ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のレビュー・感想・評価
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史上最高のキスシーン!
あの「ハリー・ポッター」シリーズには勢い全作付き合ってきたものの、原作は未読、決してファンというわけではありません。本作も、どうしてそこまで盛り上がるんだろう…というさめた気持ちがありましたが、子どもが「まほう!まほう!」とわくわくしていたのと、主演のエディ・レッドメインの前作「リリーのすべて」が素晴らしかったので、いそいそと足を運びました。
…が。久しぶりに「映画の世界に引き込まれる」感覚を味わえ、とても幸せな映画時間を過ごすことができました。2Dでも十分に奥行き・高さが感じられ、「カバンの中だけれどそこに広がる異次元の世界」という感覚もくっきりと。オトナも子どももわくわくしました。
魔法動物と魔法使いの距離感も絶妙です。言葉を解するわけではなく、心を通わせられるのかどうかも判然とせず。動物たちのちょっとした仕草や表情から、かすかに感情が読み取られるか否か…というさじ加減。抑えたところが、かえって豊かさを出していました。
そして、ノー・マジ=人間であるコワルスキーさん! なんていい人! ゴールドスタイン妹が惹かれるのも当然です。こんなノー・マジ(オトナ)になりたいものだと思いました。(ちなみに、彼を演じたダン・フォグラーは、我が家では「少年マイロの火星冒険記」のおじさんで通っています。子がやたら御執心…。)
極めつけは、思いがせずに遭遇した、限りなく甘く切ないキスシーン! なんと何と…と息を飲みました。これは、私的映画人生最高のキスシーンかもしれません。(ちなみに、最高のラブシーンは「フィッシャー・キング」の駅でのダンスシーン。)思い返すだけで、雨に打たれているような錯覚に陥ります。
黒幕の彼があの人に…というくだりも、かつての2人の共演作を彷彿とし、にやりとしました。続編が、心から楽しみです。次回も子どもと一緒に観ることができるかな(付き合ってくれるかな)…。
新シリーズのテーマは"魔法"そのもの!?
世界中の夢見たがり屋たちを夢中にさせた「ハリー・ポッター」シリーズが、魔法使いとして生まれた少年、ハリーの成長記だとしたら、原作者のJ.K.ローリングが初めて映画のために執筆した待望の新シリーズ、略して「ファンタビ」のテーマは、言うなれば"魔法"そのもの。魔法動物学者のニュートが魔法界と人間界の対立に巻き込まれるプロセスで、使いようによっては形あるものを無残にも破壊し得る魔法が、逆に、一瞬にして修復も可能な万能のツールであることを教えてくれる。それは、ハリーからニュートへと繫がるマジックの伝承であり、世界各地で様々な破壊が相次ぐ今という時代を生きる、多くの観客が魔法=映画に求めているもの。もしも、この世に魔法があったなら。。。次々と登場する新クリーチャーの愛くるしい表情や、精密なCGIで具現化される異次元映像を堪能しつつ、そんなことに改めて思いを至らせる。暫くは、エディ・レッドメインと一緒に恐ろしくも楽しい魔法旅行に出かけようではないか!?
ファンタスティック
時が流れて誰もが行き過ぎても...トランク一つだけで...
米の値段が高騰しております。その話は置いといて、今作は
米アカデミー賞を三度受賞したコリーン・アトウッドが衣装を担当しています。
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)と人間(ノー・マジ)の
ラブ・ストーリー要素もあります。
舞台は1926年当時のニューヨークで、イギリスにセットを建設したそうです。
キャスティングも演技もBGMも、脚本(原作者であるJ.K.ローリングは本作で映画脚本家デビューを果たす)もほぼ完璧です。
今思えば、この一本で終わっても良かったかもしれませんが、J.K.ローリングが5部作にするというのだから、まだ終わりません。
久しぶりの鑑賞です。
3度目の視聴は吹き替え版で楽しみました。宮野真守さん、津田健次郎さん、女性声優陣も違和感はまったくありませんでした。
いつか3D版も観てみたいです。
世界各国で魔法動物の調査と保護にあたってきた魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)と出会った普通の人間(ノー・マジ)ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)。この、そっくりなトランクを持っている二人がW主人公と言っても過言ではありません。
二フラーやサンダーバード、ボウトラックルなど魔法動物たちのデザインも素晴らしいですし、1920年代のようなノスタルジックなアメリカの雰囲気もとても良く、『ハリー・ポッター』に繋がる物語ということもあり、何度観てもワクワクドキドキできる作品です。
私にとって今作のイメージが、なぜか『浪漫飛行』(米米CLUB)なので、なんとなく米の話から始めたのでした。
たくさんの魔法生物が出てきてわくわくする映画です!
たくさんの魔法生物が出てきてわくわくする映画です!
ハリーポッターシリーズでも名前が出ていた魔法生物がたくさん出てきて、主人公のニュートが生態や習性について詳しく解説してくれます。
魔法生物が起こすドタバタなトラブルをコメディーっぽく解決していく一方で、ニューヨークの街で次々起こる悲惨な事件を解決しようと奔走するヒロイン。
お互いを手助けしながら問題を解決していく主人公たちに、それぞれが全く別の分野で活躍するメンバーが力を合わせればより大きな力を発揮できるというところが、私の仕事の信念と重なって感情移入しながら鑑賞することができました。
これから波乱が訪れるぞ、というような次作への期待が湧くラストでした!
素晴らしかった!!!最初から最後まで面白かった! 大好きだから不安...
主演の四人のキャラがみんないい。 ストーリーは長く続く作品の序章と...
主演の四人のキャラがみんないい。
ストーリーは長く続く作品の序章といったところで、いわゆる掴みの部分だが、ひとつの話としても上手くまとめられていて楽しめる。
残念なポイント
・途中でGが結構なアップでまあまあ出てきて気持ち悪い
・3D上映があったせいで効果用のシーンがあり冷める
・仕方がないけど余りにもCGが過ぎる
そういえば3D上映って知らん間に衰退していったけどまだあるんだろうか?
眼が疲れてあまりいい印象は無い。
クイニー役のアリソン・スドルがキュート。
あまりに酷い映画
ハリーポッターの関連作品と聞いて視聴しましたが、見終わった後の所感は「結局、何がしたかったの?」でした。
この作品の大きな問題点は、主人公含めて登場キャラクターたちの理念、動機が示されていないことですね。何がしたいのか、何を目的に行動しているのか、そしてまたその目的を完遂するために、どういった手段をとるのか、が判然としていないんです。
だから、歩いていたら美人なお姉さんに出会って、2人で行動していたら変な奴らに襲われて、デカい怪物にも追いかけられて…みたいな小学生が脚本担当したのかと見紛うレベルの出来になってしまっているんですね。
理念が欠落している作品は須く、駄作と言わざるを得ません。何のために特定のキャラがその行為を、行動をしているのか、が視聴者に明示されないと展開についていけないし、ストーリーとして成立しないからです。
CGIや俳優は素晴らしかったですが、骨子となる脚本があまりに酷い出来でした。ハリーポッターの世界観のみに興味を抱いている人たちには、かなり受ける内容ではあるのかなとは思います。
魔法動物たちは可愛いが、ニュートのトラブルと アメリカの魔法議会の...
途中から面白い
自分はハリーポッター未視聴、厳密には賢者の石の途中で見るのを辞めた勢です。
世界観自体は好きだったのですが、本当に世界観が好きだっただけなので、話についていけないという感じ。
本作はその世界観を現実に引き戻して、その分、話を飲み込み安い形にした作品なんだろうと感じました。
■演技・役者 2.5/5
主人公は大人しめだが、魔法生物を大事に思う優しい男。個人的な感想はあまり味のしない無味無臭のキャラ性。一貫性はあるが、大きい意外性はない。その役割をエディ・レッドメインは演じきれていたと思います。……キャラクター性にそこまで面白みは感じなかったんですが。
脇役のほうがキャラが立っていて、一番キャラを出していたのがジェイコブだと思いますが、演者さんはしっかり演じていました。居ないと寂しい話になっていただろうと思います。
■画・音 3/5
違和感なく、綺麗です。特に魔法生物の映像はよく出来ています。近代風の町並みなので、世界観的な面白みはハリーポッターに少し劣るかも?
欠点は洋画全般に言えることですが、映像が暗い。特に本作は暗いシーンが結構多い。低い彩度も世界観の没入には良いかもしれませんが、激しい演出シーンとかは視線誘導が上手く行ってない部分も多く、暗い画面がそれに拍車を掛けます。残念。
あと、妙に記憶に残っているのですが、ティーポットにオカミーが入る瞬間態々映さない演出意味ありますか?めっちゃ気になってました。
音楽は世界観にあっていて非常に良いです。ただ音量の上下が激しく、映画館でみたので耳が結構きつかった。
■脚本 2.5/5
ハプニングから物語の展開をしていくのは嫌いではないです。ただ、思った程、逃げた魔法動物を探す部分で感情移入は出来ませんでした。多分ハリーポッター見てるかどうかでも結構話に入っていきやすいかどうかが変わる気がします。中盤以降ストーリーラインが噛み合いだしてからは話に入りやすかったです。最後も結構キレイにオチてて良かったと思います。
ニューヨークでの魔法騒動
魔法動物好きの主人公が大舘回り。
ニューヨークでは魔法使いとノーマジが敵対寸前。魔法動物に規制がかかっていた。主人公はある魔法動物を野に放つため来たが街では謎の街破壊現象が起きていて、魔法生物が疑われていた。正体はオブスキュラス(魔法使いの力がぼうそうしたもの)でグリンデルバルドがそれを狙っていたのだ。
曲がよく、演出もいい。魔法動物のCGも違和感がない。固有名詞が多く分かりづらい面もあるが初見でも楽しめる。ハリポタを知ってるとちょっと繋がりがみえる。
美しい動物たち
ストーリーも世界観も中の下
ハリー・ポッターの続編と謳うだけあって内容も雰囲気もまさにハリー・ポッターシリーズと同じようではある。
だからこそ、魔法が使えたら凄いでしょ!とか、魔法の国があったらこんな感じかも!みたいなものはハリー・ポッターでしこたま見せられてきたわけで、今の時代に改めて仕切り直されてもマンネリ感は拭えない。
せめてストーリーが一新して全然違う世界観だったら目新しさもあったかもしれないが、 結局ニューヨークという舞台も一昔前という時代も生かさずにいつもの調子で描いているので新鮮味がない。
全体的にハリー・ポッターからワクワク感を抜いたような出来になっていて、ただCGが凄いってのを見せられているようだった。
ストーリーの退屈さが続編で解消されれば化ける可能性もあるかもしれないが、世界観とCGだけに頼りきりで作り続ければ観客は置き去りにされていくかもしれない。
魔法動物園
ハリーポッターと同じ世界「ウィザーディングワールド」を共有する作品
以前観て面白かったが、物語のラスト同様に記憶からそっくり消えていたので
ハリーポッターを全視聴した後に再視聴
本作は特に固有名詞が多すぎるという訳でもなく、ファンサービス程度
呪文を唱えると即時結果になるので呪文を知っている必要もない。
次々に登場する魔法生物はシリーズ新規視聴者も特に引っかかることなく楽しめるだろう
吹き替えで観ても楽しめた。
あらすじはこんな感じ
イギリスの魔法生物学者ニュート・スキャマンダーはふとしたきっかけで魔法の鞄から魔法生物を逃がしてしまい、非魔法使いに魔法の存在が知られないように、一匹ずつ捕まえていく。しかし魔法生物による事件の影で闇の魔法使いグリンデルバルドが動いていた。
ストーリーとしてはとてもシンプル
実際にいそうなビジュアル、動きで不思議な力を持った魔法生物たちが魅力的
以下印象的なシーン
・鞄の中の動物園
・1926年のニューヨーク風の風景(これが抜群にいい)
・パイプを移動するネズミに変形した文書
・魔法使いの東部戦線についての言及
・メアリー・ルーが階段に座っていて、手すりで表情が見えにくいように撮影しているシーン
・凍った湖面の下をうごめく光
・雨降るニューヨークと、破壊された街を復元していく魔法使いたち
・パン屋開業ハッピーエンド
惜しいのはほうきでの移動や空中でのアクションシーンがないこと
良作
大人でも十分楽しめるファンタジー
綺麗なCGに驚き奇妙な動物園を見た。
内容はハリーポッターシリーズの時代背景的に昔の話。時は1926年アメリカに魔法動物学者が降り立つ。奇妙な魔法の鞄の中に大量の魔法動物が生息している。その中の一匹を放牧しようとアメリカに来たのだが、都市部で起こる怪異な事件に巻き込まれる。果たして都市を荒らす怪異を解決し故郷欧州に帰れるのだろうか。
印象的な台詞は『オブリビエイト!』ハリーポッターシリーズの魔法で🪄好きな魔法の一つです。この魔法がノーマジ(人間界)での秘密保持に大活躍。使われ方も様々で最後まで登場するハリーポッターの世界観良かったです。
印象的な場面は、時代背景の暗さ。禁酒法真っ只中のギャングはびこる1926年に焦点を立てたところが楽しかったです。タイタニック沈没から14年リンドバーグやベイブルースの活躍したアメリカで1番良かったと言われる明るくも暗い時代背景は自分の好みでした。
印象的な状態は、物語が古い時代に遡ったが映像技術の進化で何が言いたいのか本筋が分かりにくくなった所。この映画の為に書き下ろしただけあり詰め込みは感じませんでしたが、魔法と人間の関係性がぼやけて見える為、最期は感動が薄かった様に感じました。終わり方も淡白で憎悪の単純さが描かれず残念です。どうみてもジョニーディップふんする悪者ぽく見える人が1番まともな事言っているのに拘束されてめでたしとなる所がこれで良いの?と後味の悪さ感じました。
なので映画を見終わった後、悪役も善人も主人公さえキャクターが全員弱く名前覚えて無いのは驚きです。ハリーポッターはすぐに覚えれたのに思わず主人公は?って聞かれると『ビースト!』って言いそうになってしまいます。
ちなみに日本語訳の副題and where to find them は『何処で見つけた?!』で言葉の選び方難しい。最後に出てくる本の名前『幻の動物とその生息地』だとお堅い様な気もします。
そして映画の後からハリーポッター年表を見て驚きました。ニュート・スキャマンダー誕生1897〜詳しく書かれている事です。初めから視野に入れていたんです。この原作者J・K・ローリングを模したような人見知りのアンニュイな主人公は不思議な感じがし非常に面白い。
ニュートと魔法生物の可愛さがすごい
ハリーポッターシリーズよりも単純にCGのクオリティがアップしているのもあって魔法の戦闘シーンがスピーディーで見ていてハラハラする。
主人公であるニュートが奇妙でキュートな魔法生物相手に振り回されて四苦八苦したりコミカルなシーンから、魔法界のシリアスでダークな一面へ切り替わっていくのが本当に引き込まれる。
一番好きなのはやはりニフラー。カモノハシみたいな見た目なんだけれどコイツの動きが本当にかわいくてそれだけでちょっと癒される。
主人公がどちらかというとウェーイ系なハリーたちと違ってちょっと陰なオーラを感じてちょっとこっちの方が好きかもしれない。
そしてまさかの最後のグリンデルバルド登場!
本当にこれは驚いた。死の秘宝のマークがでてきたり、ホグワーツのBGMが流れたりするのもテンション上がる
ハリーポッター好きなら見て損はないと思う。
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