スライ・ストーン

劇場公開日:2015年5月16日

解説・あらすじ

伝説のファンクミュージシャン、スライ・ストーンの波乱に満ちた半生について、オランダ人監督のウィレム・アルケマが20年以上の取材の末に完成させたドキュメンタリー作品。幼少時から教会でゴスペルを歌い、9歳でシングルレコードをリリースしたスライ・ストーン。1966年に結成したファンク・ロックバンド「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」で爆発的な人気を獲得し、今なお根強い人気を誇っている。75年の解散後はソロ活動を開始。しかし麻薬所持などで何度も逮捕され、長年消息不明状態となる。時折姿を見せては大衆を驚かすスライの生い立ち、栄光と挫折、友情と裏切り、元マネージャーを詐欺横領で訴えた5年間におよぶ裁判、そして2015年の勝訴まで、ベールに包まれていたスライの波乱の半生が明らかとなる。

2015年製作/90分/オランダ
原題または英題:Dance to the Music
配給:キュリオスコープ
劇場公開日:2015年5月16日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0 R.I.P. Sly

2025年8月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

オランダ人監督のウィレム・アルケマが20年以上の取材の末に完成させたというスライ・ストーン(1943-2025)のドキュメンタリー作品。

幼少時から教会でゴスペルを歌い、9歳でシングルレコードをリリース。1966年に結成したファンク&ロック、ブラック&ホワイト、そしてメイル&フィメイルの革新的バンド「スライ&ザ・ファミリー・ストーン」で爆発的な人気を獲得した。

自分が音楽を真面目に聴き始めた70年代初頭は人気の絶頂にあったのだけど徐々に失速した。リアルタイムで聴いた「Fresh(1973)」とか「Small Talk(1974)」なんか好きなアルバムなんだけどなあ。

75年の解散後はソロ活動を開始。
麻薬所持などで何度も逮捕され、消息を絶った。

以上、前半はよく知るエピソードをなぞった感じだけど、後半のスライを探す旅はドキドキした。実際に会えた時の感動はどれほどだっただろう。

「変わり果てたスライ」を見るのは辛かったけど、生きてさえいてくれたらと。

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エロくそチキン2

5.0 3年程前

2025年7月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

無性にハイヤーグラウンドを聴きたくなり

サブスクもあるのにアナログを買い求めレコ屋を

駆けずりまくった僕が無事アナログで

ハイヤーグラウンドの入ったアルバムを手に入れたのは

レコ屋が営んでる居酒屋スペースだった。

この経緯を思い出しながら

本作を見て何故にあんなにスライを。

って事に気付けたのは、スライの歌詞と

彼の発言にあった訳だが

まぁ、スライの音楽にはこれからの時代において

求められる考え方がぎっしり

詰まっている訳である◎

色んなミュージシャンドキュメンタリーはここ最近

ひっきりなしだけど、このような内容なら

どんどん出てきて欲しい。(がスライは別格)

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tomokuni0714

4.0 プリンス閣下の原点、ここにあり!!

2025年7月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

斬新

”スライ・ストーン”の波乱に満ちた人生を追ったドキュメンタリー!!
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディー」から続く、ミュージック・ムービーもそろそろ落ち着きを見せようとしているが、この作品はなかなかの佳作!!
スライ・ストーンの人となりを追った映像にはドキュメンタリーがもたらす独特の空気感を生むことに成功し、ベールに隠されたスライ・ストーンの人生をより生々しく映し出す!!
彼らが奏でる音楽が後のジミー・ヘンドリックスやプリンスに影響を及ぼしているのはもちろん、そのジェンダー平等の姿勢も今の時代を先取りしたような先見性が感じられる。
老いてなお活躍のスライ・ストーンに幸あれ!!

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ナオック

4.5 スライ・ストーンを知るうえで最適なドキュメント

2025年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

今年亡くなったスライ・ストーンの追悼上映ということで観てきた。
彼の存在は知らなかったが、この作品を通じて知る事ができた。
ソウル・ミュージックの奥の深さを知る事ができたし、スライ・ストーンの音楽への情熱・魂が物凄く伝わった。
彼もそうだが、マリファナ、コカインなど麻薬等波乱万丈の人生だったが、家族やスタッフの献身的なサポートも肌で感じた。
動画などで彼の曲を色々聴いてみたい。
いいドキュメントだったが、後半は監督がちょっとファンモードに入っていたような印象を受けた。ここだけは残念。

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ナベさん