M・ファスベンダーとM・コティヤールの共演作「マクベス」、怒とうの本編映像一挙4本公開！

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［映画.com ニュース］　マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールの共演で、今年4月に没後400年を迎えるウィリアム・シェイクスピアの戯曲を映画化した「マクベス」の本編映像4種が、公開された。

中世スコットランドを舞台に、魔女にみいられ王座への欲望に取り付かれていくマクベス（ファスベンダー）と、夫を出世させるべく王の暗殺計画を画策するマクベス夫人（コティヤール）の運命を描く。

本編映像は、冒頭の合戦シーン、マクベスがスコットランド王に任命されるシーン、3人の魔女と出会うシーン、王座についたマクベスと夫人の対話シーンの4種類。それぞれに重要なシーンだが、「スティーブ・ジョブズ」（2015）でオスカー候補に選出されたファスベンダーが、無骨な軍人から狂気の王へと変わりゆくマクベス、「エディット・ピアフ　愛の讃歌」（07）でオスカー女優となったコティヤールが狡猾（こうかつ）な夫人を存在感たっぷりに演じ、火花を散らしている。

ダークな色調とシリアスな空気感、合戦のシーンではスローモーションを効果的に用いるなど、「スノータウン」（11）で第64回カンヌ映画祭批評家週間の特別審査委員賞を受賞したジャスティン・カーゼル監督の才気あふれる演出も見ることができる。

「マクベス」は、「コードネーム U.N.C.L.E.」（15）のエリザベス・デビッキ、「ミッション：インポッシブル　ローグ・ネイション」（15）のショーン・ハリスらが脇を固める。5月13日から全国公開。