愛を複製する女

解説

「007 カジノ・ロワイヤル」のエバ・グリーンが主演をつとめ、死んだ恋人のクローンを自ら妊娠・出産した女性の運命を描いたSFサスペンス。とある海辺の町。9歳の少女レベッカと幼なじみの少年トミーは互いにひかれ合っていたが、レベッカが日本へ留学することになり離ればなれになってしまう。やがて大人になったレベッカは、トミーと再会を果たし将来を誓い合うように。しかし、幸せの絶頂にいたある日、トミーが事故で亡くなってしまう。悲しみに暮れるレベッカは、再びトミーに会いたい一心から、トミーのクローンを自ら身ごもり、出産して育てはじめる。トミー役に、テレビシリーズ「ドクター・フー」のマット・スミス。

2010年製作/110分/ドイツ・ハンガリー・フランス合作
原題または英題:Womb

スタッフ・キャスト

監督
バネデク・フリーガオフ
製作
ローマン・ポール
ゲアハート・マイクスナー
アンドラーシュ・ムヒ
脚本
バネデク・フリーガオフ
撮影
ペーター・サトマーリ
編集
グザビエ・ボックス
音楽
マックス・リヒター
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映画レビュー

3.0自然界に全く同じモノはない

2022年10月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 DNA鑑定で100%同じになることはないそうです。愛するトミーの遺伝子を自分の身体を使って産んだレベッカ。事故から日数が経ってないこともあり、そこまで冷静に判断することは出来なかったのだろうけど、同じように9歳の当時に戻ることは不可能。母親として暮らしていても、年齢差からしても母親と息子。「クローン人間は臭い」とか、色んな味付けはあるものの、倫理問題を通り越して本来の「愛」について語っている。

 科学が発達すればするほど本来の人間関係が希薄になる(と思う)。恐竜のおもちゃ(?)を使って「生」とは一体何なんだ?などと考えさせてくれるエピソードもあったり、レベッカは処女のまま懐妊したんじゃないかと思わせたり、一つ一つの会話をとってみても奥深いところがあったりする。

 エゴによって愛を求めても、結局は追体験して虚しさだけが残るという戒め。ストーリー的には面白みはないのだけど、トミーが環境保護団体に参加していてゲリラ的に健康センターをぶっ壊すといったシーンを観たかったなぁ。海辺の風景はとても美しいし、ゴキブリという不気味さとの対比も面白かっただけにちょっとだけ残念。

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kossy

3.5ラストからの冒頭…

2022年10月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

prime videoにて字幕版鑑賞
お話は静かに淡々と進むけど、引き込まれてしまう内容で飽きずに観れました。
クローン人間が合法化(?)されているけど、保守的な人々には受け入れられていない様子。
冒頭シーンはラストから繋がるので、見返すとなるほど!と意味がわかって納得出来ます。
しかし主人公、お仕事は何してるんだろ?とか気になってしまいました(笑)

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ROSE

3.0愛は複製出来るのか

2017年1月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

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近大