シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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4~5回記憶が飛んだw
全く観るつもりはなかったけど、折角のお盆休みだし…軽い気持ちで観ました。
もー、とにかく眠くなるの一言。
ゴジラだと思って観たのに 会話のシーンばっかりだし、早口で喋る人…モゴモゴ喋る人…何言ってんだか判らない人…登場人物がやたら多いだけで良く解らなかった。
いや、言いたいことは解るけど とにかくつまらなかった…いや、超つまんなかったですね。判ってたら観ませんでしたねやっぱり。
女優さんのヘンな英語…そこを英語で言うか?!って感じで、違和感アリアリだし。
アーロン・ジョンソンのゴジラの方がまだマシな気がする。
しかも、安易に核で何とかしようなんて 恐ろしすぎる。
あのCGも、わざと古っぽくやってるのかな?少しお粗末な気がした。
途中何度も記憶がなくなりましたね。
最後、ゴジラも可哀想だったし。
何で陸に上がって来たのかは判らないけど、攻撃するから反撃されるんでしょ、きっと。
それに、良く判らない生物を いきなり攻撃することにも違和感を覚えました。
元々、こう云うタイプの作品は余り興味がないので やっぱり感動とか出来なかった。
でも、巨大生物系?なら、序盤から飛ばしてた「キングコング 髑髏島の巨人」の方が面白かった。
怪獣映画でありながら、政治劇である
日本ってちゃんと戦えるんだね
当たり前だけど日本で戦車とか見たことないからこんなに日本って武器持ってるんだって少し関心した(笑)自衛隊の人達かっこよかった。でも現実では日本でこの武器を使うことが一生内容にお願いしたい。
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映画の内容的にはたぶん日本人の悪いところも良いところも両方出てる。悪いところのが目についたけど。特に会議ばっかりしてるのにはイライラした(笑)お偉いさんが会議してる間に私達一般庶民は死んでくんだろうな(笑).
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でも、自衛隊の攻撃を発動させるときに憲法上の解釈をどっちにするかって所はそう簡単に戦争できないようになってるってことなのかなと思ってそこはよし。
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この映画の中ではアメリカ核ミサイル落とすの待ってくれたけど、トランプだったら絶対すぐ落とすんだろうな、、笑.
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スクラップ&ビルドとはまさに戦後日本のしてきたこと
ザ・庵野秀明ショーな新世紀ゴジラ。長い肩書き、堅苦しい会議シーン、早口な台詞、明朝体テロップ、エヴァBGM、顔顔顔のアップ、電線越しの見上げ、次々と登場する戦闘機。
第4形態まで進化する最長118.5mのゴジラの造形たまらんね、特に最初のツチノコとトカゲの合の子みたいなのがうねうね動く所。車ぽんぽん飛ぶの笑っちゃう。特撮博物館で見た「巨神兵東京に現わる」ほかミニチュア等あそこで見たワクワクを思い出した。映画館出たあと、夜の上福岡の駅前タワーマンションを見上げては、ゴジラが出たらどう壊すだろうと幻影を妄想した。
米軍の貫通弾を食らい致命傷を負わせたところで、満を持しての放射光線にテンションぶち上がり!!これだけで5億点、しかも今回は背ビレからもまるでコンサートのレーザーかってくらい縦横無尽に焼き尽くすのよ!
長谷川博己、石原さとみ、國村隼、ピエール瀧、松尾諭らの進撃の巨人チームがまるでリベンジかの様に見えた。チーム水口のオタク精鋭部隊っぷりが際立ってた、特に市川美和子の無表情早口と高橋一生のパソコンオタクが印象的。
世界唯一の原爆被爆国であること、大地震を何回も経験していること、未曾有の原発事故を起こしていること、非核三原則の国であること、もしも2016年現在に日本にゴジラが襲来したらの災害シュミレーションが徹底されている。これは日本に住む我々のための映画だ。
無人在来線同時突撃はそのビジュアルも含めてよく思い付いたな。ラストの作戦で複数のクレーン車でゴジラの口に凝固剤注入は、福島原発のメルトダウンを阻止する冷水注入オペレーションを連想した。
災害レベルに対しての人々の焦燥感がちょっと低いと感じた。BGMのバリエーションが少なく感じ、またシーンを盛り上がる役割に欠けていたのは残念。
21:45の回レイトショー1,300円
ゴジラは生物じゃないの?イーオンが一枚かんでる?
世界よ、これが日本の特撮映画だ
ゴジラシリーズ及び庵野作品は今まで1度も観たことありませんでした。が、そんな私のような人から観ても、すごい。こりゃすごいわ……
日本の現状、問題点を上手すぎるほど反映している。日本映画界に光が見えたと共に、日本終わってるな、とも思わされる作品。非常に見応えがある。
特撮映画の歴史を塗り変えた快作!
2016年に劇場公開されるや、数々のメディア・ネット上で話題となり、関連商品は品薄状態、この年の映画賞を総ナメするなど、社会現象となったヒット作。
名作名高い1954年版の展開演出はそのままに設定を現代日本の政府・国民に置き換え、迫る巨大な国難にどう立ち向かうか。
アニメ出身の庵野秀明総監督が印象的な映像とセリフで巧みに表現した。
作品のシリアス度、クライマックスの説得力などは54年公開時の時代背景もあり、東日本大震災をベースにした本作をもってしてもやはり前者に幾つもの分がある。
しかし、無理に説得力を持たせず現代の有りのままの日本「国」と「人」が「どうなり得るのか」「どうあってはならないのか」「どうあるべきなのか」を真剣さと皮肉を織りまぜて随所に観客の想像力に委ねる工夫をした。
特撮は過去最高水準の技術を発揮。
荒唐無稽な作品の世界をアナログとデジタルを駆使し見応えある仕上がりになった。
SF映画のように画的に擦りあげ過ぎたり、エンターテイニングに寄り過ぎないリアリティーを取りながらも、東京炎上、ヤシオリ作戦の場面などは特撮映画ならではの観客が高揚するような圧巻の場面を作り上げた。
そしてやはり、ゴジラの存在。
まさに非日常の象徴であり、人類に警鐘を鳴らし続ける不動明王だ。
かつて第1作公開時に特技監督を務めた円谷英二氏が「これまでキワモノ扱いされてきた特撮の分野を大いに発揮し、見返してやりたい。」と語ったそうだが、「ゴジラ」はまさに打って付けの題材だったのであろう。
それを60年以上の歳月を経て樋口真嗣特技監督が再び昇華させた。
特撮映画の魅力を広く世間に再認識させたという意味でも日本映画史に残る傑作となった。
待望の日本製ゴジラ… "シン" の傑作誕生!
ゴジラ・シリーズ第29作。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの一編。
第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作。
TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREENで鑑賞。
子供の頃からゴジラが大好きだ。物心ついた時には、親に買ってもらったゴジラのソフビ人形を握り締めて遊んでいた。
ミレニアムシリーズは映画館でリアルタイムで観ることが出来、その後の12年の空白を考えると、幸運だったと思う。
製作発表の時には飛び上がるほど歓喜した。事前にムビチケを買い、公開初日の仕事終わりに胸踊らせながら映画館へ。
待望の日本製、東宝オリジナルだし、監督が庵野秀明氏と樋口真嗣氏のタッグと来れば期待しか持てないではないか。
キャスト陣もシリーズ史上最大級の豪華さであり、とても驚いた。「東宝さん、ありがとう」の気持ちでいっぱいだ。
上映が始まり、冒頭から1作目のオマージュだなと思ったのも束の間、謎の水蒸気爆発、政府の対応、尻尾の登場…と畳み掛ける展開と専門用語の応酬に、スクリーンに観入った。
ゴジラ出現と云う未曾有の国難に対応する政府の姿に焦点を置き、徹底した取材に基づいて構築された描写は、上質なポリティカル・サスペンスを観ているようなリアリティである。
家族の絆だとか、登場人物の恋愛模様と云った要素を徹頭徹尾排除することで、中途半端にならない物語をつくり出せているのではないかと思う。キャラクターは単なる記号なのだ。
情感溢れるドラマを描こうとするとゴジラが蔑ろになってしまい、何がメインか分からなくなる。バランスを取ろうとするとどっちつかずになる。ならば排除しようと云う潔さが良い。
特撮では、スピーディーなカット割りや縦横無尽なカメラワーク、精巧なミニチュア、大迫力のVFXに息を呑んだ。
メイキングを観たが、ビルから滑り落ちる家具もミニチュアであることに驚いた。CGもハリウッドに負けていない。
覚醒状態になったゴジラ(第四形態)が放射線流(熱線をこう云う呼び方するのも庵野氏らしくてカッコいい)で東京を火の海に変えていくシーンの、恐怖と荘厳さは見事であった。
ハリウッドに比べればべらぼうに安い予算でも、面白い脚本と創意工夫が結集すれば、こんなにもレベルの高い映画をつくることが出来る。日本映画の底力が示されたようで興奮した。
興行収入は82億円超え、日本アカデミー賞では7部門で最優秀賞を受賞し、キネマ旬報ベスト・テンで2位になるなどシリーズ初の快挙を達成した。何度嬉し涙を流した分からない。
[余談]
ゴジラのモーション・アクターを野村萬斎氏が努めていると知り、「なるほど!」と膝を打った。「ミスター・ゴジラ」の異名を持つ初代スーツアクター・中島春雄氏も、ゴジラの動きを表現する際に狂言や能などの伝統芸能の動きを参考にしていたと証言しておられるし、野村氏の起用には納得しか無い。
[以降の鑑賞記録]
2016/08/06:MOVIXあまがさき
2017/03/22:Blu-ray
2017/03/23:Blu-ray
2017/11/03:TOHOシネマズ新宿(イッキ見オールナイト上映)
2017/11/12:日曜プライム
2018/09/17:Ultra HD Blu-ray
2018/12/16:日曜プライム
2019/04/10:Amazon Prime Video
2019/05/28:Blu-ray
2019/10/22:Ultra HD Blu-ray
2020/04/04:Ultra HD Blu-ray
2020/05/02:WOWOWシネマ
2020/11/03:Netflix
2021/02/11:Ultra HD Blu-ray
2021/05/18:Ultra HD Blu-ray
2022/06/22:Hulu
※リライト(2021/02/11)
※修正(2025/07/29)
庵野さんだなと
ゴジラ以外を全てリアリティに費やした傑作です
現実の日本であの巨大なゴジラが現れたらという設定で、それを見事に現していて良かったです。
官邸内でのやり取りが思うように進まないシーンで高良健吾が「こんなことしてる場合じゃないのに」と溢したりして、皮肉が通ってるなと感じました。
特殊効果も予算が少ない割りに頑張っていたと思います。最初観たときにゴジラがちゃっちく感じましたが、観るにつれて不気味さが出ていて凄く好きになりました。
個人的にゴジラが東京を焼き付くすシーンはトラウマ級でした。音楽の不気味さと炎の凄まじさで忘れられないシーンななりました。
最後のヤシオリ作戦も凄かったです。ビルが倒壊するシーンはハリウッドに負けてないくらい頑張ったと思います。
ただ主要キャストにもう少し心理的な描写をあまり出していなかったのが自分にとってマイナスでした。例えば、ゴジラが東京を焼き付くすシーンや最後の「ヤシオリ作戦」でもかなり死者は出たと思います。
ですので、個人的に死を悼むような描写もあってほしかったです。
ですがマイナス点も含めても、ゴジラを倒すまでの作戦をたてる過程等も面白く、ハリウッド版ゴジラよりも楽しめました。
作戦会議のワクワク感
自分の持っている力やアイデアを出し切って一丸となって問題解決していくところがカッコいい。自衛隊もJRもカッコよかった。
色んな垣根をとっぱらって飛び越えて全力出しきる大人はこうありたい理想です。
初上陸や物が壊される様子、避難の様子が日常と非日常が混在していて、とてもリアルで怖かった。
最近第1作を見る機会があり、面白かったのでちょうど公開されたシン・...
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