ラ・ラ・ランドのレビュー・感想・評価
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最高の雰囲気映画
雰囲気は間違いなく100点でしょう!
音楽はもちろんのこと、色合いやセットやそれらの映し方どこをとってもうまく融合していい反応を起こしています!
でも、なんだったんだ?結局なんなんだというストーリー。
めちゃくちゃに魅力的なキャラクター、と言うわけでもない二人がいるだけでは何も動かないストーリーです。
これのせいで全てが台無しのように思えます。
大した苦労も失敗もせず(してるのかもしれないが描ききれていない)上手いこと行って、しかも最後にふんわり終わります。
いわば波のないサーフィンです。
ストーリー重視かミュージカル重視かどちらか取捨選択できればもっと良かった映画なのかもしれません。。。。。
ミュージカルはよくわからないが面白い。Dolbyで復活。
3、4年前の作品で、アカデミー賞取ったことは知りませんでした。
今、映画館は下らないアニメ作品ばかりで、仕方なく前提知識なく観ました。
映画館Dolbyで鑑賞しましたが、確かに景色やミュージカルの広角的映像、ノリの良い音楽はDolby向きです。たぶん家で見るのとまるで別物でしょう。ノリも自ずから良くなる。リピーターも多いでしょう。
「ドライヴ」でスタイリッシュかつダーティーに強盗の運転手の若者をさりげなく演じたライアン・ゴズリングが、いい意味で若干数年だけれども歳とっていい味出してますね。エマ・ストーンも良いですがね。なんと言ってもライアン・ゴズリングだね。
洋画ハリウッドならではの作品。理屈がいらないところがストレスフリー。ミュージカル馴染み無い人でもオススメします。
エマ・ストーンの表情と瞳の美しさ
ビビッドな画作りと、美しいラブストーリー、何よりもエマ・ストーンの表情と美しい瞳の奥深さは、アカデミー受賞も納得の見どころ。
誰もが共感する恋の思い出と、人生のほろ苦さをちりばめ、きらきらした往年のミュージカル映画へのオマージュを加え、こんなストレート勝負な映画は相当な自信と情熱が無ければ撮れなかったろうと思えてくる。
やっぱりいい!
リバイバルの度に見に行ってしまう。
今回はTOHOシネマのプレミアムサウンドで堪能。
特大スクリーンに最高の音響で大満足。
冒頭のダンスシーンからエンディングまで、本当にいい映画だなーとまたまた涙してしまいました!
見てるだけで楽しい!それだけだしそれでいい!
面白かった!最高!と思ってレビュー見たらびっくり。なるほどそう言う考えもあるのかと驚いた。
たしかにカメラワーク、音楽、ダンスはピカイチなんだけどそれだけかと言われればそれだけ。ストーリーが薄いというのも頷ける。だって話だけ言ったら20分で終わるものを歌って踊って2時間にしてるだけだから。
でもそれでいいんだよね。この映画は苦しいシーンがあまりない。強いて言うなら恋人と別れるとか夢が叶わないとかその程度。理不尽とか不条理を押し付けられることはない。だから感情移入しにくい人もいるだろうと思うし、重苦しくて社会に訴えかけるような映画が好きな人には受けないと思う。でも苦しいシーンなんか見たくなかったしそれでいいんだよ。楽しく歌って踊って、恋人と別れたくらいのことで大騒ぎするくらい歌って踊って、それが見たいんだよ。綺麗な画と綺麗な音楽、カメラがハマれば最高の映画です。
ジョーカーと対になるような映画だなと個人的には思いました。ジョーカーをめちゃくちゃに評価してる人はこの映画星1にするんじゃない?笑
ラ・ラ・ランド
夢を諦めた男と夢を追い続ける女の話。
映画館で見れて良かった(アイマックス)
<数日後>
ふたりの関係についてはハッピーエンドではないかもしれないが、ふたり個人個人にとってはハッピーエンドなのか。
恋か仕事か。
もしかしたら、ふたりの恋愛はあれでもハッピーエンドなのかもしれない。
まーた期待し過ぎちゃった!
評判が良くて、映像も音楽も美しそうだなぁーとどんどん期待を膨らませてしまったもんで、ハードル上げ過ぎちゃいましたね。
とにかくお話にたいしたひねりはなく。
冒頭のシーンがやたらと評価が高いなと感じるレビューが多いなと感じましたが、あの冒頭はなんのためにあったのか?今ひとつ私は理解が追いついていかないままストーリースタート。
頑張る2人を応援したくなったり、
夢を追うことの難しさをしったり、
それなりに楽しんだけれど、特別面白かったぁと思える映画ではなかった。
夕暮れ時の丘に2人がいるシーンはとても美しかったですね。
若い2人が、夢を見て、切磋琢磨する。
挫折を味わったり、愛する人のために夢を諦めてしまったり。若者らしくて私は好きでした。
LAのご当地ミュージカル
LAを舞台にした夢見る男女の、出会いから共に過ごした一年間とその後を追ったメロウなミュージカル。音楽と振り付けがとても良く、大ヒットして聖地巡礼をする旅行者がいるのも肯ける。
朗々と歌い上げるタイプの作品ではなく、特に豪華というわけでもない。人生のほろ苦さを想うような、ちょっとセンチメンタルな気分になりたい時にオススメだと思った。
オシャレ
とにかくオシャレ。ずっとオシャレだなーと思いながら見てました。ストーリーに物足りなさはあるもののオシャレだったので悪い感じはしませんでした。でも、ぶっちゃけ最初の3分だけ見ればもう見なくていいと思います。星4点中3.5点は最初の3分です。
ミュージカルなんだと思ってたけど
ほぼバリバリの「ミュージカル」だと思って観てたらそうではないんですね(^^;
ライアン・ゴズリングのピアノ差し替えなしの演奏にはビックリしました。
そしてあの優しい微笑みに、きっと女性はやられるんだろうなぁw
あれで主演男優賞取れないんだー。
内容は夢追い人の理想と現実、みたいな。
面白かったです。
自分の選ばなかった未来について
歌も踊りも、もっと上手い人は沢山います。でも、ライアン・ゴズリングの淋しい瞳は、それを超える魅力があると思いました。
冒頭の10分で、映画として何かを超えてくる本作ですが、わたしは、パラレルワールドのダイジェストによって、このストーリーを大好きになりました。
音楽家や俳優でなくても、自分の選ばなかった未来を妄想することってあって、でも、今を奪われるのは違う、みたいなこと、誰にもあると思います。
月9と呼ばれるドラマ枠では、出会った男女は必ず恋を成就させるとされていた中、当時珍しく竹内結子主演の「不機嫌なジーン」では、主人公が一人を選択し、視聴率が上がらなかったという出来事から恋愛ものの描き方の難しさを考えていた事がありました。
日本のドラマと、映画では違うと思いますが、死別以外の単純な恋人同士が別れるという作品が新しい表現でこんなに面白くて、そして流行って、前作「セッション」で表現仕切った音楽表現以上の監督のストーリーセンスに、脱帽です!
サラっと楽しむ大人のミュージカル
内容はそんなに大したことはないが、音楽、ダンス、ファッション、スタイル、風景などなど、ミュージカル要素は満載で、初心者でも見やすい、理想と現実、過去と現在の対比などがわかりやすく描かれ、かなり楽しめる作品になってると思う。
なにより、エマストーンとライアンゴスリングがすごく合っていて、素敵に見える、重い内容でもないし、ほろ苦い青春ドラマとしては秀作だと思う、肩の力をぬいて見られるので、好きな映画です。
目を覆いたくなる駄作。
アカデミー賞の大本命っていう煽りに乗せられ、初日に観たのですが、え?え?え?え?え?え?って感じでした。
そもそもストーリーがまるでダメ。
並以下、それも相当につまらないレベルです。
となれば、ミュージカル仕立ての音楽や踊りを楽しむしかないわけですが、エマ・ストーンの貧弱すぎる声量と、ガラスをこするような耳障りな声質では、お世辞にも楽しめるとは言えませんでした。
ライアン・ゴズリングが吹き替えなしで挑んだというピアノ演奏も、シロウトの域を出ておらず、観客に聞かせるレベルではありません。
それにしてもデイミアン・チャゼル監督。
前作で「セッション」という圧倒的な名作を作った人なのに、どうしちゃったの、こんな駄作。
いったい何が起きてしまったのか、想像もできません。
ps. アカデミー賞、取っちゃいましたね。
なんとなく理由はわかるんです。
そもそもアカデミー賞って、投票するのは、全員、映画人なのですから。
つまり、映画業界人たちの内輪ウケで受賞しただけでしょう。
内輪ウケで受賞することを最初から狙ったのだとしたら、おそらくその狙いは成功している映画だ、とは思いますよ。
しかし、一般人にとっては、そんな業界人の内輪のノスタルジーには興味がないわけでして。
いい終わり方です。
ミューズカル好きには、昔のオマージュがたくさん盛り込まれててニヤリとしてしまう・・そんな作品です。
特に自分はジーン・ケリーさんが好きだったので、この作中のタップダンスとか観てると顔がニヤニヤしてしまう(笑)
タイトルにある、LA=ロス・アンジェルスというだけあって、ハリウッドの街並みとかもっと知ってるとさらに楽しめたんだろうな、とも感じましたね。
また、ミュージカルの楽しさをちゃんと持ちつつも、ストーリーもホロリとした苦さがある、観終わった後にそう感じられる作品です。
今年入って初めて映画館に行きましたが、良い体験でした。
また機会あれば見直して、どのシーンが何の作品のオマージュなのか、調べてみようと思います。
夢のように楽しい
それはふつう舞台でやるから、ミュージカルというものは中産階級以上の都市生活者が観る──ものだと思う。
わたしは舞台を観たことがない。舞台を誰が観るのか、知らない。
映画は好きだから、主要古典ミュージカルはおさえている、と思う。
オズやサンドオブやウェストサイドや雨に唄えばetcである。
楽しく観たというより、ミュージカルとはどんなものかを知るために観た──と記憶している。
労働階級にはrole上で台詞を歌って踊ることに対する懐疑がある。
ふつうに演じてくれたらいいのに、と思ってしまう。
が、ミュージカルには意味がある。
芸能博雅な層しか楽しめない、わけでもない。
わたしたちはダンスを楽しみ、同時に人の動きを見て楽しむ。
逃げ恥やUSAの振付を覚えた人は多い。
Bollywoodはいきなり歌い踊り出すが、インドの13億人はそれが好きなはずだ。
歓喜や平和や躍動などをあらわすのに、人々は歌い踊る。歌い踊りたくなる。それには何の疑問もない。
ただし、観る者は、ひねくれている。また、歌い踊る人々を観て、高揚をおぼえるほど、現実から離れられない。
が、小市民としては、ミュージカルを理解しないことには、抵抗をおぼえる。
好きとは言えないが、嫌いとも違う。楽しみ方が解らない──のだと思う。
しかし、この映画では、ミュージカルに対するそれらの苦手意識が杞憂だった。
ストーリーテリングがうまくて、ミュージカルの造りものっぽさが感じられない。
トムフーパーのレミゼラブルは労作なのは解ったけれど、歌い出すたびに違和を感じた。が、この映画では、ミュージカルパートを絞って、移行のタイミングをシームレスにしている。すなわち、さらりと歌いだす、に加えて、歌いだしてもおかしくないほどカラフルなのである。
カラフルでメルヘンな非現実と、現実感のある恋の行方が、いつしかミュージカルを観ていることを忘れさせた。
客席にミアを認めたセブが「ようこそセブズへ」と言うシーンにはおもわず目頭があつくなった。そこから、二人が添い遂げるIFが描かれるのは、まさに夢のような楽しさ。
ラスト見つめ合ってほほえむ、ストイックな着地にも感動した。
恋は実らなかったけれど、時が経ち、お互いの人生を歩んでいる。秋天的童話(An Autumns Tale)を彷彿とさせた。
小さな顔に大きなパーツのエマストーン。
ファンデーションごしにわかるFreckleFaceに惹かれた。
評判に頷ける映画だった。
せちがらい世の中、およそひねくれた観衆のわたしたちに夢を見させる。すごいことだと思う。
王道ミュージカル
まさに王道ラブストーリーのミュージカルだった。
ミュージカルらしいシーンやラストの終わり方がよかった。
何度も見ることで評価が上がったので最初はイマイチでも何度か見てみることをオススメしたい。
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