映画 みんな!エスパーだよ!のレビュー・感想・評価
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エロ版〝ファンタスティック・フォー”(笑)。完全男性向けのお色気コメディ!!
【賛否両論チェック】
賛:ぶっ飛んだくだらなさが、振り切っているので逆に面白くて笑える。何も考えずに観られる男性向けの娯楽作品。予備知識も不要。
否:お色気シーンや下ネタが多数登場するので、苦手な人には絶対不向き。笑えない人にとっては、苦痛の作品か。終わり方にもあっさり感が否めない。
次から次へと登場する無意味なお色気シーンと、個性の強すぎる登場人物達、そして〝世界を救う”という壮大なスケールと、気持ちいいくらいにぶっ飛んでいる世界観が、かなりステキです(笑)。苦手な人には絶対向きませんが、下ネタがオッケーな方には、爆笑必至だと思います。〝エロ”しか取り柄がない主人公達が、果たして世界の危機にどう立ち向かっていくのか、ご注目下さい。
ストーリーそのものはメチャクチャで、ツッコミどころがありすぎるくらいですが、それを指摘するのは野暮というもの(笑)。予備知識も要りません。完全男性向けの、痛快娯楽コメディと言えそうです。
覚悟してから見るべし
期待通りのエロさ、ゆるさ、くだらなさ、そして、もの足りなさ。
114分にまとめるには厳しかった。
エロくてユルいが、インパクトに欠ける
稀に見るくだらなさwけどファンにとってはとても楽しい
観てきた!
いやーw
史上最強にくだらないww
園子温さすがにふざけすぎじゃないかww
でも最近の私は染谷将太と園子温ファンだから、宇宙規模の愛情と失笑をもって全てを包み込みます♡
総合:★★☆☆☆
ストーリー:★☆☆☆☆
染谷将太:★★★★★★★★★★★★
安田顕:★★★★★
石崎ひゅーい:★★★★★
深水元基:★★★★☆
マキタスポーツ:★★★★☆
柄本時生:★★★★☆
池田エライザ:★★★☆☆
真野恵里奈:★★★☆☆
神楽坂恵:★★★☆☆
高橋メアリージュン:☆☆☆☆☆
まずね、何といってもストーリーが絶望的!
く だ ら な い 以外の感想が何も思いつかないw
何だあの安っちい
「出産の神秘♡」
「お母さんの愛、最高♡」
みたいな結末は!
最後のみゆきちゃんとのくだり長すぎたし、メロディーを口ずさむ回数多すぎて壮絶にクドかった。
コメディならコメディで徹底すればいいのにいろいろ詰め込み過ぎだなぁ~
そして高橋メアリージュンの演技が想像を絶するレベルで非常に遺憾wwww
なんであんな大役に抜擢したんだろ???
初めて見た池田エライザ可愛かったけど、やっぱり夏帆で観たかったなぁー。
夏帆のダミ声が好きだったんだよね。
なーんていろいろ言ったけど、嫌いじゃないよw
終盤もくどかったっちゃくどかったけど悶絶したりヘラヘラしたりいろんな染谷が見られたし♡
私にとってはキャストに救われた映画だった気がする。
染谷、深水、安田、マキタスポーツは見ていて面白いし、女性陣もだいたい可愛い。
しかも私はサスペンスとか、映画館で見るならアクションとかが好きでこういう映画はあんまり見ないできたから、新しい世界と出会わせてくれてありがとう園子温!って感じ。
同時進行で「冷たい熱帯魚」観てたんだけど、両方ともお金かかってない感が凄まじいね。
一歩間違えたら学芸会?w
あと神楽坂恵のキャラの違いと、でもやっぱり神楽坂恵にしか見えない感w
みんエスは、周りがすごかったからものすごいエロ封印したように見えたけど、この人は園子温の映画にしか出ないの?他も出てるの?
今一時的にお気に入りの女優さんです♡
この雰囲気が好きだね
運命の人探さないと…
期待通りの
ああ、くだらない。
TVドラマでやっていたときから気になっていたコンテンツであったが。
東三河でエスパーになってしまった高校生鴨川嘉郎とその仲間たちが、迫り来る危機に立ち向かっていく。
まあ、Hなことばっかり考えるのはいいとして、嘉郎がもうちょっと賢いキャラなら見やすかったのに、とりあえずアホすぎる。
東三河総エロ化で、若い女の子しかいない(!)街は、水着女子であふれ返る。それが目の保養になった。
「リアル鬼ごっこ」で集まった女子に比べると、今回は美形がそろった感があり、そうなると「リアル鬼ごっこ」では何かの狙いがあったということか。
まあ、楽しい映画ではあったが、基本的にくだらない。
ここまで、振り切れると気持ちいい(笑)
溜め息が出る
アリバイ、成立!
「愛のむきだし」「リアル鬼ごっこ」などの作品で知られる変態・・いや、鬼才、園子温監督が、自身の作品の常連、染谷将太を主演に迎えて描く、SFコメディ。
アニメーション作家、宮崎駿は、後に代表作となる「風の谷のナウシカ」を映画作品として上映するために、アニメ専門誌「アニメージュ」に原作を連載した。同志である鈴木プロデューサーとの戦略の中で、「こんな原作で評価を得たので、映画、やっちゃいますよ」と胸を張って出資者に交渉するための作戦、いわば原作はアリバイだった。その結果、興行は振るわなかったが宮崎の才気を遺憾なく発揮する傑作が生まれた。
本作「映画 みんな!エスパーだよ!」を鑑賞すると、この宮崎の巧妙なアリバイ戦略と同様の思惑を感じさせる。テレビ東京深夜枠の地位を確立させる作品として評価されるTVドラマ版作品だが、実はこの作品、園監督作品と銘打ちながら、園が演出しているのは全ての回の半分ほど、そして園演出回以外の作品は、「エロ」というキーワードのみで繋がった覇気の薄い演出の弱さが目立つ。園としては、決して自分の作品として世に出すのは口惜しかったに違いない。
では、何故そんな屈辱と悲しさと隣り合わせの作品演出に、園は名前を貸したのか。本作を見れば、その答えは明快である。
「この、妄想、官能が適当に蒔き散らかされた現代変態絵巻を創るため」その、一言に尽きる。
人気を博したドラマ版の続編の如き宣伝文句で世に出た本作。だが、実のところ似て非なる別物として存在している。愛知県東三河、その片田舎(失礼!)に暮らす人間が、とある理由でエスパーの能力を身に付ける。その大まかな枠は踏襲しつつも、主人公義郎の戦う理由、人物像はスタートからドラマ版の設定に「べったり」と別色ペンキを塗りたくるように書き換える。
「そんな話だったかね」とドラマ版愛好家が首をひねるのを楽しむように、冒頭の人物設定説明を終わらせてからは、昨今の作品で関心を高めている「母性」「女子高生」「女」そして「愛」への偏愛へと突っ走る。
もう、ここからは園映画に慣れ親しんだ方ならご存知のように、観客を無視するこねくり回したセリフで煙に巻き、世界を右往左往、ひっくり返してかき混ぜる。ドラマ版で評価を上げた「パンチラ、胸ちら」をアーティスティックに昇華させながら、現代を代表するグラビアアイドルを大量投入し、映画として成立する「アリバイ」を意図的に提示する。
演出の良し悪しは抜きにして、観客の嗜好と出資者の不安解消双方に目を配り、エロ万歳映画という体裁を決して崩さす色を出す。このバランス感覚を商業映画の世界で維持し続ける作り手は、実のところ現代ではそうそう見当たらない。
「アリバイ」の力と必要性を経験と実績をもって知り尽くし、狡猾に馬鹿を演じる。本作は、その園が日本映画界を華麗に渡り歩いてきた理由を存分に見せつける一本である。
ここまで世界を挑発しても、笑いと変態に立ち向かう魅力にチャレンジする意欲作。なるほど、あの「清純派女優」があきれ果てて現場を離れたのも致し方ない。さて、これはどんなアリバイだろうか。
「ほら、映画としては専門家の皆様はえらく叩いていらっしゃる。これは・・夏帆さんが国民的女優として本作を支えていたという事でしょうな!ははは、愉快!」
毒が、目に、沁みる事である。
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