シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
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虚構×現実 国内の大人向け 平成最後のゴジラ
平成最後のゴジラになる気がする。庵野秀明のゴジラをみれたことに感激です。昭和生まれの私などにはCGIは完璧だったように思えます。出演陣は豪華。
長谷川博己石原さとみ竹野内豊大杉漣柄本明余貴美子松尾諭渡辺哲小林隆市川実日子塚本晋也高橋一生
古田新太橋本じゅん鶴見辰吾松尾スズキ たくさんの、第一線で活躍している日本の俳優さんたち。
総理大臣と官僚たち、東京都知事、陸海空の自衛隊、各分野の民間の研究者たち、警察、マスコミ、一般人。専門用語が早口で飛び交い、キャストが多いうえに短いカットや場面で説明しなければならないので、観客を選ぶ映画になってしまっています。とにかく濃い。ゴジラにエログロはないけれど、本作品にも皆無。おふざけなし。
大人向けではあるものの、小学生以上なら見るべき価値がある作品かと思います。
洋画に比べると日本映画を見るのは少ないが あのゴジラがすっかり本格...
洋画に比べると日本映画を見るのは少ないが あのゴジラがすっかり本格的な格調の高い日本映画になっててびっくりした 石原さとみの役柄が変だったけど 可愛かったから まあ良いかって感じ とにかく面白かった また劇場で聞くあの音楽がとっても良かった すごかった
呉爾羅、GODZILLA、ゴジラ
ゴジラを通して今の日本が抱えている問題が透けて見える作品。特に政府の対応のパロディーが現実味を伴っていることに苦笑いをする。各関係省庁の皆さん、閣僚の皆さん、与党野党議員、facebookやtwitter等で日々政治に関心を持っている皆さん、右や左やリベラルの皆さん、または政治に無関心な大多数の皆さん、観た方が良いですよ。イヤ、参考のためにも観るべきです。オリンピックや高校野球やポケモンGOを脇に置いて、この暑い夏の間に深く考えたいものです。
初めてゴジラを鑑賞
ゴジラの知識はない状態からの鑑賞だったが予想より面白かった。
今作はキャストの多さとテンポの良い会話が見どころ。
CGの粗削りな部分が目立つが、途中からはあまり気にしないことにした。
ピークは中盤でそれ以降の終盤に中だるみを強く感じたのが気になった。
向き不向きがはっきりする。
子供には不向き、難しくて怖くてトラウマになるかもしれない。
派手なアクションでスカッと爽快に戦闘や破壊を単純にたくさん見て楽しみたい人には不向き。
話の展開についていちいち説明や描写がないと理解できない・理解しようとしない、面倒くさがりな人にも不向き。
あなた頑張ってきてね、死なないでね的な安っぽいヒューマンドラマが無いと入り込めない人にも不向き。
過去のゴジラの見てくればかりに囚われている人にも不向き。
これは初代ゴジラや84ゴジラの本質に加えて、3.11で受けた恐怖や傷痕や警鐘や皮肉、そして目の前に迫ったり手の中に持っている恐怖に対してもどことなく他人事・他人任せな現代人への憂慮を織り交ぜて、この2016年の「背伸びしない、目の前に広がる日本」で表現してみせた、ゴジラ・ドキュメンタリー。
単なる怪獣プロレスや怪獣ヒーロー、人間ヒーローvs怪獣などの過去にゴマンと作られたありがちな怪獣スペクタクルを求めている層には全く違う作品。
その証拠に、この映画の中には「怪獣」という単語は一度も出てこないし、対怪獣用の空想特殊兵器は皆無、現有する攻撃力と知恵と組織力で対峙する。
過去のゴジラはもとより色んな映画や書物、物語、伝説などの「引っかけ」が数え切れないほど仕込まれており、作中で出てくる単語や名称などに対する復習が欠かせなく、とにかく知力と体力を使う。
エヴァじゃないかという声が多々あるが、監督自体が初代や数々の特撮に触発されてきた人であり、そもそも特撮の手法をアニメに落とし込んだ人なので、ゴジラ全作品を見たあとでエヴァというものを知ってすべて見た私には、そこで培った手法を「里帰り」させているように見えた。(某BGMだけは1~2回でよかったかな?とは思うが)
初代ゴジラや84ゴジラと入口は違えども出口は同じであり、ゴジラでなくても描けそうでゴジラじゃないと絶対に描けない。全てのゴジラ作品があってこそ成り立っている2016年版初代ゴジラ。
真の「ゴジラ」として最高の一作だと思います。
色々と考えさせられる
このゴジラは今までのゴジラ作品とは全く別物であった。これまでの怪獣特撮としてエンタメ性の高い内容だったものが一変、作品内で現代日本を風刺し、更に東日本大震災を彷彿とさせる描写、そしてゴジラ作品には欠かせないテーマである「核」。それら私達が一人一人考えねばならない問題を「ゴジラ」という作品を使い私達に問題提示するという社会風刺性の高い作品であったと私は感じた。
庵野監督が語る通り、シン・ゴジラは初代ゴジラを意識した作品になっている。初代ゴジラは1954年に公開された作品であり、その年には「第五福竜丸事件」があった。初代ゴジラはその原水爆というものの影響を強く受けた作品であり。これもまた社会に対しメッセージを投げかける作品である。この社会風刺をする作品というのは初代とシンの一番強い共通点ではないのだろうか。
そうゆう点を踏まえて、この作品は色々と考えさせられる作品である。
政治体制のあり方
大震災の記憶
核の恐怖
この作品を通じて、私達はこれらの問題をもう一度深く考えるべきなのではないのだろうか。
…
こんなに眠たいつまらん映画初めてだった。
ゴジラの作り物感、違和感、出番の少なさ、殆ど動かないゴジラ、大都会の出現設定で字幕で誤魔化す無理くり感、あり得んビームの突っ込みどころしか記憶にない。ただの会議映画。
突っ込みどころがあったからそこは何かが違うと思いながら観ただけ。
絶賛する方の気持ちが分からん…スイマセン…
希望
日本映画が、良くない空気感は14,5年くらい前からあった。
〇る大走査線とか、〇猿とか、、、
血が足りませんとか、10mくらいの梯子上るの何分かかけるんだとか!
今やアメリカのTVドラマにも劣る日本映画、、悲しい、、
シン・ゴジラは、日本でもいい映画できるって希望をもたせてくれました!
ありがとう!
ってか、日本の実写映画で初めて満足しました!
社会派ドラマかな・・
自衛隊は武器使用が総理の一任で出来るのか!?アパッチや10式戦車やF-2戦闘機が出てきた。核兵器使用の議論では広島、長崎の原爆投下後の写真が一瞬出たような・・日米安保による米軍の攻撃もあった。首都直下型地震も噂される昨今なので、非常時の避難経路だけでも知らないと・・あと列車でゴジラを攻めるのは止めて欲しい(笑)
疲れた…
エヴァを見たことない私には興奮するポイントはなく、俳優陣は豪華だけどセリフが早すぎだし(いや、演出なのはわかってるけど。)絶賛されてるほどのリアリティは感じなかったし、ゴジラの音が大きすぎて、見た後ぐったり…
災害時の日本の対応が戦時のモノと似ているという表現には、日本に絶望感を感じて、更にどんより。
主役が希望になるけど、うーーーーん。
辻褄合わないところも多々あり、、まあ、この映画にリアリティを求めて過ぎてはいけないのはわかってるものの…
でも一緒に行ったエヴァ好きな男子は、超大興奮でゴジラの真似し出す始末。
趣味の問題ですかね。
賛否両論な映画ですが、ほんとに分かれると思います笑
イーオンの受講者は増えるでしょうねぇ。
日本VSゴジラ
2014年に米国版『GODZILLA』が日本でも公開され、それを観た私は「本当は日本で作るべきだけど…」という率直な思いがあり、本サイトのレビューにもその思いをアップしました。
そしてとうとう日本が(敢えて言わせて頂くと)総力を挙げて本作『シン・ゴジラ』を作ってくれました!
これはガツンと来る素晴らしい作品ではないでしょうか。
情報量の多さ。
積み重なっていくロジック。
[災害メタファー]としてのゴジラ。
私は災害と捉えましたが、人よっていろんな事のメタファーとしてゴジラを捉えることが出来る作品だと思います。
怪獣映画というよりディザスター映画に近いかなぁという感じがしました。
その時本国の政府はどう動くのか?という視点で描かれていきます。
まさに日本VSゴジラです。
またゴジラ第一作目への原点回帰的というかリメイクのようにも見えましたし、その作風から岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』へのオマージュも感じられました。
本作は多分子供向けではないと思います。そして怪獣VS怪獣を期待されている方にはガッカリかも知れません。
しかしゴジラが歩き、見慣れた東京の街が破壊されていく様子はとてもリアリティーがあり本当に恐怖を感じました。
次の日北品川の歩道橋がちゃんとあるのを見てホッとしたほどです(笑)。
俳優陣も素晴らしかった。
長谷川博巳さんは勿論、竹野内豊さん、高良健吾さん、そしてやはり圧巻は余貴美子さん!さすがの演技力ですよね。
あと市川実日子さんもスパイスが効いていてとても良かったと思いました。
皆さん作品全体のトーンに良くマッチしていて、素晴らしかった。
本作が素晴らしいだけに敢えて残念だったところを言わせてもらいますと、ファンの方には大変申し訳ないのですが、石原さとみさんの演技は私にはかなりノイズになってしまいました。
『進撃の巨人』の時も、その力んだ演技が鼻につくと言うか、かなりノイズに感じ、作品全体のクオリティーを下げているように思えました。
私個人の感想ですが、石原さんはテレビドラマ向きではないでしょうか?
映画のスクリーンであの演技を見せられるのは正直キツい気がします。
私的にはあそこのキャストが満島ひかりさんだったら本作は満点だったのになぁなんて勝手に思ったりしちゃいました。
(沢尻エリカさんっていうのも観てみたかった気がしましたが…。)
と言うように個人的ガッカリポイントはありましたが、本作は傑作と言えると私は思っています。
タイトルの『シン・ゴジラ』もはじめは「はぁ?」って感じでしたが、今ではシンは[新][真][神][進][震]色々な意味にとれてなるほどなぁという感じがしています。
ゴジラ?
怪獣映画の様な気がしません。
風刺というか、遊び心がある気がします。
ラストのゴジラの映像に衝撃を受けました。
石原ひとみさんの、英会話教室のコマーシャル?着てる洋服のブランドの紹介?
でも、ファンです。
JRさん怒らない?
鉄道ファンの心中は?
子供向けではない
このゴジラは子供向けに作られておりません。
大人の話し合いが多く、子供には理解出来ない時間が長いです。
が
ゴジラが暴れるシーンだけでも子供達には観て欲しいです。
トラウマになるほど、ゴジラが恐ろしく絶望的な破壊表現は凄まじいのです。
子供の時に観て、大人になってもう一度観て感じて欲しいです。
初ゴジラでしたが...
ゴジラの知識は断片的なものだけで、ほぼ無知な私でしたが、十分楽しめました。
ストーリーは良い意味でシンプルで、無駄な描写は一切なかったです。ゴジラの圧倒的な存在感にはビクビクしながらもワクワクしました(笑)
正直高い評価されてるのがよく分かりません。 ゴジラシーンが少ないの...
正直高い評価されてるのがよく分かりません。
ゴジラシーンが少ないのとそれ以外が同じような早口の会議シーンばかりでかなり退屈でした。
あと中盤のあの攻撃は正直かなりひきました。
もう少し絶望感をリアルにしてほしかった。
日本はやはりガラパゴス。
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