64 ロクヨン 後編のレビュー・感想・評価
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超えられなかったかな!?(´・_・`)
前半では号泣してしまったけど、後編は少し涙が出たくらい( ´・ω・`)
内容的には前編・後編に分かれているだけあって丁寧に描かれてたとはおもうんだけど、二部作に有りがちなやっぱり前編を超えられなかったかな!?
前編・後編に分けず3時間くらいの映画にまとめたほうが、内容が濃くなってもっといい映画になったんじゃないかなぁって思いました(^ω^;)
もやもやした
映画としての完成度は高いと思うけど、見たいものを見せてもらえない感じがすごくあった。
最もスリリングな思いをしたのは、吉岡秀隆と永瀬正敏だったはずなのに、傍観者とも言える佐藤浩市の立場から描いていたので、それはそれで見どころはあったのだが、やっぱり吉岡秀隆と永瀬正敏の執念の凄さ、作戦を立案しているところなどもっと見たかった。吉岡秀隆がヘリウムが切れて自力で変な声を出しているのが痛々しい。
捜査車両がかっこよかった。佐藤浩市が暴走するくだりはすごくよかった。
正直なところ、広報の軋轢なんてどうでもよかったとしか思えない。本人たちも真剣に仕事としてやっているだろうけど、真犯人を発見したり追い込んだりとは比較にならない。
小林薫の真実を追求しない姿勢にはイライラした。手柄を上げる以上のものなのだろうか。
榮倉奈々ちゃんの見せ場がない。
描きようで、もっともっと面白くなるはずだ。
素直に面白かった
原作を読まないで鑑賞しましたが、私は充分楽しめました。これだけの役者さんが揃うとキャラが際立ち過ぎて、役柄が消えてしまうことがありますが、脇役も含め、それぞれが役に徹しており、自然と映画に引き込まれていました。三上(佐藤浩市さん)は、言うまでもないですが、これに答えた役者さんは、さすがです。特に雨宮(永瀬正敏さん)や目崎(緒形直人さん)、秋川(瑛大さん)、目崎次女(渡邉空美さん)は、素晴らしいかった。物語については、アニメの映画化同様、ベストセラーの小説ファンから見れば違和感を感じるかもしれません。ハッピーエンドでは無く、娘を持つ3人の父親それぞれに、この映画のテーマソングのフレーズにもある、せつなさが残る終わり方は、この映画の狙いなのでしょうか。ここで、どう感じるかは、鑑賞した人次第で、評価が分かれる所だと思います。
良かったです。
原作は上巻のみ読みました。前半は、ロクヨン事件のダイジェストと模倣事件の会見での様子。中盤から、模倣事件の行方とロクヨン事件の犯人の正体が明かされます。そして、謎に包まれた無言電話の全容もわかります。後半は、三上が犯人を追い詰めるシーンとなります。ハラハラドキドキしながら2時間楽しめました。伏線が見事に回収されているところが凄かったです。あ行から無言電話をしていく執念が恐ろしかったです。どの事件の被害者家族も大切な家族を失ったらずっと忘れないという悲しさが胸に突き刺さりました。声は、犯人を証明するということも…謎だったのは、ロクヨンの犯人がどうして翔子ちゃんを殺してしまったのかという理由や最後に掛かってきた電話、犯人の家族のその後など。もやっとした感じでしたが全ての謎が明かされてスッキリしました。下巻をこれから読んで映画と異なるエンディングを楽しみたいと思います。前後編共にとっても面白かったのでDVDが出たら買っちゃいます。傑作です!
ストーリーはほぼ予測どおりだが
前編に引き続き日本で最も有名かつ実力のある役者が揃っていて、迫力ある演技を見ることができます。ミステリーを見るというより人間の強さと弱さの両方を垣間見ることができると思います。
こういう重厚な映画をもっといっぱい見たいですね!
前編を見終わっての期待は上回れずも、上手くまとめた方では
前編が傑作の香り漂わす作品だったので、後編を心待ちにしていました。
原作未読ドラマ版未見なこともあって、結末は全く予想が付きませんでしたから、一体どうなるのか、前編ではロクヨン事件の解明へは思いのほか進展してませんでしたし、後編はどう結末へ向かって推移していくのか、ドキドキしながら見させていただきましたが、まあ見終わってみると、二部作物によくあるパターンの前編での期待は超えられずな作品になってしまった感は否めずだったかなぁ。
ただそれでも上手くまとめたとは思いましたけどね、他の二部作物よりは高いレベルを保ちつつ何とかまとめた印象でしょうか。
とは言え、3時間ぐらいの長編になっても、まあ一つの作品にまとめることは間違いなく出来たはずでしたよね。
そこはテレビ局絡み映画のアレがチラホラ見え隠れ(苦笑)
もう記者との対立構造は前編でお腹一杯なんで、長々やらずこの辺で勘弁してくれと思った方は私だけではないでしょう。
リアルがどうかは知りませんが、あれでは隠蔽体質の警察にむしろ同情してしまいます、それと柄本佑の二課長も何かありえなさ過ぎて冷める・・・。
どうせ二部作ありきなら、そこ削ってもっと三上の娘の話を盛り込むとかしてもらった方が、より感情移入できた気がしました。
ただ肝心のロクヨン事件、そして新たなる誘拐事件、ほぼ同時進行で解明へと向かったサスペンスフルな展開に関しては、一定の見応えを感じました。
後編から登場の緒形直人の演技・存在感も相まって、前編には足りなかったドキドキ感を十分味合わせてもらった気がしました。
疑問だった部分がだんだん明らかになっていくスッキリ感も得られましたし、クライマックスの川でのシーンさえもう少し納得できるものであれば、十分評価に値する内容だったと思うのですが、アレはちょっと勿体無かったなぁ・・・。
しかしそれぞれの父親の、娘への想い、その辺の描き方に関しては、本当にグッと来るものがありましたね。
娘がいなくなるとはどう言うことなのか、どれだけ辛いことなのか、永瀬正敏の鬼気迫る演技、あの執念は、物凄く心に伝わってくるものがありました。
ロクヨン事件から止まっていた時間が動き出した終盤の展開は、どこか見る側も解放された気分になったようで、少しホッとさせられました。
まあ不満な点も多々見受けられはしましたけど、見て損のない二部作ではあったと思いましたよ。
蛇尾
エンドロールが終わって、それ以上何もないことがわかり、思わず苦笑した、
前編であれだけ壮大な前振りをしておきながら、犯人は唐突に後編から現れる。
それに対する捜査もザル過ぎて、その不自然さばかりが気になってしまう。
最後は力業で佐藤浩市が収束させるが、何の感慨も残らない。
その他にも不可解な点は枚挙に暇がなく、???の連続。
前編であれだけ盛り上げたマスコミとの対立も尻すぼみ。
県警担当の影は薄く、あれだけ煽ったことが全く効いていない。
個人的には、結局は利己的なマスコミ像の描写を期待したので、残念。
では、サスペンスとしては物足りなくとも、個々の生き様を掘り下げられていたかというと、
心に染みたのは父としての永瀬正敏のみ。
前編を大盤振る舞いして、後編も劇場に足を運ばせようという戦略は成功か。
原作に興味を持ちました
原作に興味を持つほど、キャラクターに魅せられました。何を思ったの?何を考えたのか、感じたのか。その表情や眼差しや態度の根拠が知りたい。それほど、演技力のある俳優が揃っていたんだなーと思います。
ただ、全体的に早口なのか、なんか聞き取りづらい場面があったりしましたし、ごちゃごちゃしていた感じがあります。
ストーリーもびっくりするような仕掛けがなくて、まあ、あるよねーと言う感じではありました。
前半は台詞の応酬で退屈だったし。原作とは違うなら、三上の娘のエピソードは永瀬正敏の演技があるから必要ないのでは?
娘のエピソードを省略すれば前半後半をカットできたように思うがいかがでしょうか。
永瀬正敏(☆∀☆)さすがっすーー!!
後編も、NHKドラマ、原作と、照らし合わせながら、ワクワクして、見ました。
なんたって、俳優が豪華ですからねー!!
後半でも、雨宮役の永瀬正敏が、最高でした。
再度の誘拐事件に、映画では、早急に犯人が、明かされますが、それは、原作とは、違う後半の話へと繋がって行きます。
しょうこちゃんが、誘拐される前に持ってたマユダマが、新しい話のカギと、なっていく、原作とは違うプラスされたドラマ。
良かったと思います。
佐藤浩市の三上は、公衆電話の数字が消えたボタンを、見て、自分の力で、娘を探そうと思ったのでしょう。
読み間違う事なかれ
期待の後編。
この作品はサスペンスでは無く、子を思う家族の壮絶なる思い、刑事が、いや警察官が根本に持っているはずの事件に対する正義感といった安っぽい言葉では言い表せない執着心、それらが64という事件を動かして行くといった上質人間ドラマである。
事件の概要だけを追って展開だけに捉われているとそこを見失う。
無念、絶望、失望、そして執念、それらが自分の愛した者に集約されて、あの当時から時が止まったままの雨宮氏の行動を思った時、涙が止まらなかった。
そしてそれぞれの64が結末を迎えた時、事件は携わった人間全てを不幸にした事を改めて思い知らされる。
俳優陣の底力をたっぷりと堪能できる、昨今のペラペラな邦画作品とは完全に一線を記した重厚な日本映画。
作り手側の映画に対する概念的なものが伝わって来る作品だと自分は感じた。
勢いで押し切る
ストーリーは平凡より下ぐらい、予想外な展開は特になく、主人公が問題に、真正面からぶつかっていく形でした。
当然周りとの軋轢や衝突が多く、そういったものを俳優の演技力で表現しています。
結果、人間ドラマして見る分にはいいのですが、職場にいて欲しくない人間ばかりになっており、そういうのが苦手な方にはお勧めできません。
残念
前作では久しぶりに心が揺さぶられ、後編が待ち遠しかったのですが…。
原作知らないです。
三上の暴走も理解できないし、格闘シーンは絶対に不要です。
あと、最後に秋川記者が三上から声をかけられたシーン、意味が分かりませんでした。
いずれにせよ、残念でした…。
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