エクス・マキナのレビュー・感想・評価
全184件中、41~60件目を表示
AIロボエヴァが美しい
ひそかに美しい人工知能を持つ人型ロボットを作っている社長
彼は社員の青年を密かに呼び出し美しき人工知能ロボと対峙させるところから
物語が始まる
人工知能ロボエヴァが美しい
男性が作るからやはり美しい女性に作るのか
ということは女性が作るとしたらかっこい男性ロボを作るのかなんて
考えたり
いつも一人で人里離れた山の中に篭りAIロボを作り続ける社長に
不気味さも感じた
今の時代AIを使ったものも増えているが
AI人型ロボも誕生するのだろうか?
それを考えるとあのラストは恐ろしく未来への警鐘を
鳴らしているようにも思えた
後味の悪い考えさせられる作品
いやぁー気味が悪い。
最初から最後までずっと気持ちの悪いムードが漂ってる感覚を覚えるが、段々とハラハラする展開になっていくので、飽きずにドキドキしながら見れた。
他のレビューでも見たが、この映画はAIについて考えさせられるのは勿論、女性性についても考えさせられる気がする。
ITに関わるネイサンとケイレブ(スターウォーズでいうポーダメロンとハックス将軍)は、両方天才なのだろうが、この2人を欺き、結局一人勝ち(なんならキョウコと2人勝ち)するエヴァこそ、本当の天才なのかもしれない。
最初ケイレブやネイサンをかなり羨ましいと感じていたが、映画を見終わった後、こんなん嫌やなと、何ならこんなもんに関わりたくないなと本気で思った。
自分がもしケイレブの立場でも、エヴァに恋していたような気がするし、ネイサンの立場でも、AIをぞんざいに扱わないかと聞かれたら完璧にノーと言えないところも、この映画の気持ち悪さの元の1つなのかもしれない。
気味が悪かったが、「SEVEN」と違って、またしばらく年をとったら見返してもいいかなと思えた作品だ。
久しぶりに「SF!」というSFを観た
わたし、絶対失敗しないので。
人工知能が人間を翻弄
そうだよね。
人工知能ホラー
ついに出たか人工知能ホラー映画。とは言い過ぎかもしれない。しかし、閉塞した空間での怖い演出が冴え渡っていたし、低予算映画だし。そういう意味では、やっぱホラーだよ。
ホラー映画は、現実世界における、我々の潜在的な恐怖を描いているものだ。本作は、検索エンジンに対する恐怖だ。我々は検索エンジンを利用していると思いきや、実は、我々は検索エンジンの養分に過ぎないのかもしれない。精神的には、我々の世界は、既にマトリックスのようなものになっているのかもしれない。
今の時代、人間の方がロボットみてぇじゃねえか?この映画のロボットは、人間よりも人間ぽかったぞ。とはいえ、本作には、人間は2人しか登場しないのであった。
いい景色でした
人はAIをも愛せるかを問う残酷で耽美的なSFスリラー
検索エンジン開発会社に勤める若手エンジニアのケイレブは社内で大抜擢されて社長の自宅に招かれる。そこで彼は社長が密かに開発していた女性型ロボット、エイヴァが人工知能と呼べるかどうかのチューリングテストを泊り込みで実施することになるが、毎日ガラス越しにエイヴァと会話をしているうちにケイレブに微妙な感情が芽生え始める。
テーマとしては『Her 世界でひとつの彼女』と同じで、人は人工知能をも愛せるのか?というものですがこちらはファンタジーよりももっと現世的なバックグラウンドを前面に出していて、なぜケイレブがエイヴァに魅せられていくのかも非常に残酷に見せていくので物凄くイタイ。エイヴァを演じるアリシア・ヴィカンダーがものすごくキュートだし、徐々にアイデンティティ・クライシスに苛まれていくケイレブ役のドーナル・グリーソンも『アバウト・ア・タイム』、『フランク』に続くハマり役。ミニマルキャストによる低予算SFですが辛辣なテーマと美麗で耽美な映像の小品、これは拾い物でした。
カルト作品誕生
いま一歩
食わず嫌いしていたが、いい
チューリングテストの実験のために呼ばれた主人公が
AIを搭載したアンドロイドに感情移入していってしまう話。
話のノリ的に二人で脱出するのかと思ったら、まさかAIが
淡々と登場人物を全て駒のように扱い目的を達成してしまうのだった。
人間らしさを錯覚してしまうほどに、巧妙に感情を表現するAI
前半の人間らしさと後半のその行動の容赦ないギャップに背筋が凍る。
AIへのアンチテーゼと共に現実世界にもいる、共感なき住人を彷彿とさせ
る。むしろ印象としてはそちらがより近い。
現状のAIというものについて考える際、通常は人間をベースにして想像する
から人間に限りなく近く描かれる。が、計算づくで行動するという点で
普通の人間と異なった思考様式のキャラクターとして描かれる。
だから舞台が違うだけで本質的にはアメリカンサイコやウォール・ストリー
トなどと同じだとは思うのだが、物語後半までそのゾッとする冷たさを
秘めていたのは流石であった。お陰で気づいた頃には主人公のように
「オイオイマジかよ」といった心の声とともに打ちひしがれていたのだった。
観てる側も疑心暗鬼になる
これぞSF
近いうちに来るであろう人型AIとの付き合い方
全184件中、41~60件目を表示