「あー」テラフォーマーズ えさんの映画レビュー(感想・評価)
あー
原作は最初の頃読んでいて一時期ハマった時もあったが今は全く読んでない程度
全体的に漫画の原作にそった内容でストーリーはまあ特に工夫も無い感じ。
良かった点
・ひっさびさにケイン・コスギが普通に演技していたこと
・初っ端の武井咲の死亡シーン(テラフォーマーの圧倒的な力によって有名女優が演じるキャラをどうせ生き残るっしょ♪とたかを括る観客を一気に絶望感に陥れるところ)
・火炎放射の虫の俳優(名前忘れた)の演技とキモさ
・昆虫活性剤を打った時の血管の演出
悪かった点
・未来の日本の世界観(2500年なのに傘はまだ傘なのかよwwホログラムあるのにビルに付いてるのは大型液晶テレビ?ww)
・なぜバグズ手術のことを話す前に宇宙船の外に出させたのか(武井咲のキャラが無駄死に)
・ケインコスギの盛大な死亡フラグの立て方
・宇宙船のガラス割れてるのにあんなに大量にいたゴキ達はそこから全く入って来ずわざわざ入り口から律儀に入ってくる意味
・昆虫の説明の時に背後で役者が謎のポーズをする今では子供向けの仮面ライダーですらやらないダサすぎる演出
・ゴキの波に正面から突っ込む(避けろよwwなんでわざわざ突っ込むの?)
・わざわざ突っ込むのに光学迷彩の昆虫の意味(説明「光学迷彩で敵を欺ける!」→自分から敵に突っ込むww)
・話が進むにつれ遅く、弱くなるゴキブリ。上記の武井咲をやったゴキが一番速くて強い。
・虫変身後の手作り感(まぁしょうがない。)
・ヤクザ達死亡後の昆虫能力の説明(だだ滑りしている)
・菊地凛子のキャラクター(ふざけ過ぎ)
・小栗旬のキャラ設定(問答無用でありえない)
・艦長のただの窒息自殺(なにがしたかったん?)
・ホログラムの小栗旬を殴る伊藤英明(いつまでこんな演出してるの?)
・山田孝之のキャラはハッカーという説明だったが、回想シーンではパソコンどころか貧乏も貧乏でそんなことしてない。キャラ設定が崩壊している。
・最後に出てきた武井咲の昆虫状態がキモ過ぎて笑ってしまった。なのにBGMなどで崇高な空気を出していてさらに笑える
・↑武井咲の昆虫の説明が山下のセリフのみの説明で知らない人からすると意味不明だと思う。
・最後の山下のバッタ姿はもう笑えないくらいに酷い(キンチョーのCM?
・ゴキブリを銃で殺す山田孝之。銃器で簡単に殺せるんかいww
勢いで色々書いてしまったが、有名役者を簡単に殺すところは原作の絶望感を表していて良かったと思う。だが、それによってあまり知られていない役者はそれ以上に速攻で死ぬんだろうなということが予測できてしまうのも難しいところではある。
漫画原作の映画は原作の話が2時間で収まるわけがないことはもう誰もが周知のはずなので、映画監督はもう原作に沿ったオリジナルストーリーで映画を撮った方がいいと思う。(展開を詰め込みすぎて雑な映画になると思う)
なんというか良くも悪くも日本の映画だよなぁ。というのが一番の感想でした。
偉そうに書いてごめんなさい。