「現実(ニッポン)の捉え方」シン・ゴジラ 例のアレさんの映画レビュー(感想・評価)
現実(ニッポン)の捉え方
ここで言う現実ってのがリアリティーの追求ではなく、あくまで偏ってはいるけど日本(ニッポン)らしさ、もとい「日本人あるある」を描いているとしたら、記号化されたキャラの言動や行動に「あ、あるわ」と観た側が感じた時点で現実に昇華されてるんじゃないかなと勝手に解釈。だとすれば帰国子女のイメージはやり過ぎ。かわいいですけどね。
ウルトラマン派の庵野監督がメガホンをとり、第一作以来イマイチ着地点(海外猿の対抗馬、ごどもの奴隷、人間のペットポジション等)を見失っていたゴジラに再び意味を与える事ができた功績はかなり大きいと思います。
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