ハイネケン誘拐の代償のレビュー・感想・評価
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金か友か。素人誘拐犯が迫られる、究極の選択。
【賛否両論チェック】
賛:金のために道を踏み外していく所有していた犯人達の姿が赤裸々に描かれ、身につまされる。
否:“誘拐モノ”の割にはかなり淡々と進むので、緊迫感を味わいたい人には不向き。実話だからこその終わり方にも、賛否がありそうなところ。
さすが実話だけあって、犯人達が幸せな日常から、金のために少しずつ身を滅ぼして行く様子が、淡々と描かれていきます。そして、そんな誘拐犯を相手に、動じることなく余裕を見せつけるハイネケン氏も、また圧巻です。
一方で、メインは犯人達の葛藤なので、誘拐事件特有の緊迫感のあるやり取りを期待してみると、結構拍子抜けしてしまう向きもあると思います。
「“裕福”には2通りある。多額の富を得るか、大勢の友人を持つか。両方はあり得ない。」
というハイネケンの言葉が否応なしに身につまされる、そんな社会派の作品です。
人の深層心理がよく分かる作品
決してつまらないわけでは…
あまりに低評価の方が多いので、観たいと思っている方のために敢えて言わせてもうと、決してつまらない映画ではないと思います。
テンポもそこまで悪くないと思うし、手抜き映画というわけでもないかと。
ただ、このシーン必要か?という部分と、逆にここはもう少し詳しく描くべきだっただろうという部分が多く、いろいろ惜しいなという感じ。
ハイネケンが犯人グループをジワジワ追い詰めていくというよりは、ただ犯人グループたちが自滅していく映画に近い。
予告を観てしまうと、どうしてもハイネケンと犯人グループの絡みはこれだけ?と思ってしまう。
アンソニー・ホプキンスの無駄遣い感は否めない。
ただ、実話を元にしているということで、元の事件がそもそも不明瞭な点が多いらしく、元の事件を忠実に描いているのなら仕方ないのかなという感じです。
しっかり面白いところもあるだけに、勿体無い作品。
宣伝広告に偽りありかなー。
微妙…
空虚感
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