マイ・インターンのレビュー・感想・評価
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シニアインターンを舞台とした数々の人間ドラマ!そして、経験というも...
シニアインターンを舞台とした数々の人間ドラマ!そして、経験というものの寛大さをあらためて感じる作品でした。働くという意味、人生経験が語る大きさに強く心を打たれました!!
期待して、そして満足して帰る、これぞ映画を観る最高の幸せ
興味ない•••4•好き/並••3••すごい
無•••4•涙/無1••••固ゆで
無•2•••社会派/大衆1••••カルト
よかった/勧める
俺の満足度 90点
作品賞ノミネート可能性 80%
ベンチャーの若き女社長が、周囲が勧めるように外部からCEOを雇うべきか考え、決める。並行して、社会貢献のために年配者をインターンとして雇う。
というだけの話。これが、小気味好く、そしてハートフルな佳作となるのは、デニーロやアンハサウェイが上手いからか、監督が冴えているのか。
いずれにしろ、期待して、そして満足して帰る、これぞ映画を観る最高の幸せ。
You'er never worng to do the right thing
表紙から爽やかさ溢れる「マイ・インターン」。緑溢れる公園から始まるこの映画、終始新鮮なエネルギーを与えてくれるような元気になれる作品だ。
出だしからモテ男ぶりを発揮している、ロバート・デ・ニーロ演じるベンは今は数少なくなってしまった典型的なジェントルマン。ベンは本当のジェントルマンとはなんなのか教えてくれる。私生活や服装、持ち物だって彼はきっちり。ハンカチを持つのは女性に貸すため。常に周りをよく見る彼は些細なことによく気づく。そして気づいたらやらなくちゃ。こんな簡単なことも僕たちは忘れているのかも。特に印象的だったのが、アン・ハサウェイ演じるジュールズの夫マットの浮気を見てしまった時のベンの対応、核心には触れず彼にアドバイスを送るベンの姿は大人の男ならでは。そんな彼だから周りからも好かれ、心を開かず自分で全てを抱えてしまうジュールズも打ち解けられたのであろう。彼の成長は周りをさらには観る者をも魅了する。70歳にもなってまで成長することをやめない彼の姿は、ファッションの通販サイト会社という彼とは水と油のような関係の会社なのにも関わらず、彼を中和させている。むしろ彼はこの会社にいなくてはならない存在となっていた。タイトルでも使ったベンがジュールズに言った一言「You'er never worng to do the right thing」この言葉をベンは体現していた。
ベンはジュールズから情熱をもらい。ジュールズもベンから情熱をもらう。「昔」と「今」真反対の二つが互いを尊敬し高め合い必要とする姿は社会の理想形のように思える。ベンとジュールズ、「昔」と「今」は互いがいなくてはならない存在となるのだが、果たしてそれは恋なのかそれとも違う別のものなのか…
この映画でもっと印象的なのが服装だ。ベンは古典的なスーツに常に身をまとい、ジュールズは今をかけるファッションに身をまとう。この体形が今のファッション業界を表しているようで面白い。
色々な伏線や表現がある中でもストレートに飛んでくるのが、「You'er never worng to do the right thing」。ジュールズに言った自分に素直になれという言葉も、挑戦という言葉も、この言葉はこの映画の要なのかもしれない。
こんな社会が理想的、爽やかで前向きな気持ちにさせられた映画でした
若い世代と高齢者が、こんな形で共存する社会を作れたら、これ以上素晴らしいことはないですよね。
ある意味ファンタジーに近いような理想形の関係を描いた映画でしたので、リアルとは少々言い難い内容でしたが、間違いなく見終わって前向きになれるような、どの世代の人をも応援するような後味爽やかな作風はとても好感が持てて、とにかく見て良かったなと思えた作品でした。
それと男にとっては、こんな風に歳を重ねられたらとするような、ある種バイブル的な作品でもありましたね、ベンを演じたデ・ニーロが素敵過ぎです。
正直アン・ハサウェイが演じた女社長ジュールズが、最初に70歳のベンに対して偏見に満ちた眼差しで接していたのは、極々自然な流れだと思います。
もし明日から急に自分の下にこんなおじさんが配置されたなら、ジュールズ同様普通にまともな仕事は頼めないでしょう・・・。
そんな世間の風潮に一石を投じたのが、この映画ってことですね。
確かにネットをまともに扱えない弱点はある、しかしそこさえクリアすればこれ以上の戦力はない、古い者には古い者の良さがある、経験値がある、そんなことをまざまざと見せ付けられた作品でした。
またベンの気配り具合と謙虚さに心底ホッとさせられるんですよね、若い世代が少しづつ心惹かれていくのも、思わず納得なデ・ニーロマジックでした。
ベンだけでなく、勿論ジュールズ社長も素敵な女性ではありましたね。
見る前は、「プラダを着た悪魔」とは逆で今度はメリル・ストリープのような役を演じるのかと思っていたのですが、アン・ハサウェイのキャラにそれは似合わないのも一目瞭然ですから、今回のような役で正解だったと思いますし、これはこれでとても感情移入させられた役どころでした。
全てに置いて完璧、と思わせといて弱い部分もあるのは人間なら当然な訳で、そんな部分の見せ方がとても秀逸なアンの演技だったなと思いましたよ。
そこでも公私に渡ってさりげなく心支えるデ・ニーロの優しさがホントたまらなく良かったなぁ。
そこに恋愛感情を挟まない作風にしたのも、この映画がスッと心に入ってきた要因の一つでした。
また高齢者問題、仕事を持つ女性の子育て&家庭の問題等々、現代が抱える様々な問題をさりげなく盛り込んだ辺りも、好ポイントでしたね。
本線と全く関係のないちょっと笑える描写の数々も、何気にツボでしたよ。
最後のまとめ方がちょっと綺麗過ぎた印象で微妙に心に刺さらない部分もありはしましたが、基本的にはとてもいい映画を見た満足感に浸れる一本だったと思いました。
グッとくる
アンハサウェイの笑顔、ファッション、上司として、母として、妻としての姿がすべてが魅力的!
ロバートデニーロの振る舞い、言葉もグッとくる。
同僚との掛け合いも思わず笑顔になる。
仕事に疲れたときにまた観たいなぁ。
観終わり感がいい
男がハンカチを持つ意味・・・うーむ、勉強になります(^^;
ロバート・デニーロの優しさ全開の笑顔と、アン・ハサウェイのキュートさにもうそれだけでお手上げです(^^)
役者陣の衣装もなかなか良かった。
観ず嫌いしてた。
どうせ女子のための映画だろと油断してたらめちゃくちゃ良かった。
強く無敵な人に見えても弱みはあるし、自分と何も変わらないんだなという事に自信が持てるようになるし、デニーロの立ち居振る舞いは確かに僕ら世代にはないもので、優しいだけじゃなく確信をつくアドバイスをくれたり、懐に入って行くのが上手いし、老害ではなく側にいて欲しくなるような年の取り方をしたいなと思った。
アン・ハザウェイはいつも美人だけど顔が派手でちょっとなぁ…と見始め見終わる頃には可愛い…となってる。難しい女に見られてるけど本音をポロポロ泣きながら語るなんて、惚れちゃうに決まってる。
終始ハッピーなオーラに溢れてるのも良かった。
お母さんに間違いメールを送るところなんて、くだらなくて最高だった。
観て良かったと思う。
ロバート・デニーロの微笑みに自然と心が安らぐ。これが演技の力だとし...
ロバート・デニーロの微笑みに自然と心が安らぐ。これが演技の力だとしたらやはりデニーロは素晴らしい。アン・ハサウェイも可愛いくまさに当たり役、後味の良い映画だった。
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