湯を沸かすほどの熱い愛のレビュー・感想・評価
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杉咲花さんに助演女優賞を!
亜澄役を演じた杉咲花さんになんなら日本アカデミーの助演女優賞をあげたいくらい。彼女の演技が評価されないとダメでしょ!
宮沢りえは見事に主人公を演じきっていてため息がつくほど美しかったです。
家族について考えさせられます。
が、なんとなく、オダギリジョー演じる父さんが不甲斐なくて!優しいだけじゃダメなんだって!マジ心配!
でもあれですかね、お父さんがしっかりしてなくても、周りの人がしっかりしてて支え合っていたら、1人でアイス食べててもいいんですかね。少なくても本人は幸せそうに見える!
最近そういう男性の面を描く作品が多いような気がするな。言葉で言うと古臭いけど、「男が支える」みたいな風潮に男性がくじけてきたのかしら?
こんな風に言われるのが嫌ならば、せめて最後のお風呂はお父ちゃんが沸かすべきだった!沸かしたのかな?
気になってしまいました。
映画「湯を沸かすほどの熱い愛」を観ました。
余命2ヶ月ほどの宮沢りえ演じる母親が、家族(必ずしも血が繋がっているわけではない)の愛に包まれて家族の絆を再確認していく物語です。
泣ける場面がかなりありました。
その意味では感動的な映画でした。
葬儀の場面最後の出棺など、父の葬儀を思い出し目が潤みました。
が、しかしラスト
おそらく出棺に見せかけ家族(銭湯を営んでいる)の愛に包まれ銭湯の湯を沸かす釜で火葬された場面がありました。
それで沸かした湯に家族全員が入り別れを、愛を感じるという場面なのでしょう。
映画のタイトル通り
「湯を沸かすほどの熱い愛」なわけです。
すごく気になって仕方ありません。
なぜなら
墓地、埋葬等に関する法律
第二章 埋葬、火葬及び改葬
第四条
2 火葬は、火葬場以外の施設でこれを行つてはならない。
このような法律があるのです。
どうもここが気になって、涙が、引いて行ってしまったのです。
斜めからしか観られなく
何もかわらないよ
何もかわらないよ。お母ちゃんと阿澄は。
同じ境遇に陥ったとき、
自分の状況を最下層と位置づけヒエラルキーの底辺にいると表現する娘にどんな言葉を聞かせる事ができるのだろうか。
いじめられて学校にいけない娘の阿澄に双葉がつぶやいたひと言は、子供に視線を合わせて常に他人の事を大切に考える彼女だからこそでた言葉と思います。
全編を通して彼女が他人に与える暖かさに頭が下がります。
人としてあたりまえの事が自分はできているか?なぜ人は自分になにもしてくれないのだろう。
やってもらうことが当たり前に感じて不満を感じた事がなかっただろうか。
家族愛を描いているようで、実は人としての人生観をつきつけられたようにおもいました。
心を通わせるということは、本当に困った時に真摯な行動ができるかどうかで生まれる。
あの人の為なら何でもしてあげたい。。
最後の葬儀を手伝ってくれた探偵がつぶやいた言葉が印象的でした。
しかし、
湯を沸かすというのはそういうことなのか。タイトルが秀逸。
演技・演出・脚本すべてが素晴らしい
終始涙が。。
やっとこさみれました。口コミ評価がとても高かったので期待大でみたところ、、裏切られることなく終始感動と悲しみと双葉の力強さとその周りの人たちがたくましくなっていくさま、いろいろな確度からこころが動かされてしまって、涙が止まりませんでした。
自分が弱っているとき、悩んでいるとき、湯を沸かすほどの強い愛でそばにいてくれる人が自分にはいるのか、その辺りも深く考えさせられました。
2017年一発目、とても素敵な映画を鑑賞できて良かったです。
乗れなかった
良かった。
2016年の1番!
2016年もいろいろ映画を観ましたが、この映画が一番でした。
どんなに感動しても涙ぐんでも、涙を流さない私ですが、もうこの映画については本当に号泣。グリーンマイル以来です。
余命を宣告された母親が、残していく人達のためにできること。
こんなプロットは今まで腐る程ありましたが、この映画はひと味違います。
一人の人間がこんなにも人々を愛せるのかと、もう感動の嵐です。
結局のところ、彼女ができることは今までと同じように自分の愛を伝えることでした。
余命宣告を受けたから、生じた出来事もありましたが、根本はもともと伝えていた愛を変わらず伝えていっていたと思います。それが明らかになる時、また感動を誘います。そして度量の深さ。これは余命もあったんだと思います。生い立ちもあったんだと思います。でも誰もができることではありません。
人が強くいるためには、愛された記憶が必要なんだと思います。愛された記憶が人を包み、傷ついても生きていけるのだと思います。それも強く感じました。
自分もこんなに人を愛することがてきるのかと言われるとかなり厳しいです笑 でもこんな風になれたらなって思います。
宮沢りえの演技を初めて観ましたが、本当に素晴らしかったです。この感想だけだと、宮沢りえの役は単なる聖人君子ですが、そんなことなく、ちゃんと一人の人間である部分をすごく表現してくれてたと思います。
そしてもう一人。娘役の杉咲花さん。めちゃくちゃいい演技でした。感情の伝わるホントにいい演技でした。これからに期待です。
絶対観て損はないです。オススメいたします。
タイトルに込めた愛、感じて下さい
俳優陣がいい演技
教育ママ奮闘記
21世紀になって虐待や体罰に厳しくなっているなか、こんな昭和思考な映画にお目にかかれるとはまったく思わなかった…。これ、母親でガンだから一応は感動映画になってるだけで、これが父親だったら子供がグレて絆を取り戻す話になるよ。64みたいに。
じゃあ、面白くないかというとちゃんと面白いんだなあ。母親の独善的な態度はきつかったけど、テンポよし話よし涙あり。共感できれば☆4までいったのに、残念ながら合わなかった。
見てる最中はずっと「エヴァンゲリオンみたいだあ」と思ってました。子供を叱り飛ばして責任を押し付けた挙げ句、大人は自省しない。いじめを受けてる娘を力ずくで学校へ行かせて、娘は捨て身の行動でいじめを解決する(作中で描写はないけど、解決したんだとおもう)。母親といじめ加害者とで追いつめたから解決できたように見えたし、この認識は多分間違っていない。まず間違いなく母親は追いつめていた。
きついのはこれが「ガンだから」じゃなくて常日頃からこんな感じで人を追いつめて成長を促す気配があった点。いや、「ガンだから」できつい人間に豹変するよりはましとも思えるけど。
ネガティブ要素を挙げればキリがない。でも、話の筋はいいし、ザ・お涙頂戴という感じではなく、普通にほろりと泣ける。その塩梅は評判通りで、やっぱり自分には合わなかっただけなんだと思う。
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