シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
全1633件中、1041~1060件目を表示
日本人を舐めんなよ!
神をも超越したモノに、日本人が日本人らしく立ち向かうシーンの連続に、魂が震えました。
巨災対のメンバーの会議シーン、首相代行の国連説得シーン、そして何より無人在来線爆弾!
日本人としての誇りが目覚める映画です!
迫力満点!!!!
ゴジラの予備知識ゼロで鑑賞。
映像と音楽、効果音の迫力とマッチング!!
とても良かった〜
会議シーンが多くてつまらないと聞いたのですが、
皆の慌ただしく、
難しい用語を文壇に使った会話はゴジラという映画を飽きさせない、いいアクセントだと思った!!!
また、ゴジラのシーンではゴジラのゆっくりな動きであるのに対して会議シーンは早口言葉のスピーディーさで対比が良かった!!!!
監督の意図が読めて満足(^^)
ゴジラの成長は興奮したし、
またなんといってと口からの破壊光線!!!
圧倒的な力の強さを表してて、ゴジラファンじゃない私でもたまりません!!よかった!!!
庵野全開!!
素晴らしい愛に満ちた作品だと感じました。
庵野監督らしさが、素晴らしく美しく最大限に描かれていたと思います。
ゴジラと自衛隊の戦闘シーンはリアリティーが感じられ感動的でした。
映像、音楽、カット、台詞、編集、、書き切れない程完璧という感想です。
歴代のゴジラ映画を観たことが無いので、ゴジラ映画に対する庵野監督のオマージュ的なものは分かりませんでした。が、エヴァはじめ庵野作品はほとんど観てきたので、とても興奮する演出が満載でした!
キャストは奇跡的に感じる程豪華ですね。
長谷川博己は見事に主役を演じきってた、
と思います。
政治や憲法、自衛隊や核エネルギー、そして復興など、今の日本が直面している様々な問題を孕んだドラマが見応えありました。
久しぶりに"映画を観た!"という気分で最高に気持ちが良いです^ ^
本編は面白かったが…………
本当にいい映画に巡り会えたと思う。まだまだ邦画も捨てたものじゃないと言える傑作だと思う。
ただ、悲しいことに新しいゴジラを頭ごなしに否定する人が多過ぎるのではないだろうか。そしてそれに噛み付く人も些か多過ぎるのではないだろうか。
当然、手放しに本作を評価する人もいる。その逆もまた然り、全く受け付けず拒否反応を示す人もいる。それは全然いいと思う。評価なんて人それぞれで当たり前なのだから。
問題は否定する人とそれに突っかかる人。
まずは否定派。論理的な批評ならそうでもないけど、「面白くない」、「駄作」と何にも考えずに低評価を下す人は本当に映画をきちんと見てそう感じたのだろうか。それは論理的な批評をした人にも言える。一見ちゃんとした批評に見えるけど単なる粗探しでしかないのが多い気がする。個人的にだけども。
そしてそんな低評価をした人に対してやたら攻撃的な人は、正直そんなことしないで欲しい。他人は所詮他人、こんなこと言っちゃ身も蓋もないけれども、自分が楽しめればそれでいいじゃないか。なのにわざわざこんなところに来て噛み付く人は一体何がしたいのだろうか?
本作は本当に名作だったと思う。けれども観客の品性が欠けているのはどうなのだろう?こんなところで言い争いをしたり、無意味な評価をしたりしないで欲しいと心から思った。
日本の現在[いま]とリンクする作品。いま見て欲しい!
しびれた!!オタクには特に嬉しいノリかも(*^^*)それを除いても、いまの日本人の心にグッとくるメタファーが込められた作品。魂が入ってるよ。映画監督としてのポスト宮崎駿は庵野秀明だったな。
特に心に響いたこと。ここから少しネタバレ。
白い防護服の人々が危機に立ち向かう場面。胸が熱くなった。突然涙が出た。
これは福島の原発で働く人々のことだ。架空のヒーローでなく、日本と世界のために命がけで働いた人々があの時本当にいたのだ、そして今も。
そのことを思い出すと、この「シン・ゴジラ」は事象の本質を描いていること、そこから私たちを突き動かす何かを寄越してくる映画だと感じる。
この映画を見た人は、危機的状況が進行中であることを思い出させられるだろう。凍結されたゴジラがその象徴だ。
また日本の国防について、それにまつわる議論がなされねばならない改憲問題についても、多かれ少なかれ頭を過るであろう。
この作品は間違いなく庵野秀明のターニングポイントになる作品だと思う。彼の監督としての新しい一歩を快哉をあげ称えたい。
追記:小◯百合子(のパロディ)を入れてきたり、政治ネタで笑わせる前半部分も良かった。ゴジラの動きやメタモルフォーゼ部分のサプライズも映画への評価を押し上げるポイント。
ただただゴジラに圧倒される
ちょいちょい前情報を見聞きして会議映画と知っていましたが、とにかくテンポの良い群像劇!
特に人間ドラマに関しては、個人が希薄ですが(作中の矢口さんの言うとおり、直ぐに代わりが出て来るだろう感じ)そのポストに就いた人物が、前任者の成したことや失敗したことを学習したり受け継いだりして、意志そのものがどんどん人から人へスライドしていくのが気持ちいいな〜と。ちょっとロマサガ2の皇帝システムっぽい。好き。
チーム進行の現場を経験すると解ると思うんですが、あんなにみんな一丸となる事なんて滅多にないんですよね。そこがすごくファンタジー感ありますが、あれは良いファンタジー。
各種火器の使用シーンも多彩で嬉しい限り。戦車の命中率100%が凄い自衛隊感満載。あと避難する時自衛官の方がしんがりをつとめるのが燃える。
最後の在来線爆弾はちょっとCG頑張れ?!と思ったけど、序盤の京急の仇も取れたし、絡みつくような演算処理は素敵。先鋒として新幹線が出て来るのもまずは命中率という感じでいいですね。
ゴジラに関しては、初代ゴジラの「自然災害」感があって好きです。本質的にはハリケーンとかの災害映画と同質なのかな?自然だから共存していかないといけないし、神だから祀って恐れていかないとな〜と古来よりそうしてきた日本の国民性が!凄い!!あと初代ゴジラの裏設定のゴジラは英霊のなれの果てってのも拾ってるのかな?脅威だけど、私たちのヒーローでもある。海外の人には解らん感覚なんだろうなあこれ…正しく日本映画…。
ハリウッド版ゴジラを超えた!
ゴジラという未だかつて経験したことない危機に直面した現実の日本を為政者側から描いたリアリティある群像劇。
3.11を彷彿させる混乱する官邸内会議の描写はスリリングで秀逸!
海猿のような過剰な個々のヒロイズム精神論やセンチメンタリズムなどを廃して、ドキュメンタリータッチで描いており、最後の作戦実施にあたり、主人公が自衛隊員を訓示するシーンも、インディペンデンスデイにおけるが如く空疎なものにならず白けなかった。
エヴァンゲリオンのヤシマ作戦モードと鷺巣音楽ワールド全開で、一気に何もかも忘れ2時間新しいゴジラに没入させていただいた監督クリエーターさんありがとう!
大人の映画
虚構×現実 国内の大人向け 平成最後のゴジラ
平成最後のゴジラになる気がする。庵野秀明のゴジラをみれたことに感激です。昭和生まれの私などにはCGIは完璧だったように思えます。出演陣は豪華。
長谷川博己石原さとみ竹野内豊大杉漣柄本明余貴美子松尾諭渡辺哲小林隆市川実日子塚本晋也高橋一生
古田新太橋本じゅん鶴見辰吾松尾スズキ たくさんの、第一線で活躍している日本の俳優さんたち。
総理大臣と官僚たち、東京都知事、陸海空の自衛隊、各分野の民間の研究者たち、警察、マスコミ、一般人。専門用語が早口で飛び交い、キャストが多いうえに短いカットや場面で説明しなければならないので、観客を選ぶ映画になってしまっています。とにかく濃い。ゴジラにエログロはないけれど、本作品にも皆無。おふざけなし。
大人向けではあるものの、小学生以上なら見るべき価値がある作品かと思います。
洋画に比べると日本映画を見るのは少ないが あのゴジラがすっかり本格...
呉爾羅、GODZILLA、ゴジラ
初めてゴジラを鑑賞
向き不向きがはっきりする。
子供には不向き、難しくて怖くてトラウマになるかもしれない。
派手なアクションでスカッと爽快に戦闘や破壊を単純にたくさん見て楽しみたい人には不向き。
話の展開についていちいち説明や描写がないと理解できない・理解しようとしない、面倒くさがりな人にも不向き。
あなた頑張ってきてね、死なないでね的な安っぽいヒューマンドラマが無いと入り込めない人にも不向き。
過去のゴジラの見てくればかりに囚われている人にも不向き。
これは初代ゴジラや84ゴジラの本質に加えて、3.11で受けた恐怖や傷痕や警鐘や皮肉、そして目の前に迫ったり手の中に持っている恐怖に対してもどことなく他人事・他人任せな現代人への憂慮を織り交ぜて、この2016年の「背伸びしない、目の前に広がる日本」で表現してみせた、ゴジラ・ドキュメンタリー。
単なる怪獣プロレスや怪獣ヒーロー、人間ヒーローvs怪獣などの過去にゴマンと作られたありがちな怪獣スペクタクルを求めている層には全く違う作品。
その証拠に、この映画の中には「怪獣」という単語は一度も出てこないし、対怪獣用の空想特殊兵器は皆無、現有する攻撃力と知恵と組織力で対峙する。
過去のゴジラはもとより色んな映画や書物、物語、伝説などの「引っかけ」が数え切れないほど仕込まれており、作中で出てくる単語や名称などに対する復習が欠かせなく、とにかく知力と体力を使う。
エヴァじゃないかという声が多々あるが、監督自体が初代や数々の特撮に触発されてきた人であり、そもそも特撮の手法をアニメに落とし込んだ人なので、ゴジラ全作品を見たあとでエヴァというものを知ってすべて見た私には、そこで培った手法を「里帰り」させているように見えた。(某BGMだけは1~2回でよかったかな?とは思うが)
初代ゴジラや84ゴジラと入口は違えども出口は同じであり、ゴジラでなくても描けそうでゴジラじゃないと絶対に描けない。全てのゴジラ作品があってこそ成り立っている2016年版初代ゴジラ。
真の「ゴジラ」として最高の一作だと思います。
色々と考えさせられる
このゴジラは今までのゴジラ作品とは全く別物であった。これまでの怪獣特撮としてエンタメ性の高い内容だったものが一変、作品内で現代日本を風刺し、更に東日本大震災を彷彿とさせる描写、そしてゴジラ作品には欠かせないテーマである「核」。それら私達が一人一人考えねばならない問題を「ゴジラ」という作品を使い私達に問題提示するという社会風刺性の高い作品であったと私は感じた。
庵野監督が語る通り、シン・ゴジラは初代ゴジラを意識した作品になっている。初代ゴジラは1954年に公開された作品であり、その年には「第五福竜丸事件」があった。初代ゴジラはその原水爆というものの影響を強く受けた作品であり。これもまた社会に対しメッセージを投げかける作品である。この社会風刺をする作品というのは初代とシンの一番強い共通点ではないのだろうか。
そうゆう点を踏まえて、この作品は色々と考えさせられる作品である。
政治体制のあり方
大震災の記憶
核の恐怖
この作品を通じて、私達はこれらの問題をもう一度深く考えるべきなのではないのだろうか。
全1633件中、1041~1060件目を表示