リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン

劇場公開日:

リベンジ・オブ・ザ・グリーン・ドラゴン

解説

「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ監督と、同作をハリウッドリメイクした「ディパーテッド」でアカデミー賞を受賞したマーティン・スコセッシがタッグを組み、中国から不法移民としてアメリカに渡った少年が裏社会で生き抜く姿を描いたクライムドラマ。ラウ監督と「パティシエの恋」のアンドリュー・ロー監督が共同でメガホンをとり、スコセッシが製作総指揮を務めた。1983年、アメリカ・ニューヨークのクイーンズに中国からの不法移民として流れ着いた少年サニーは、同い年のスティーブンと一緒に劣悪な環境の中で日々を過ごす。ある日、犯罪組織「グリーン・ドラゴン」に引き抜かれ、白人の国で成り上がるためにはギャングになるしかないと教えられた2人は、ギャングとしての生き方や流儀を学んでいく。月日は流れ、サニーとスティーブンは青年へと成長。組織のボス、ポールの知人で香港からやってきたテディとその娘ティナとの出会いが、サニーの運命を大きく変えていく。

2014年製作/93分/R15+/アメリカ・香港合作
原題または英題:Revenge of the Green Dragons
配給:AMGエンタテインメント、武蔵野エンタテインメント
劇場公開日:2015年5月1日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7

(C)2013 ROTGD Productions, LLC. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.0スタイリッシュな映像構成なれど・・・

2022年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

話を盛り込み過ぎで主人公が分散していて見てて疲れる。えげつない暴力シーンは刺激的だがまぁ中途半端と言えば中途半端。似たような作品は多い。中国移民の裏社会にスポットを当てた点が唯一目新しい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
mark108hello

3.5現実味のある暗さが楽しめる

2021年6月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 「成り上がる」「のし上がる」といった言葉がこの映画のあらすじに使われていますが、そこから連想されるような痛快さは一切無いタイプのギャング映画です。  同じくそういうタイプのギャング映画であり、ドンキュメンタリーという面でも同じの「グッドフェローズ」と比較すると、人の命がやたらと軽くて、それでいて展開が決して派手ではない面は似ています。しかし、組織の息が掛かっている趣味の良い酒場、高価なスーツを着て高級車に乗るボス、表面上だけでも上層階級の様に振る舞う構成員達、人を殺して暮らしている人間とは思えない小粋なジョーク、公権力を捻じ曲げて手に入れた快適な刑務所暮らし、そういった裏社会なりの煌びやかさが全然無く、観ていた思わず「本当にここで夢が叶うのか?」「このままここで悪さをしてこの先どうなるのか?」という気分になりました。それに加え、子供をも容赦無く殴ったり仕事させたりするモラルの欠如はスラム街的で、どちらかと言うと「シティー・オブ・ゴッド」に近いのかも知れません。  とは言え結局のところ、「異国の中の中国人」とでも言うべきこの作品最大のテーマによってどちらでもない持ち味、独特な世界観、個性があって、他のどのギャングドキュメンタリーとも楽しみ方が違うと思います。  暗く、痛快でなく、派手でない。私はこういう内容のものは普通なら途中で集中力を切らしてしまった事でしょうが、この作品に関しては最初から最後まであっと言う間でした。脚本と違って素人が理論立てて説明出来る部分ではありませんが、素人ながら映像技法が優れているなと感じました。カメラワークやカットがテンポ良くスピーディーで、些細なアクションをより迫力あるように見せ、観る側を退屈させません。  結末が投げやりだったのは大きな欠点です。この映画はドキュメンタリーですが、あの結末も事実だったのでしょうか?そうだとしたら何故兄弟分の首を絞めるような事をしたのでしょうか。そうしなければ、あの人物は結末でする事をする必要がそもそも無かったのですから、府に落ちないところです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
にっこり

2.0『インファナル・アフェア』アンドリュー・ラウ×『ディパーテッド』スコセッシ!…なんだけど

2020年6月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

単純

『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウが監督し(アンドリュー・ロウと共同監督)、そのハリウッド・リメイク『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシがプロデュース。 『ゴジラ』で例えるなら、庵野秀明が監督してギャレス・エドワースかマイケル・ドハティがプロデュースするような、豪華コラボ。 でも、特筆すべき点はそれだけだったりして…。 1980年~90年代、中国からアメリカNYクイーンズへ渡った少年。 不法移民、貧困…。 人種差別や偏見激しい白人異国…。 生き抜く為には、ギャングの世界に足を踏み入れるしかなかった。 成長し、最大の中国系ギャング組織“青龍(グリーン・ドラゴン)”の一員に。 しかし、そこはさらに非情な世界だった…。 敵対するギャング組織との血で血を争う抗争。 日々、暴力と殺し合い。 常に死と隣り合わせ。 これが実話ベースという事に戦慄すら感じた。 激しいバイオレンスと哀しき男たち、女たち。 安息の日々は訪れるのか…? 題材は悪くないのだが、正直話的には今一つ。第2の『インファナル・アフェア』にはなれなかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
近大

2.5筋が単純

2016年7月28日
iPhoneアプリから投稿

筋に意外性があまり感じられなかった。特におもろいとは思えなかった。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
素子