スノータウン

解説

オーストラリアで1992年から約7年間にわたって起きた「スノータウン男女12人猟奇殺人事件」を映画化した社会派ドラマ。オーストラリア南部に位置するアデレード郊外の田舎町スノータウン。シングルマザーの母親や障害を抱える弟と貧しい暮らしを送っていた16歳の少年ジェイミーは、隣人の男から性的虐待を受けてしまう。そんな折、母親の新しい恋人ジョンが家にやって来る。男らしくカリスマ性のあるジョンに惹きつけられていくジェイミーだったが、実はジョンは町の異常性愛者を根絶するべく恐ろしい殺人に手を染めていた。2011年カンヌ国際映画祭批評家週間で特別審査員賞を受賞した。

2011年製作/120分/オーストラリア
原題:Snowtown

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映画レビュー

3.0実際の事件

2023年6月19日
iPhoneアプリから投稿

 実際にこんな犯人がいたのかと思うと恐ろしい。
 何故こんな男がカリスマ的な存在になるのか?
 ジェイミー達三兄弟が性被害に遭う、隣の男は確かに悪いが、嫌がらせにアイスを家に投げつけたり、動物の死骸を投げつけたり、子供にもそれをやらせる。いくら悪いことをした人に対してもやっていいことではないし、子供にもそれを強要するなんて、どういう神経なんだ?
 村人達を集めて、性犯罪者や犯罪者ではなくてもジェンダー達のことをみんなでボロクソ言って、殺してもいいとまで暴言をはく。でも誰も注意することなく、同調して聞いている。みんな逆らうことが怖いのか、麻痺しているのか。ジェイミーにその席に加わらせるが、まだ未成年に聞かせる話でもないだろう。母親、そこはもっと強く拒まねば。
 父親のいないジェイミーは、カリスマ的なジョンに憧れ、言われるままに従う。ともだちの死体を見せられても、何故殺したんだと、訴えても、ジョンから離れようとはしない。どんどんエスカレートして、殺人を見せられたり、手伝わされたり。
 もちろんこの男が、一番悪い。が集会に集まり、ジョンの意見に同調する村人達も被害者でもあるけれど加害者でもあるように思える。母親も、こんな危険な男を選び、子供たちに近づけたのは罪!

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アンディぴっと

2.0事実として最低

2017年3月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

過去に見たことがあったみたい…
そんな感じの、あまり記憶に残らない映画かも。

実話としては最低最悪の事件。
これでもかってくらい重く暗く
底辺の貧困の闇が描かれてる。

映画のドラマとしては、
淡々と殺人が重ねられるだけで、
彼が主犯の男に惹かれていったとことか、
なぜあそこまで従わないといけなかったかとか、
そういった描写は感じられず、
記録映画のような感じだった。
うわぁ、すげぇ…って思うシーンは無かった。

しかし、最低な話。

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son