ヒメアノ~ルのレビュー・感想・評価
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Go!森田、GO!
一時間近いアヴァンタイトルからのタイトルロールへの流れ、吉田監督貴方はやっぱり凄い!と改めて感服した一本。
原作の力ありき、とは言え「人間だって所詮獣」描写、特にSEXと殺人を交互させる演出は素晴らしかった。
前半の気の抜けたサイダーのような演出から一変する後半のタイトな流れも堪らない。
心の中で「行け!森田!ヤッチマエ!」と応援する自分が其処におり、大概自分もマズいのかなと思ったり。
そんな森田を演じた森田氏も◎
語り口の幼稚さ(演出上かもしれないが、サイコ役であれは無いよ)はアレだが、「イッちゃった人間の目」が素晴らしい。
ダークな話におけるメリハリと、何より救いのためのムロ氏、濱田氏の起用&前半かもしれないが。
「もうちょっと真剣にやれ!」と思ってしまった自分がいた。
まぁ主役がサイコ森田なので仕方がないのかもしれないが、話的にはムロ先輩がもっと物語にかかわった方が面白かっただろうし。
濱田氏よりも柄本氏ご子息(どちらでも)が岡田役だったら、人間という生き物の本質的な下衆さがもっと浮き彫りになったのにな。
と、少し思ってしまうのは贅沢なんだろう。
ともあれ『銀の匙』で牙を抜かれたかと思った吉田監督の復活を、素直に喜びたい作品。
もっともっとヤッて下さってもいいんですけどね!笑
観たのはかな〜り前だが…
色んなレビューを見ていたら、此れでもか‼️という高評価だらけだったので,見ていられなく、取り敢えず,此処に一寸レベルの低い&一生懸命,怖がらせているんだぞ❕(そりゃ,実際に居たら怖いのは勿論だが…)なんて印象を受けた人間が此処に居て,そう感じた事を伝えたかった人間がいた事を伝えたい所・・・
森田剛すごいわ
タイトルバックの演出カッコいいわ、そこから加速するように進んであっという間。
見終わった後の余韻がまだおさまらない。
また週末見に行こうかしら♪
原作見たことないからコミック読んでみるのもアリですね。
じわじわとよさに気づく作品
原作未読
テレビで紹介さていてv6ファンでもあるのでミーハーな気持ちで観に行きました。
いやぁ。圧巻でした。
前半と後半でドキドキの質が変わる映画は初めてです。
現実にも起こり得る出来事をテンポ良く観客を飽きさせずにドンドンストーリーに入り込ませる見せ方。素晴らしかったです。
v6の森田くんがもう、ヒメアノールの森田でした。もう、別人。あのイケメンの森田くんはどこへやら。見事に底辺を演じていた。
惨殺シーンはおもわず目を背けてしまいそうになるほどリアルでした。
また、原作を読んだので、原作を頭に入れてもう一度観に行きたいと思います。
怖かった。
始めのラブストーリー的な始まり、ヒメノアールのタイトルが出てから、一気に加速してゆく恐さ。
最後まで、森田さんの怪演。
サイコとして、恐さが十分に伝わります。
いろんなリアルが見える作品です。人間って怖いね。
漫画原作なのに当たり!
漫画原作で面白い邦画というのは、天然記念物級に珍しいように感じる。この映画はその天然記念物に成り得た作品だった。
とことんリアリティにこだわる描写に非常に好感がもてたし原作へのリスペクトも感じた。カット割りやテンポなど監督の手腕を感じるし、テクニカルな部分に収まるだけでなく十分な作家性を感じる映画だった。原作を改変しているところは映画になり得るにおいて非常に効果的だったし、なにより原作にないカタルシスが生まれた。ラストよかった〜!
秀逸なエンディング
「ディストラクション・ベイビーズ」に続きこれもまたムナクソ映画。こっちはあまりにも普通な存在感の森田剛が動き始めるタイトルからの展開がスゴいが、やっぱり投げっぱなしなんですね。
なんでこんなことになってしまったのかと思わせるエンディングは秀逸。
ムロがいてよかった
ムロさんがいなかったらただただ森田が狂気的で怖かった。
ムロさんがいたからより森田の狂気的な部分が際立った気がする。
ムロさんのコミカルさに感謝。
森田剛の演技に恐怖。
濱田岳のイチャつきようがリアル。
考え込む作品です
この映画を見てから1週間。いろんな感想や考察を見て、自分の中でもぐるぐるしてた。R15表現にも悩み。
でも多分辿りついた答えは、すごくシンプルな物。
人が狂うのは、他人によって。
人が幸せを感じるのも他人によって。
傍観者は共犯者になり、殺人者を作り、人を殺す。
恐ろしいまでに狂ってしまった森田がスクリーンの中にはいた。森田剛氏の姿を借りて。恐ろしかった。人を傷つけて行き、次々と殺して、でも最後にはあんな声で話す。
明るい少しトーンの高い声だった。
考え込む作品だった。
しんどかった
気持ちが重くなる感じがした。
何が、とは言えない。
森田がためらいもなく何人もの人を殺す行動にかもしれないし、森田がイジメをきっかけに壊れてしまったこと、そして誰も彼を助けなかったことに対してなのかもしれない。
そして、誰にでも心が壊れるきっかけがどこかにあるのかもしれないし、誰でも森田になってしまうことがあるのかもしれない。そういうふうに思ってしまった。
ラスト、森田の台詞に胸が苦しくなった。
もう一度あの頃に戻れたら、イジメに合わなければ、彼はごく普通の優しい青年に成長していたのかもしれない。フィクションなのについついそう思ってしまった。
サイコパス映画のひとつ
「植物図鑑」があまりにもキャスティングがひどいので、こちらを選んでみたが、まずまず楽しめた。最近、文学でも映画でも数を増やしているサイコパスもののひとつだが、こう言うことが起こってもなんら不思議でない世情であるので、すんなり受け入れられるのじゃないかな。しかし、わざわざ映画館で見るような映画でもなかったかな、DVDになるまで待ったほうがよかったかも。
人を殺すってこんな感じなのかも。
森田剛の連続殺人犯役がマジでヤバい。血圧が上がってしょうがなかった。最後に少し人間らしい一面を見せたことが救いか。ムロツヨシのコミカルなシーンとのギャップがありすぎる映画。99分でお腹いっぱい。
満点です
前半ではめちゃくちゃ笑って和みました。「安藤さん」が、すっごく面白くていいキャラクターでした。あの人を見るだけでも、映画館に行く価値があります…!
不穏な後半では森田剛さんの役の怖さが圧巻でした。ほんと、すごかった!
役者さんだけでなく、映画そのものが本当に本当に素晴らしかったです。
もしも血やエロス抜きで映画を撮ったとしても、素晴らしいものになるんだろうと思わせるものでありました。
狂気
良かった。
濱田岳と佐津川愛美の恋人ごっこが余りにもリアルでニヤけてしまった。
そして、他の役者に引けを取らないほどのジャニーズの怪演。途中から、普段の森田剛ってどんなんだったっけって思ってた。
なによりもタイトルバックかっこいい!からの流れにテンション上がった。
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