キング・オブ・エジプトのレビュー・感想・評価

字幕版を視聴しました。正直、この映画の粗を探そうと思えばぽんぽん出てきます。
古代エジプトにしては建築様式が～とかエジプトの舞台で俳優が白人なのは～とかストーリーが単純だから先の展開がわかってしまう等々です。
しかし、そんなことは些細なことです。この映画はそんな矛盾点やら時代考察やらといったことを考えずに見るべきものです。
こことは違う地球の古代エジプトだと思いましょう。ファンタジー映画なのでそれでいいと割り切ることです。
そういうところが気になる人はこの映画はおススメできませんが、私のようにポケーっとポップコーン食べながら見る人にはいい映画です。
人間と神様のやりとりを楽しみましょう。戦闘シーンをすげーと思いながら眺めましょう。改造されていくボスを見てカスタムロボみたいだなーとかあほなことを考えましょう。建築家連れてきた意味なんてあったんかいなんてツッコミは高炉にでも投げ捨ててください。
頭空っぽのほうが夢詰め込めると先人だっていってるじゃないですか。
頭空っぽにしてそこに映画とポップコーンを詰めながら視聴を楽しんでください。それができない人はこの映画は楽しめないと思います。

あまり詳しくはないが、完全オリジナルってわけでもなさそう。
膨大な神話のエピソードをぎゅーっと短縮したみたいな感じだろうか？
まだ「地球」なんて考え方すらない時代で、世界はエジプトと空とナイルと砂漠だけだった時代の話だ。
なんなら3部作くらいにしてくれても良かったんだが、色々と都合もあるのだろう。

そんなもんだから、物語はどんどん進む。
あらゆるエピソードをちょいと齧って進んでいくような印象である。
バックボーンがあるのかないのか、エジプトの神話を知っていたらきっと更に楽しかったりもするんだと思う。
もうスルスルと水が流れるように進んでいくもんだから、色々消化不良を感じたり…する事もあるかも。

エジプトの街並みが、どことなくオシャレで、この物語が「創作」に基づいている事を匂わせてくれる。
神々の造形や、場所、敵、武器などオリジナリティに溢れていて楽しい。
ホルス神が滑空するかの如く…音速で飛んでいくかのように…この作品の後味とかは全く残らない。
「ん。面白かった」
そんな感じであった。

ロードオブリングの時のように、神と人とでは頭身が変えてある。
その辺の処理の仕方は上手くやってんなあと感心してしまう。
CG自体も物語を邪魔する程ではなく、しっかりVRしてくれてた。

なんとも3D版で観たかったな…と言う後悔が1番の一本。

決して歴史に残る作品ではないし、突っ込みどころなんて数えるのがバカらしくなるほど多々。
でもこのくらい「デタラメなオモシロ作品」と言うのは、近年稀になってきた分爽快だった。
画面作りもエゲツないくらい3Dエンタメ、なのだが。
日本の配給は、そんなものを観客に届けようとは思わないのが悲しい現実なのか。

「ジュマンジ」が好きな人には是非観て欲しいエクストリームな娯楽作品。

豪華絢爛でバカバカしい世界観だと聞いたものだから、
じゃあ観てみようと思い立ったら本当にそうだった^^;
まさに金ピカ黄金期に加えて超合金！しかも飛んでる！
エジプト舞台にやりたい放題、ちょろっと史実も交え
神々の歴史に触れてる(ホントかいな)的ＳＦ感が満載。
人間よりちょこっと大きめ^^;という神々の大きさなど
一応のこだわり感や、豪華キャストが主役を食ってる
役回りなど、ある意味で見どころ多彩。何といっても
悪役で嬉しさ満面のバトラー氏のあのコスチュームで
｢300｣を連想しない奴がいるのか？と思うくらい激似と
いう血沸き肉躍る世界。主人公カップルが霞んじゃう～

(片眼のホルスはイケメンだし、ラー爺さんは燃えてるし)

返信などはかっこよくて男なら憧れるが、内容が浅すぎて、見た後後悔した

これは3Dで観るのがおすすめですね。
あんまり期待していませんでしたが、映像に迫力もあり スピード感もあったので、思ったより楽しめました。

ストーリーは……先が読めちゃう単純なものでしたが、この映画はそれで良いと思います(笑)

ベックの吹き替えの玉森君、なかなかマッチしてたのでは？

映画自体は楽しかったが、吹き替えが最悪で子供の寸劇を聞いているみたいだった。もともと吹替え版は見ないほうだが、今回は上映時間の関係上やむなく吹替え版の鑑賞だったが、もう2度と吹替え版は観ないだろう..

キャスティングはよかったし、キャラクターも魅力的だった。
CGも凄かったけれど。。内容が浅かった！
神々が余りにも人間的に描かれていて残念な感じ。

SFの要素も多々あって、そこは、ある意味、謎に満ちていたけれど。
でもこんなキャラクターやストーリーを得る為の
インスピレーションは一体どこから来ているのだろう？？
死後、最後のゲートで秤に量られるのが、金銀などの唯物的なものではなくて、人間の心？慈悲の深さ？だと聞いて、ホッとした。

これぞ、神様お戯れ祭り！
神様やからすんげー能力はあるけど、性格は人間と変わらんから、はっきり言って迷惑！
喧嘩の規模がでかすぎ！
とここまではオモシロ要素なんですが、やっぱり雑やなぁっと。
問題の解決の仕方が雑。
ストーリー展開も雑。
人物描写も雑。
CGも雑。
でも勢いはある！
突っ込んだら負け的な映画です。
ジェラルドバトラーの暴れっぷりは良かったので変身しないでほしかったですね。

神様達が可愛かった！！

　内容は推測できるくらいの作品だが、観客が次はこうなって欲しい、やって欲しいと、願う望みを叶えてくれる感動と娯楽の作品だったと思います。
　最初、盗賊はもう少し大人っぽい方が良いと思っていたが、最後の方で、愛の女神様が自分を犠牲にして守るには、子供っぽいのはその為かと納得しました。
　アクションもＳＦっぽいけど最高で、見飽きない作りでした。
　女神様達も神聖な色気があって、男の観客には毒を食らわせる位たまらん演技力ですね。
　ただ、セト？脳みそ取ったり、目玉付けたりした割に倒されるの編集時間のせいかもしれないが早いかな、それで－０,５点

とても面白かったです。
3D吹替でご覧ください。

内容的にはよかったんだけどベックの吹き替えに玉はないな

CGは、凄い。
何もかも、CG。
CGの街は大きいし、
CGの戦いは、迫力抜群。

ただし、もの足らない。
コメディっぽい、予告にも問題あるかな。
映像は、問題ないけど、ストーリーも問題ないけど、

きっと、吹き替えを見たのが一番の問題だったのだろうな。

私は古代エジプトが大好きなのだけれど、本作はエジプトの神々の戦いを描いていてほとんどエジプトの民の生活感やエジプトでのロケなどない。
ほぼほぼCGなのでアニメーションを見ているような感覚。
全体的にロボット物アクション映画にエジプト風味を足したという印象だった。
ストーリーはいたってシンプル。シェイクスピアのハムレットを単純化させたライオンキングのような筋書きなので映画開始1分でだいたいラストの想像がつく。
仮に観ていて眠くなって10分後起きたとしてもたいして話について行けないということはない。

アクション映画やロボット物が好きな人にはスリル満点で楽しめると思う。
配役も魅力的（特に神）だし、数年ぶりに新作映画でジェフリーラッシュが観れたのは嬉しい。

ただセトの企みがなんだか意味不明だったり、若者カップルに対する神々の計らいにリアルティーがなかったり…別に繊細な心理描写を目的とした作品ではないので、細かいことを気にしなければ楽しめると思う。

中盤の見せ場で寝てしまうとは。この作品は大スクリーンかつ3Dで見るべき。でも、CGのクオリティーは高くないし、ストーリーも感情移入出来なかった。神のくせにバカだし。変身もいただけない。でも、ヒロインはかわいかったのが救いか。

迫力ある映像が話題ですが、それは十分！
CGの進化を感じます。
それよりも神と人間の関係と言うか、人間臭い神が魅力。
主役はやっぱり・・・・

古代エジプトをアトラクション体験！のうたい文句通り、映像は迫力ありました。ストーリーは可もなく不可もなく、普通です。
最近はゲームで名前がよく出てくるエジプト神、折角なので子供連れで見に行ってもよいのではないでしょうか。

クィーンオブエジプトとかエクソダスのような、エジプト王室の世界を描いた映画か、と想像していたが、全く違った。神々の戦いに人間が絡むという構図に新鮮さを覚えた。

内容はいたってシンプルよくある感じのやつ。そのシンプルさを映像で補ってる感じ。映像は中々迫力あった。