ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のレビュー・感想・評価
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ファンタビをみて
(ネタバレあり)
ハリーの時代より前の話であり、ハリー達が使っている教科書がこの物語の主人公ニュートが作った。
この物語でとてもいいキャラをだしているのがジェイコブ・コワロスキーだと思った。映画をみる前はポスターの四人は全員魔法使いだと思っていたのだが、ジェイコブはノーマジ(マグル)で魔法界のことを知ってはいけないので最後にニュート達との思い出が消されるシーンは号泣。。。
ストーリーとしてはハリーポッターシリーズとは違い「かわいらしさ」や「青春」といった要素はなく、大人たちの冒険といった感じだった。
次の作品も楽しみですね!😁
違和感はあるが、面白い
ハリー・ポッターの時にも感じたことですが、J.K.ローリングの魔法や魔法世界に関する設定が、私が今まで触れてきたものと違う為、違和感が消えないままでした。この場面では魔法が通用するのに、この場面では魔法を使わないのか等、脳内で色々なことの辻褄が合わない感じです。
しかし、味方役も敵役もキャラクターが魅力的でしたので、彼らの見せ場が途切れることのないシナリオは面白いと感じました。特に役者が良く、主人公のエディ・レッドメインも可愛いですし、ジェイコブ役のダン・フォグラーは世界中で愛されるようなキャラクターです。ヒロインも可愛げがなくて、とても良かったです。
感情論のような極論が展開されるところはついていけませんでしたが、映像も綺麗で小学生の子どもと一緒にみるファミリームービーとしては、良い作品だと思います。おそらく何作かつづくと思いますので、長い目で見ていきたいと思います。
期待はずれ
3D
劇場で2Dで観た。失敗だったなあ。3Dで観てたら面白かったかもなあ。
本作、3D向けの、奥行きを意識したカメラワークを重視している。
奥行き重視の、ドリー、ティルト、パンといったカメラワークを組合わせ、そのためワンカットも長い。(3D対応の大作映画ほど、奥行きをジックリ見せるためカット数が少なくなるのが最近の傾向。カットで映画のテンポを刻むのではなく、カメラの動きでテンポを刻む。)
2Dで観ちゃうと、3D向けの作りが若干冗長に感じてしまう(見せ場じゃない普通の会話シーンとかは細かくカットを刻んでいるんだが)。
でも最大の失敗は、カメラワークうんぬんの小賢しいことは忘れて、魔法の世界にのめり込む純真さをワタシが持てなかったことだなあ。純真な目で観たら、すんごく面白い映画だろうと思う。
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追記:3Dを意識したカメラワークで秀逸だったのはダントツで『ゼロ・グラビティ』。『ゼロ・グラビティ』以降、3D映画の撮り方は確実に変わった。それを受けて進化させたのがゼメキスの『ザ・ウォーク』かなと思う。
今後の展開が楽しみになる作品
私は「ハリー・ポッター」シリーズのファンです。その「ハリー・ポッター」の世界における、過去の時系列を舞台とした新シリーズの第1弾がこの作品。その名も「ファンタスティック・ビースト」シリーズで、旧シリーズに登場した教科書の著者が主人公だそうな。タイトルからして、魔法動物を探す旅が描かれるのだろうと思い、さすがに全5部作ともなると話題が保つんかいな?と疑問だったんですが、それだけではなさそうな展開ですね。
ラストに登場したグリンデルバルド。旧シリーズでも語られていた、かつてのニワトコの杖の所有者であり、ダンブルドアと死闘を繰り広げたという、ヴォルデモート以前の闇の魔法使い。配役がジョニー・デップという力の入れようからして、今後はこのグリンデルバルドを巡る戦いが繰り広げられていくんでしょう。そのグリンデルバルドが変装を暴かれる前、魔法省の役人に対して「誰を守るための法律だ!?その法律のせいで魔法使いは肩身を狭くして生活しなければならないじゃないか!!」と語るシーンが印象的。悪には悪の道理がある。単なる善と悪が対決する構図ではなく、もう一歩深く踏み込んだ物語が展開されるのかも知れませんね。
原作本を映画化した旧シリーズとは違い、新シリーズは映画がオリジナル。原作が完結していなかった状態で作成された旧シリーズは、とりあえず原作に登場するキャラクターには顔見せ程度でも触れざるを得ないという窮屈さがありました。それに対して、新シリーズはキャラクターがどれも個性的で活き活きしてるように感じられます。
何だか旧シリーズとの比較ばかり書いてしまいましたが、要するに、新シリーズの今後の展開が楽しみになるような作品になっていると思います。
シリアス
1回じゃ理解しきれないファンタジー
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