シン・ゴジラのレビュー・感想・評価
全1630件中、1001~1020件目を表示
日本らしさの良いとこが感じられた
監督がアノひとなので、エヴァっぽさが随所にみられるけど、全体的にリアリティ高くて世界観から覚めることがない。CGも中途半端じゃなくてがんばってるし、政治家の動きなんて、踊るみたいならしさもあり、泥臭さもあり、映像もドラマも見どころ満載!特撮とバカにせず観ることをお薦め!
タイトルなし(ネタバレ)
ゴジラが大好きで今回新作が日本で作られると聞いてとても楽しみにしていた。
が、なんとまあ期待はずれというか。
良い部分ももちろんあった。
まず、ハリウッド版ゴジラと違って、始まった瞬間に事件が起こって、ゴジラの登場が早かったこと。
そして最初から最後までリズムよく進み、間延びしていたり飽きるところがなく、最後まで一気に見れたところ。
退屈する時間がなかったところがこの作品の良かったところだと思う。
それと、ありがちな主人公の恋愛や家族物語が一切なかったところ。
シンプルで、完結。これは良かった。
しかしそれ以外まあ本来のゴジラとはかけ離れた期待はずれのものだった。
ゴジラに関して言えば本来のフォルムから大幅に異なり、手が小さくなり脚が太い。しっぽもやけに長い。
それに歯が小さい。これは個人的にとても気持ち悪かった。
ピラニアみたい。
もっと普通に歯を生えさせれば良かったのに。。
目が魚の眼みたい。
なんか本来の眼じゃない。
全体のバランスが肥満の洋ナシ型みたい。
しかも口だけじゃなく、背中や尻尾からも放射。
しかも一番気に入らないのは、口から放射した時に顎が2つにカパァと割れるところ!!!!
バイオハザードのゾンビの進化系みたいな、エイリアン的な感じ。
ここまでするならゴジラである必要ない。
これは本当にショック。
こんなビジュアルにした理由が聞きたい。
ゴジラがこんなフォルムである必要がどこにあるのか聞きたい。
他には、石原さとみの英語も気を散らす。
これも必要性を感じない。
ゴジラを見るにあたってそこにこだわったのが謎。
あとは主人公が政治家ということで、指揮をとるだけなため、戦場との距離が遠い。
よってあまりゴジラと戦うところの緊迫感、恐怖感があまりない。
住民のゴジラに対する恐怖感が強調されていないため、本来ゴジラが登場した時のみんなの恐怖というものが感じられない。
また、あまりにもよくできすぎた戦略。
瓦礫だらけで、道にトラック何台も通れないはずなのに、なぜかゴジラが倒れたところにすぐ車が到着して凝固剤を口に流し込む。
え?がれきは?
なんでここにゴジラが倒れるってわかったん?
疑問が残りますね。。
今思いつくのはこれぐらいですね。
まあ期待しすぎました。
監督が庵野ということでエヴァファンは褒めるのかもしれません。
基本、特撮は嫌いなのですが
なかなかおもしろい
ゴジラって実はあまり見たことなかったかも。
日本を日本人が守るという点、官僚と政治家の感覚のズレや様々な許可に時間がかかる点などなど。
難しいところもあったがなかなかよかった。
日本に3度目の核爆弾を落とさせないってところは感動。
思ってた以上に面白かった。
あまりにも、賛否が分かれてたので逆に気になり、個人的にみたい理由の一つが最後の一押しになり鑑賞。
前感想にあったように、確かに専門用語とかセリフが多く早口。
でも理解なんとか出来るしそのスピード感がより深刻な状況を加速させて行き。
自然or人の考えを超えた災害時の政府の動きや、やりとり、国同士の互いの駆け引きなど、子供の頃にみた微かな記憶のゴジラの印象とは違う角度でグッと見守る気持ちで見入りました。
個人的にはとあるシーンの人々の信念や行動に、災害時のニュースで見たなんとかその状況を打開しようと頑張った居た方々の事を思い出し泣いてしまったり、色々な気持ちが沸き上がりました。
ゴジラも怖いながらどこか『カッコイい』の思ってる自分も。
エヴァも好きなので「あ~庵野監督だわ」と思える所もしばしば。
役者さん達も本当魅力的で、平泉成さんの読めないようなでも…っとなるのが個人的にうるっとまたしました。
見に行って良かった作品です。
因みに私が見たくなった理由は、
『ゴジラってまともに全部見たことないかも(子供の頃過ぎて断片的にしか覚えてない)』
『庵野監督ってのも気になる。(エヴァ頑張って)』
『長谷川さんや魅力的なキャスト(豪華!)』
そして同じ理由の人が居るかな?と思うのは。
『まさかのマフィア梶田さん!?(しかも庵野監督直々オファー?!)』
結果『ここぉ!!?あぁ、ハマり役ですわ(笑)』
と緊迫した中のまさかの個人的オアシス(笑)
もう一度みたいですね。
霞ヶ関の役人は見ると苦笑い
(訂正)まあまあ
ヱヴァンゲリヲンが好きなので、庵野監督がどういう実写を作るのか興味があり鑑賞。しかし特にゴジラへの思い入れもなく、本当に子供の時に見て以来のゴジラ鑑賞。
まあ政治家の決断力の遅さによる混乱などちょっとデフォルメされてる感はあるものの、リアルな早口トークを取り入れて3.11の震災をベースに作られてるなあとは思ったが、その会話がまあ入ってこない。この部分とゴジラがほとんど動かずなんか経費削減しているようで気になった。しかし後半にかけて壊滅的になった東京の景色の見せ方や、一致団結して立ち向かっていくところなど盛り上げ方がうまく、最終的にはまあよかったかなと。しかし巷で絶賛されているほどいい映画だとはさすがに思わなかったというのが率直な感想。
すごい
面白いとの前評判を聞き、期待しすぎずに観に行ったのだが、期待を上回る面白さ。米軍機のゴジラへの攻撃で市民が地下鉄に避難するところとか、なんかリアルで怖かった
ハリウッド版ゴジラより好き
意外だった。
初心者にも優しい
怪獣映画ね(笑)、ゴジラの知名度にあやかった有名アニメ監督の映画だからつまらないだろうと見に行く事なんて微塵も考えていなかった。
Twitterの評判が大変よく、たまたまクーポンがあったので何の気なしに足を運んだら何だこれ。面白いじゃないか。
まるでドキュメンタリー…安っぽい人間ドラマや恋愛描写、素人でもツッコミたくなるような馬鹿な行動や唐突な御都合主義もなくて邦画にありがちなイライラが一切ない。
ゴジラの既存知識はほぼ皆無(原爆だか水爆だかで出来た怪獣?程度しか知らない)で、特撮怪獣映画は何となく敬遠していたがこれは見に行かねば勿体無いと思う。
知識無しでも十分楽しめる。
リアリティ溢れ手に汗握る展開を大画面と重低音で楽しめるのは映画館だけだ。
そしてスーツや制服のカッコいいおじ様だらけ。やったね。
幸い、今一番話題の映画なので女性の一人客も見かける。私もその1人だった。
性別で行くことに二の足踏んでいるなら臆する事なく一歩踏み出して。仲間はいます。
凄い映画
現在日本で作れるゴジラで、ここまでやり切ったというのは素直に賞賛します。
内容はキューブリックの「博士の異常な愛情」のような、思考実験に近いものをゴジラを通して作成していると感じました。
思考実験の中身は大まかに2つ、「日本に想定外の脅威が現れたら、日本は対処できるのか」と、「大量殺戮兵器に対抗するには、より強力な兵器の使用以外に方法がないのか」。
映画の細かい評論は僕には出来ませんが、上記2つの、今の日本に日々降りかかる重大なテーマを、映画として描き出すことが出来ていると感じます。良くも悪くもとても日本的な展開と解決法で、「これは核に頼る欧米人には作れない、本物のゴジラだ」と、感心します。
見応えアリ、改善すべき所もアリ
※自己満レビューです。
観たことのある怪獣系映画がガメラ、マグロゴジラ、ゴジラFWとまぁ殆ど観たことが無かったのですが、レビューで「架空兵器無し」「政治的な対応などが見られる」と聞き、軍事や政治(中道)大好きなので飛びつくように映画館に観に行きました。
序盤、ゴジラが東京を歩きまわって街をぶっ潰すのですがそこで自衛隊を防衛出動させるかどうかの総理の決断力の無さ…ようやく防衛出動させ、さぁ攻撃!って時に住民数人いるから止めとくわ!って…
庵野が政治系の作品作るってことは現実への問題提起するだろうなぁとは思ってたけど、さすがにあれは観ていてイライラしました。
中盤、ゴジラが更に進化してビーム吐きまくり都心やそこから避難している人を破壊し尽くすのですが、それは爽快というより恐怖でした…… 法の縛りから解き放たれた本気の自衛隊や米空軍をもろともせず、それらが街ごと薙ぎ倒されるのは邦画では味わえない恐ろしさでした。
終盤、ゴジラがエネルギー装填中に主人公たち(?)が有効な攻撃手段が無いのか模索するのですが、この辺り蛇足多すぎ…
石原さとみが核兵器の恐ろしさを語り出したり、新総理がラーメン食べてたり、主人公が政治はどうだとか語り出したり…流石に観てて興ざめしそうになりました。ここ最後の作戦のために自衛隊が全力尽くしてる!とかにすれば良かったのに…
あと、ゴジラの血液固めてエンドってなんかショボくないですか?
とはいえ、評価するべき点はたくさんあります。
インデペンデンスデイみたいに下手にハッピーエンドにしなかった点
恋愛要素や慣れ合いがなく、ジャニーズなんかも出なかった点
日本の映画のダメだと言われる点を排除し、観易い映画になっていました。
あと、自衛隊が出た事などでこの映画を叩いてるいわゆる左系の方々、ちょっとそれは違うんじゃないかと思います。
疑問に思った点
・シッポのレーザー殆ど活躍してなかったけど出す意味ある?
・最後の核兵器使わなくても背中レーザーエネルギー切れにさせてバンカーバスターやハープーンで叩けば倒せそうじゃね?
・米海軍殆ど出て無かったけどなぜ?
いろいろ書きましたが、とても良い作品だったと思います!
こんなゴジラが見たかった!
とにかくゴジラの描き方がすばらしいです。自然災害級の被害をもたらすものの、その行動予測ができず、対処法も見い出せないという恐怖は計り知れません。ありえないと思っても、もし自分の住む街にゴジラが現れたら…と考えてしまうほど、ゴジラに対する恐怖が現実味を帯びて感じられました。
一方で、無駄な話し合い、楽観視、決断の先送りなど、政府がまったく頼りにならない存在として描かれ、日本の危機管理に不安を覚えました。現実はこうあってほしくないものです。
作品に込めたメッセージとか、人物の描き方とか、そんな難しいことはさて置いて、全編にわたって漂うエヴァ臭、巨神兵を思わせる既視感、昭和を思い起こさせる特撮などが嫌いじゃなければ、絶対楽しめる作品だと思います。見終わってから、率直に「おもしろかったー!」と感じ、誰かと感想を話したくなる作品でした。
初代『ゴジラ』の現代版アップデート
大傑作!改めて言うまでもないことを改めて言うけど庵野秀明は紛れもない天才だな
『グッドフェローズ』のように全編見せ場で圧倒的情報量を捌き切る編集。畳み掛けるような台詞は日本映画でいえば『駆け込み女と駆け出し男』に似ている。もちろん背骨は『日本のいちばん長い日』で『リンカーン』のような根回し映画でもある。そして何より初代『ゴジラ』の現代版アップデートである
全編見せ場のような編集が素晴らしい作品を観ると『グッドフェローズ』を引き合いに出すのは俺の悪い癖。まあ大好きな作品なんで許してくださいよ
ゴジラがおぞましくてカッコいい。ウルトラマン派の俺が鞍替えしそうになったよ
『シン・ゴジラ』は当然エヴァ(ヱヴァ)ファン必見。クライマックスは「ヤシマ作戦」やし音楽もそう。これ観たら早くヱヴァ完結編作れなんて言えなくなる
『シン・ゴジラ』を鑑賞中に「ゴジラが存在する世界には松井秀喜が存在しない」と思って勝手に悲しくなった
全1630件中、1001~1020件目を表示