映画 みんな!エスパーだよ!のレビュー・感想・評価
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ブッ飛んだくだらなさが素晴らしい!
原作は未読、テレビシリーズは鑑賞済みです。
本作が公開された2015年は、園子温監督作品が3本もロードショーされるということで、「全部映画館で観よう!」という意気込みの下観に行きました。私が鑑賞した回には、中学生から20歳前後の男性諸君の姿が…。おそらく、殆ど童貞?(笑)
テレビシリーズを観ていたので、映画化がアナウンスされたときはたまげました。このテンションをスクリーンで…。なんて贅沢なんだ! 内容的には、リブート版といったところ。連ドラを観ていなくても大丈夫な親切設計でした(笑)
骨太なテーマなんて存在しません!
エスパーたちがエロに妄想に世界の危機にグダグダと奔走し、パンチラ、おっぱい、「やりたいや~」な性欲に悶々とするだけ。このくだらなさが堪らない! 「これが映画?」と思いたくもなりましたが面白けりゃいいんです何でも!(笑)
美幸ちゃん役が夏帆から池田エライザに変わりましたが、個人的にはこっちの方がいい! まさに、“エロイザ”(笑) 本作でエロのイメージが着いてしまったのか、以降もエロ要素が伴う役柄が多い気が…。まぁ、大歓迎ですが(笑)
※鑑賞記録
2020/06/13:Netflix(3回目)
とにかく最悪!!
漫画から映画を観たのですが内容が変わり過ぎていたあげくに、訳のわからないエンディングでした。途中にもツッコミ所満載で原作のファンとしてはキャスティングが良かっただけに超絶ガッカリとしか言いようがありません。
運命の人を求めて
運命の人の手や足、手を繋ぎ走り、キスをするシーンが想像できる主人公鴨川。彼は運命の人が見つかるまで自慰を続ける。
ひょんなことからエスパーの能力を持つようになった彼は、人の心の声が聞けるようになった。彼は超能力について本で学び能力を使えるエスパーは正義である、下心で使ってはならないということを学ぶ。それ以降本能と正義の葛藤に悩まされる日々が続く。
とはいうものの最終的に彼は本能に従ってしまう。正義を捨て自分の本能に従うことが世界を救うことにつながった。振り出しに戻る世界、何事もなかったかのように世界は進む。
宇宙の片隅にある地球、地球の片隅にある日本、日本の片隅にある豊川市。中でも同じ年に産まれ、同じ学校に通い友だちを作る僕たち。出会えただけで運命なのではないだろうか。だからみんながあの歌を歌うことができ、「みんなエスパー」なのである。
おっぱいxおっぱい
実に…よくワカラナイ。
とりあえず、いっぱいおっぱいといっぱいパンチラが見られる。
中学生などは、大好物がもしれない。
僕が中学の時にこの映画に出会っていたなら、やはり、食いいるように見てたような気もしなくはない。
ただ…
今のご時世の中学生がどうなのかは、よくわからん。
そして、これが少子化に悩む日本人に向けての映画なのだとしても、どうでもいい。
これに1800円を払わなくて良かった。
ホント、映画館に行かなくて良かった。
くそつまらないっ。
…俺は「のぞきめ」以降、あの人がダメらしく、出てきた瞬間吐き気をもよおした。テレビぶっ壊してる妄想をする程に、気持ちが悪かった。
他の方のレビューを見たら、TVの深夜枠が前身だったとか。
なぜ、そこに留めておかなかったのか、疑問でしょうがない。
俳優と監督のブランド感はあったにしても、深夜枠だからこそ、やれた事ってのはあったはずだ。
今は簡単にDVDにもなって流通もするのだから、その程度にしときなさいよ、節操がないなあ…。
もう少し何とかならなかったのか
女の子以外見るべきところがない。話は無茶苦茶で破綻してるし、中学校の文化祭のようなセットすらでてくる。演出も古臭く感じ、不自然なタイトル連呼もシラケる。
エロ、下品、下ネタ連呼は全然かまわないがこれじゃ役者がかわいそう。
いや〜!清々しい程のくだらなさ!
原作コミック、dtb版共に未見。
あまりにも評判が悪いので、「どうなのかな〜?」と危惧していたが、とてつもなく酷い訳でも無く。寧ろ最近の園子温作品(特に『リアル鬼ごっこ』)等を観ているので、こちらに園子温グダグダ演出に対する耐性が、既に出来上がっていた事がプラスに転じた様だ。
とは言え、ドラマ版自体は始めの頃の園:入江:鈴木:月川の四人による共作の効果による競争意識からか、高いテンションが発揮されていたものの。後半、園演出に落ち着いてからは一気にグダグダになって行った事実が…。
その為なのかは、原作コミックを未見なので場違いな意見になってしまうのか心配だが、とりあえず感じた事を記してみる。
映画版はドラマ版と違い、【運命の人】との出会いを強調する恋愛映画として成立させよう…との意識付けが必要以上に感じられた。何度となく同じ映像が観客に提示されている。
その為にか、「ドラマ版の事はいっそ忘れて欲しい…」と言いたげな意識付けもまた強い気がする。
ドラマ版での夏帆の存在感が素晴らしかっただけに、映画版に於ける降板は大変痛いのだが、ドラマ版でその夏帆を追いかけていた中尾明慶や、先輩役の武田航平(映画版では数カット出演)。更にエロ教師兼敵エスパーだった矢柴俊博:栗原類等の主要な男性キャストを一気に消極。
まるで「野郎共には興味が無い!」とばかりで、その潔さには清々しさすら感じる。
その変わりは、おっぱい星人である園子温最近のお気に入りの富手:W星名:今野:篠崎:金曜ダンディ繋がりのサヘル・ローズといった映画オリジナルキャラ達に(本人自らテレビで発言)時間を割いては、好き勝手な演出に終始していた。
その中で不思議なのが高橋メアリージェーンの役。
このキャラだけはちょっとよくわからなかった。
本人は頑張ってはいたが、
せっかくの映画版と言う事で、【運命の人】を強調しての恋愛映画として成立させかかった…と言うのは理解出来なくも無いが!
寧ろドラマ版での宇宙戦争。SPドラマ版での過去の因縁等の方がすっきりしたのでは?
何よりも最後に何で勝利したのかすら、いまいちわからない位のグダグダっぷり。大体エスパー達が活躍する場面すら皆無だしねえ〜。
あれだったら、SPドラマ版に於ける台詞某読み嫁演技による最強特殊能力を、この映画版に使った方がすっきりしたのでは?と思ってしまった。
その方が、映画版での富手のキャラ設定があまりにも曖昧だったので、彼女のSPドラマとの連動性:時間系列的に見ても彼女をより活かせた様にも思えたのだが。
あの『嫌われ松子…』似のメロディー?等。(ハロプロの曲との意見があるが、おじさんにはわからない。SPドラマではモーニングコーヒーを口ずさんではいたが)なんだかんだ:ああだこうだ言ったところで、最近の園子温作品を観ていれば、大体こんな作風になりそうなのは予感出来るのですがね。ちょっぴり社会派な面を見せつつも、元々まともに論じる内容でも無い訳だし、"怒ったら負け"的な作品では有ります。個人的にはこの<清々しい程のくだらなさ>は寧ろ貴重かも…と。
鈴木則文の正調なる後継者たるべく、一目散に邁進して欲しい位ですね。
まあ、観終わってはっきりと言える事は…。
♪若い女の子のエロい姿って素晴らしいよね〜♪
…って事。
これが男目線で観たら最強最大の真理(笑)
おじさん的には星名美津紀と秋月三佳のエロ可愛さに思わず○起だに〜(笑)
(2015年9月7日/イオンシネマ越谷レイクタウン/スクリーン5)
高橋メアリージュン
エスパーのPV撮るシーンとか、嘉郎がドラマ版主題歌をBGMに走るところとか、運命の人に気付くシーンとか、べたに感動させるシーンを撮ろうと思えば、園子音監督はいくらでも撮れると思うんだよね。でも、敢えてで、それを撮ってないんだよ。
ことごとく解りやすい演出を避けてくから、ラストもなんかそんな感じなんだけど、「園子音だなあ」って面白かったよ。
ラストは「運命の人は自分で見つけろ」ってことだなとも思ったし、「すべての女は運命の人だ」ってことだなとも思ったよ。
役者さんは、染谷将太を別格とすると、高橋メアリージュンが良かったな。あの整った顔がなんか喋るだけで画面がもつんだよ。「ずっと観てたいなあ」と思うんだけど、ここも監督がショットすぐ切り替えちゃうの。
あと冨手麻妙ね。「なんかこの人いいなあ」と思ってたら、《リアル鬼ごっこ》でシュールの役やった人なんだね。
池田イライザも良かったよ。真野恵里菜をくっちゃう感じで良かった。「運命の人」のシーンでは、露出少なめなんだけど、断然かわいいのね。
出てくる女の人達みんな可愛くて良かったな。でも、そん中で ともちん が別格で可愛かったわ。園監督の撮り方うまいんだろうな。
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