ギターマダガスカル
劇場公開日 2015年6月20日
解説
アフリカ大陸の南東部インド洋に浮かぶマダガスカル。東南アジアやアフリカ、アラブ、ヨーロッパの影響を受けながら、独自の進化を遂げたマダガスカルのミュージックシーンのルーツをたどる旅を追ったドキュメンタリー。トミノ、ババ、テタ、デ・ガリという異なる故郷をルーツに持つ4人のミュージシャンの旅を通じ、いつでもどこでもわきあがる音楽と暮らす島の人々の日常を、生者と死者をつなぐ数々の伝統儀式や、マダガスカルを代表するミュージシャンたちが独特の奏法で奏でる楽曲の数々から、彼らの音楽のルーツが描かれる。監督はモンゴルの伝統声楽ホーミーを題材に取り上げたドキュメンタリー「チャンドマニ モンゴル・ホーミーの源流へ」で劇場デビューを果たした亀井岳。
2014年製作/106分/日本
配給:FLYING IMAGE
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2015年11月12日
iPhoneアプリから投稿
マダガスカル、あーバニラビーンズの!ぐらいしか知識無く、マダガスカルは南米の方にあると思ってて、途中から「なんかアフリカっぽいリズムやなぁ…」と思いながら見て、後で調べたらやっぱりアフリカの方だった。
そんなマダガスカルだったけど、出てくる楽器がすごく面白かったし、音楽もかっこよかった。
映画に出てくるミュージシャン達にとっては、音楽というのは、そんなノリノリで楽しむためのものではなく、もっと神聖なもので、音楽は神に奉納するもののようだ。
そこが興味深かった。
マダガスカルのギターって…⁉︎と思いながら
なんだか楽しそうな映画なので観ました。
音楽と踊りが人をつないでいく。
ストーリーはあまりよくわからなかったのですが、人と音楽のつながりが、深く印象に残りました。
2015年6月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
思わず体を動かしたくなる音楽が展開され、その理由が非常によく分かる。
マダガスカルそのものを知れば、その音楽も理解できるということなのだろう。
楽しさ、胡散臭さ、悲しみや苦痛など、音楽の中に全てが内包されている。自分はそう感じ取った。
ドキュメンタリー映画でありながら、その長尺を全く感じさせないのは、やはり音楽の力によるところが大なのか─。
映画のサントラ的なものが無くて残念ではあるが、それを手に入れたところでどうせ映画ほどの感動はないだろうから、無駄遣いしないで済んだのかな。
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