
主人公が思いを寄せた年上の女性も、同じように裁判にかけられた。
その時、彼女は言った。
「一体どうすればよかったんですか」

私も同じ立場だったら惑うだろう。
軍に逆らい自分の命を危うくしてまで、ちっぽけな正義を貫けるのかと。縁もゆかりもない人間に情けをかけることによって、家族や自分の安全を差し出せるのか、と。

たまたま生きている時代に戦争が起きて、たまたま敵をいたぶってしまった「元々は罪のない」個人を糾弾してどうするのですか、と。言ってしまうかもしれない。

結局、戦争で一番矛盾を抱えて苦しむのは、戦争を始めた国家ではなく、戦争をさせられた一般市民。

自分だったら…と、自問し続けた二時間だった。

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REX

5.0やはり、一人が頑張らなければならない。

Kentaroさん
2017年11月13日
PCから投稿

大方の人は事なかれ主義で、現状を否定してくる人に対して、なだめたり、貶したり、愛国主義に反するとか。そんななか、真実を突き詰める。正義感に貫かれるというか、そういうことができるのはやっぱり、本当に一人の勇気や行動。ドイツですら、あのような状態だったのかと驚く、日本ではいわんや。やはり、私や、あなた具体的な誰かが勇気を持って行動しなければならない。

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Kentaro

4.51人の検事の存在が、アウシュビッツの真実を伝える!

ガーコさん
2017年7月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

スタンフォードの監獄実験や、ミルグラム実験のように、全良な一般市民でもその場の状況や環境によって、人は命令に従い悪魔のようになれる恐ろしさを感じました。

アウシュビッツの看守達も、戦争が終わればパン屋だったり教師だったり普通の生活を送っています。

数十年前は何十人、何百人もの命を殺めたはずなのが信じられません…。

裁判によってその真実が明かされますが、反省の色を一切見せない彼らは一体どんな心境なのでしょうか…。

裁判で少しでも、加害者達の心の内が見えてくることを願います。

第二次世界大戦は、誰もが被害者であり加害者でもあったのだと、改めて感じました。

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ガーコ

4.01960年代初頭のドイツ

2017年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

知的

1960年代初頭の西ドイツ、若い人の中にはアウシュヴィッツを知らない人が増え、世論も今更もういいではないか、という空気に支配されようとしていた。
若い検事がある訴えから調査を開始、検事総長はユダヤ人で収容された経験があったため、正式に認められる。
恐ろしい強制収容所の実態が明らかになるが、戦争犯罪を自国で裁くという途方もない試みには障害が多かった。
自分たちの父親がナチ党員だったことが大きな負い目を背負わせる。
ドイツはきちんとけじめをつけていた。

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いやよセブン
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