シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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ディザスターまとめてみた
スクリーン7 E-3
元々、そんなにゴジラに対して思い入れもないので、生粋のファンからしてみれば『邪道』かと思うけど、別にそこまで印象の悪い映画ではない。いわばエヴァ風世界観というべきものだろうけど、ミスマッチでもないし、ある意味ディザスターとしてはよくできているのだと思う。
庵野総監督なりの解釈がきちんと表現されているし、なにより、右往左往をする人間達の浅ましさが演出されていて、その情けなさが興味深いと感じる。
まぁ、近い将来こんなディストピア、現実になるんじゃないかなw
これは政治ドラマだ。
まさにこの政治ドラマの要素を楽しめたかどうかで、この作品の評価は180度変わってしまうでしょうね。でもしかし、たしかにゴジラが暴れる時間は確かに短いのだけど、凄まじいことこの上ないのだった。その上に、まるで畳み掛けるアクションシーンの如き人々の駆け引きが、その凄まじいゴジラとの格闘の大部分であることも確かで、また派手な戦闘シーンに向けての実に効果的な助走になっていると思う。私は全く退屈することなく、むしろ興奮を味わった。庵野の手腕はやはり素晴らしかったというのが正直な感想である。私は全くゴジラファンではなく、思い入れも薄い…が、ギャレス・エドワーズ版を虫ケラのように踏み潰すほどの圧倒的な出来栄えだと言っても過言ではないと思う。
思っていたより良かった
ヤバイ
一番の不満は、ゴジラが20分程度しか出ないとこだな
潔く特撮部分だけにして、逃げ惑う群衆と自衛隊以外の人間を全てカットすれば、
(個人的には、余貴美子さんと國村隼さんは好きだけど)
短編映画として面白くなったのにな。予算 (15億?)を全てソコに注ぎ込んでさ
巨神兵東京に〜の時も、取って付けたような厨二っぽいポエムが気持ち悪かったし、特撮以外は出来ないんだよ
ステマ業者と、スゲェ、ヤベェ連呼して、この良さが分かる俺って大人だぜって
生粋の庵野信者達がどこまで頑張られるか愉しみです(興行的に
特撮部分だけのダイジェストなら、また観たい。早くレンタルか配信をして欲しい。それ以外の学芸会お遊戯を、座席に2時間も縛りつけられて観る拷問には、もう耐えられないので
傑作!見れば見るほど発見がある。
本当に日本VSゴジラという映画でした。危機管理体制とは非常事態とはと考えさせられました。もちろん特撮はすごい。やっぱりゴジラの反撃は泣ける、なんでだろう。はたして日本はどうなる?
2回目(8/8)…謎がだいぶ解消した。細かいネタ等仕込んでいるなーと。ゴジラとの闘いは何度見ても迫力がありました。
やはりエヴァンゲリオンの世界観を持つ人はゴジラの世界観は理解できないのか?
日本政府や自衛隊の対応がリアルに見られるという点で期待して見に行った。エヴァンゲリオンの監督であるというので少々不安があったが、その不安が見事に的中した。
歴代のゴジラを見れば分かるように、ゴジラは恐怖の対象であると同時に、何か悲哀を感じさせられるようにできている。
人類が持つ科学技術によって眠りからさまされたり、元の動物から生み出されたりしたゴジラは、自身が犠牲者であり、悲しみを抱えているのである。
今回のゴジラは、動物というより、細胞の集合体というか「かたまり」のように描かれており、全く感情移入できなかった。やはり日本のSFアニメの世界観では、敵とは単なる攻撃対象の「かたまり」という考えが主流なのだろうか?予告編から見た画像では、何となく初代ゴジラの顔を連想して、てっきり初代をリスペクトしているのかと思っていただけに残念だ。
それと僕はエヴァンゲリオンを見たことの無いはずなのに、なぜかエヴァンゲリオンを見ているような気分はどうしてもぬぐえなかった。
今の日本ならではの映画かな
この前のハリウッド版を見るまではゴジラに対してほとんど興味が無かったので、過去作との比較は出来ませんし、エヴァにも全く興味がないので音楽以外はエヴァっぽいかどうかも全然分かりませんでしたが、一つの日本映画として、一つの怪獣映画として、十二分に楽しめたし、日本映画の底力を感じれて妙に嬉しくなった作品でしたね。
樋口真嗣監督と言えば昨年の「進撃の巨人」でやらかしたイメージもあったので、ちょっと不安だったのですが、今回はエラーを帳消しにする起死回生の逆転打だったかと。
まあ勿論、庵野秀明監督がいなければ、どうなっていたのかは何とも言えないところですが・・・。
とりあえず、ゴジラに造詣が深くない私としては、巨大災害シミュレーション的な部分での見応えの方が高かった作品でしたね。
これがハリウッド映画なら、ヒーロー的な存在がいたり、お涙頂戴的なドラマがふんだんに盛り込まれたりするのでしょうが、個人にスポットが当たるそれらの要素がほぼ無かったのが、逆に新鮮と言うか、リアルシミュレーション的な感じがして、これはこれでとても見応えを感じれる作品に仕上がっていたなと思いましたよ。
ヒーローや強力なリーダーはいなくても、日本には日本的な対処法がある、そんな作風に物凄く胸が熱くなりました。
震災や原発事故、昨今の異常気象を経験している我々としては、もはや想定外も想定内になりつつあるだけに、何が起こってもおかしくないとは思ってますが、そんな中でゴジラが襲来したらどうなるか、予想不可能な動きや攻撃を仕掛けてくるゴジラを違うものに見立てたらまた違った見方も出来そうで、いろいろと考えさせられたし、なかなか興味深い内容でしたね。
政府の対応はブラックジョークも相当含まれていて震災の記憶も少し蘇りましたが、でも日本行く末に希望が見えた終盤の展開には感動を覚えましたよ。
ゴジラ登場までの時間が短かったのも好ポイント、ハリウッド版は出てくるまでが長過ぎでしたので。
しかし進化前のゴジラのビジュアルが、手書き風でどうなるのかと思いましたが、あれはあれで結構好きかも、勿論進化後も私はアリでしたよ。
台詞が早口過ぎていまいち聞き取れなかったのは難点でしたが、まあダラダラやられるよりはこっちの方がまだマシでしょうかね。
それにしても、石原さとみは進撃に続いてまたしてもキワモノを・・・でも唯一リアルじゃないキャラが逆にいいアクセントでもあったかな。
片桐はいりのお茶とおにぎりのホッコリ度もホント良かったなぁ~。
日本人による日本人のための映画
私も高評価に違和感
R-15指定すべき?!
結論からいうと、怪獣特撮映画の域を越えた
今の日本にしか作れない映画です。
夏休みの昼間に見たが、子どもたちの姿はほとんどなし。
それはそうでしょう、怪獣が活躍するシーンは全体の20分の
1もない。もっぱら、日本政府を中心とする会議が延々と続く。
お子さん(あるいは怪獣好きの成人)がみたら、退屈します。
しかし、3.11大震災や福島原発事故を体験した日本人に
とっては、おもわず脳裏によみがえるシーンが頻出する。
おりしも、シン・ゴジラ公開と相前後して、小池百合子新都知事が誕生。
環境大臣と防衛大臣という重要ポストの経験者だが、2020年の東京五輪に浮かれていないで、防災対策をもっときっちりやらねば、とあらためて思った次第。
ちなみに劇中の防衛大臣役は余貴美子で、けっこう強面でした。
現実の新防衛大臣は稲田さん、大丈夫かな?
カッコ良かった。
迫力だけがゴジラではない
この映画の大半は会議室等で繰り広げられる会話劇
ハリウッド版のような家族愛や迫力のあるダイナミックな破壊シーンは無いに等しい
破壊シーンはほんの10分あるかどうかといったところ
だからでこそゴジラという謎の巨大不明生物が予測不能な動きをいきなり見せると一気に恐怖が襲ってくる
中盤の光線等は特に印象的なシーン
それまで延々と移動するだけのシーンが続いており、それだけでも十分な被害をもたらし、東京を絶望の淵に追いやろうとしていた
そんなゴジラが明確な意思を持って攻撃を開始したのだから、その恐怖はこれまでと比べ物にならない
東京は国際社会の圧力に耐えながら規格外の自然災害に立ち向かわなければならない
久々に胸が熱くなった映画
最後のワンシーン
無音になり、ゴジラの身体が映し出される
最後に映る尻尾にはヒトのような何かが
そしてお馴染みのゴジラBGMのエンドロール
ここは色々と考えさせられる部分
だが、答えは無いのだろう
細かい事を言うつもりは無い
つまらないと感じる人もいるだろう
しかし、大半を会話劇が占める中ここまでの恐怖を与えるこの作品は紛れも無くゴジラ映画だったと私は思う
高評価に違和感
ネットで軒並み高評価だったので、久しぶりの映画館で鑑賞。
巨大スクリーンのIMAXで見てきました。
見終わった後の感想は一言でいうと「物足りない」。
肝心のゴジラは半分以上寝てますし、残りの半分は人間側が会議をしている。
ゴジラという作品の割に、ゴジラが全然出てきません。
もっともっと暴れて欲しかったですし、もっと人間を恐怖に陥れるような圧倒的な存在でいてほしかった。
ゴジラの進化に関してもほとんど描写がなく、海から出てきたら既に進化してましたというから、これも物足りない。
エヴァンゲリオンであれだけ過激な描写をしていた庵野監督なので、ゴジラももっと過激に暴れて、進化して、建物を破壊して欲しかった。
模型を多用した演出はゴジラシリーズに対する一定のリスペクトは感じたものの、やはり近年のCG演出の流れに逆行するためチープな印象は否めず、その度に見ている側は「あ、これ模型だな」と気付くため、その瞬間どうしても冷静になってしまい、映画に集中できなかった。
長谷川博己の演技は見事で、終盤の自衛隊への激励は鳥肌もの。
石原さとみのキャラクターは違和感があった。
まとめ
ゴジラに対する庵野監督の思いは随所に見て取れ、エヴァンゲリオン的な演出も知ってる人が見ると思わずニヤリとする。
しかし、肝心のゴジラという点で見ると、あまりに物足りなかった。
「巨大な不明生物が暴れた後にずっと眠りこけ、寝起きを襲われてあっさりやられる」
この映画はこの一文でほとんど説明できてしまう。
邦画の中ではマシな方かもしれないが、洋画を含めた視点で見ると満足度は低い。
この作品が絶賛されるなんて海外記者が見たら、いかに邦画のレベルが低いかと笑われてしまう。
日本人の日本のためのゴジラ映画です
女性の存在感あり
深くて面白い
前半がたるい
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