「唐突に踊り出すミュージカルが苦手な人でも」ラ・ラ・ランド ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)
唐突に踊り出すミュージカルが苦手な人でも
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この作品は気にいるのでは。夢みたいな話でもリアリティーを持って見せるデイミアン・チャゼル監督は上手い。前作セッションも同じ理由で良かった。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは抜群。彼彼女自身が業界で成功した人だから演技が実際の経験と重なるのか抜群。ラストシーン、目の輝きとうなずきだけで思いと過去と現在と未来全てを表現できている。
アメリカのエンタメ業界で夢をつかもうとする人の過酷さと儚さ。ついにお互いの夢を叶えたが、人生で一番愛した人とは結ばれなかった。普通、映画というものは(ロッキーのように)たとえ夢破れてももっと大事な愛する人と結ばれた、で終わるはずだが、その逆のラスト。世界中にいるわかつてエンタメ業界で成功することを夢見た人、現在、夢見ている人は絶対グッとくるでしょうね。
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