シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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ゴジラはおまけ
圧倒的緊迫感とゴジラの神々しさ
冒頭からすぐ海上にゴジラが出現し、そして上陸、破壊、進化…と息つく間もなくゴジラが東京湾へと一旦引き返す。
ここまでの展開でもかなり台詞が多く、読んでいる時間が無いような字幕も多く登場し、非常に疲れましたが、ここまでの緊迫感や恐怖感がとてつもなく現実的で、面白いよりも怖いという感情が非常に強くのしかかって来ました。舞台が日本だからかもしれませんが、今現実に起きているのではと思う程の臨場感。
これで私は本作が一気に好きになりました。掴みはOKとはこういう事でしょうか。以前公開された「クローバーフィールド/HAKAISHA」という作品でもこれと似た恐怖や興奮を感じましたが、こちらは「それ」が来るまでにかなりの時間があり、時間をかけたことでリアリティーが増したともとれますが、やや退屈になりかけました。それに比べ本作は冒頭からいきなり画面に釘付けになる。観賞後に一番印象に残ったのはやはり冒頭。本当に怖くて凄まじかった。
それ以降も想像以上の面白さで119分があっという間でした。ゴジラよりも人間にスポットを当てた展開となると絵的には地味になりますが、必ず「絵」だけではない引き込ませるものがあるので、流石抜け目ないなと思いました。CG技術だけではハリウッドには遠く及ばないですが、そういう緻密な構成では負けていません。むしろ勝っていると思います。
時折ゴジラが神々しく描かれて格好よさを通り越して美しいとさえ思いますが、少々動きが少ないのには残念。やはり、「蒲田さん」の愛嬌で知られ、ぬいぐるみにもなった第2形態がベストか。
個人的に、2016年で満足度は上位の作品でしたが、後半のゴジラとの戦い方が現実的ではなくて残念でした。これまで現実的な展開だったのにも関わらず後半のそのシーンはアニメや漫画的なものに思えてしまいやや引いている自分がいました。よって、難しいところではありますが、私は2014年のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の方が好きです。こちらは「キングコング 髑髏島の巨神」から本格始動したモンスター・バースなので、今後の展開にも目が話せず、東京オリンピックよりも楽しみで仕方ないです。
本作に続編が出来るのかは分かりませんが、公開が決まればそちらも外せないですね。
圧倒される映画
それほど・・・
オトナの本気の悪ふざけ。
坂の上の雲
過去のゴジラ作品はひとつも見たことがなかったし、エヴァンゲリオンも見てなかったけれど、いろんな人の感想を読んでいたら興味がわいてきて、公開前はまったく関心がなかったのにという、あまりない経緯で見に来た。
個人的な映画の分類なのだけれど、見方がある程度限定される作品を「閉じている」、多様な見方ができる作品を「開いている」とよんでいて、その意味ではこの作品はとてもよく「 開いている」。「君の名は。」がかなり「閉じている」のと好対照(?)だ。多様な人がこの作品に多様な視点から感想を述べているし、なにより述べたくなるのもよくわかる。
僕はブラタモリ、タモリ倶楽部の視点と、石原さとみのAEONのCMの視点から見た。そしてキャストがよくて、大河ドラマの視点からも見た。「坂の上の雲」を見てる気分だった。
好き嫌いは分かれるんだろうけど好き!
2016年大問題作
この映画去年不自然極まりなかった作品の一つです。低評価の作品は基本レビューしていませんでした。何故なら心をへし折られるからです。この作品が犯した罪は大きい。大きく3点にまとめます。
問題1:過剰なマスコミ
気持ち悪いくらいの番宣。番宣と言う生易しい物ではない。過剰なもので長期に及びます。一番驚いた事は真面目なニュースの質問に対しコメンテーターが全く関係のないシン・ゴジラを年末頃ぶち込む等、目も当てれないほど強引なねじ込みや宣伝をしてきます。
JAROに訴えられるんじゃないかと言う程酷い物でした。こちらとしては一体いくらで買収されたんだい?と思う程でした。
分かりやすい例として2015年ゴジラとは関係ありませんが、〇〇ギャルという映画がありました。若年層に徐々に口コミで広がり次第に劇場を埋め尽くすほどの人で溢れました。そして放映期間を伸ばしていきました。これは劇場ファンとしては微笑ましい光景でした。シン・ゴジラに強い違和感を感じる。
問題2:作品
会議室でずっと話をして、携帯電話でくっちゃべるだけの映画。年末劇場で嫌な思いをしたので、ほぼ忘れています。
他人の会議や携帯電話で通話しているのをずっと見るが好きな方にはお勧めの映画かも知れない…寝ると思いますが。スピード感も何もなくダラダラと言葉も出ません。
問題3:劇場
この作品ともう1つの作品が大型スクリーンを2016年ほぼ独占しています。いつまでもシアター1~3を独占し他の作品はシアター4~小さいスクリーンになります。例え公開初日であっても小さなスクリーンに移動させられます。
まぁそれが戦略なのでしょうが、あまりにも酷い。日々生まれる新しい作品の芽は摘み取られてしまいます。
昨日記事でシン・ゴジラ過去最高利益記録!というものを見ましたが、当たり前だよあそこまで独占しマスコミをまるで買収したかのようなお祭り状態だと。
感性の違いはあります。それは十分承知しております。しかしマスコミの手のひらで遊ばれていないか?私はこの作品が良いなんて欠片も思いまいません。ゴジラと言うブランドとマスコミの印象操作もかなり露骨。そしてエヴァンゲリオンとは当然切り離して考えなければ行けない。これを眠気なしで観れるのか?どこが良いのか今も理解すらできないですね。高評価に流されていないか?疑問だらけ。次回作があっても観ない。基本は観たい映画を観たら良い。自分が良いと思えば良い!私は観たい映画では無いのに神輿に乗ってしまい。私も売り上げに協力してしまった。便乗してしまった。二度とこのような事が無いように私自身反省しなければなりません。
今年は健全で安心できますけどね。やっと普通のフラットな映画館になりましたね。
あくまでこれは"特撮"もの
破壊シーンの素晴らしさ
ある意味リアル?
贅沢なまんが
ゴジラが出現してるシーン以外画面観る必要ないよね。
映画ってさ観て楽しむものでしょ。
でもこの映画……ゴジラが出現してるシーン以外(ほとんどない)ほぼ誰かが喋ってるだけで、しかもほとんど同じカメラ割りだから画面観る必要がないんだよね。
まんがだったらセリフを誰が喋ってるかわからないといけないからそのキャラクターがそこに必ずといっていいほど描かれてるでしょ。
でも、映画だから……いや音声があるからその必要ないんだよね。
だからこういうセリフばかりで映像に変化がない作品って映画好きにはつまんなかったんじゃないかな。
まんがや小説好きなら、なんかリッチな感じで楽しめたんじゃないかな。
でも、映画はやっぱり観て楽しむものでしょ。
なんだか・・
最初のゴジラ可愛い
歴代最低のゴジラ映画
っていうかゴジラ映画じゃないよこれ。別物のロボット怪獣映画だよ。歴代ゴジラをリスペクトせずとことん馬鹿にしてる。これのファンってシンゴジラが手を使ってない歩くしか能がないって言ったら初代がそうだったってほざくんだもの。あのさー初代はシンゴジラよりも動いてるし手はちゃんと使ってるってーの。CGがうまく使えないからってビーム撃ちまくりで誤魔化すクソ映画なのに日本アカデミー賞ってどういうこと?こんなクソ映画よりももっと賞にふさわしい映画があっただろうに残念だわ。正直☆0にしたいぐらいだけどしょうがないから☆0.5で。ホントにね、よく見たらわかるよ。上陸シーンなんてマジで手を抜いてるでしょ。過去のゴジラなら水中から出てくるシーンは定番中の定番だからね。コレを見るぐらいならエメリッヒ版ゴジラ見た方が楽しいですよ。
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