バレれば処刑…ニセ将校はどう切り抜ける!?「ちいさな独裁者」緊迫の本編映像

2019年2月1日 19:00


第二次世界大戦末期に起きた衝撃の実話を描く
第二次世界大戦末期に起きた衝撃の実話を描く

[映画.com ニュース] 第二次世界大戦末期にドイツ兵が実際に起こした事件をベースにした「ちいさな独裁者」から、本編映像が公開された。大尉に成りすました脱走兵が、正体がばれないよう機転を利かすシーンを収めている。

1945年4月、終戦まであと1カ月に迫り配色濃厚なドイツでは、兵士の軍規違反が相次いでいた。命からがら部隊を脱走したヘロルト(マックス・フーバッヒャー)は、捨てられた車両の中で軍服を発見。それを身にまとって大尉に成りすまし、道中出会った兵士たちを次々と服従させ自身の親衛隊を作る。傲慢な振る舞いをエスカレートさせていくヘロルトは、ついには大量殺害へと暴走し始める。

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公開されたのは、ドイツ兵部隊から軍隊手帳の提示を求められたヘロルトがウソで誤魔化すシーン。許可なく道路に侵入してきたヘロルトと親衛隊に対し、手荒な取り調べを始めるドイツ兵部隊に「私は空軍大尉だ、礼儀をわきまえろ」と激昂するヘロルト。部隊の上官は「命令もないのにどこへ?」と詰め寄るが、ヘロルトは「後方を調べる。上からの命令で」「総統のご命令だ」と怒りを込めて言い放つ。軍服に見合った態度と“総統”の名前で周囲を動揺させ、その場を乗り切ったのだった。

監督は「RED レッド」や「ダイバージェント」シリーズなどハリウッドで活躍するロベルト・シュベンケが務め、「まともな男」のフーバッヒャー、「ヴィクトリア」のフレデリック・ラウ、「顔のないヒトラーたち」のアレクサンダー・フェーリングらが出演している。

ちいさな独裁者」は2月8日から全国公開。

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