劇場公開日 2016年7月29日

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「「ゴジラ」の名を利用した、ただのエヴァンゲリオン」シン・ゴジラ 5ht12さんの映画レビュー(感想・評価)

0.5「ゴジラ」の名を利用した、ただのエヴァンゲリオン

2016年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

アニメが好きな方にはかなり楽しめたのではないでしょうか?エヴァンゲリオンは人気の高いアニメだし、 興行収入も、評価も高くて当然だと思います。

世界観はゴジラではなくエヴァンゲリオンそのもの。それなら、ゴジラではなく、全く新しいSF映画として作って欲しかった。やはり、「ゴジラ」とすることに商業的にも重要な意味があったのでしょうか。 昭和から平成まで続くゴジラ映画が好きな私としてはとても残念な映画でした。

たしかに、今までの歴代のゴジラでもキャラクターも演出もずいぶん様々なバリエーションがありましたが、今回のはもはやゴジラと呼べるようなものではありません。
 最初に、評価が高いのはしょうがないと言ったけど、エメリッヒの時はあんなに悪評だったのに、今回のゴジラがこんなに評価が高いのはちょっと理解できません。これよりはエメリッヒ版の方がまだましです。やはり、アニメのような描写が好きな人が多い事と、ゴジラに思い入れの無い世代が増えているって事でしょうか。
 政治シーンは確かによくできていましたし、自分もそこは期待して見に行ったんですが、それなら何度もいうように、別にゴジラでやる必要は無いと思います。

5ht12
2016年8月10日

ゴジラにエヴァを持ち込むのはさすがに違うなと思いますね
カメラアングルやあえて謎を残したりといった庵野節は作風ということでいいですがBGMそのままとかなに勘違いしてるんだろう?という印象です
あと既存のゴジラ像から逸脱しすぎてほんと別物ですね
ほんとにあのマグロ野郎といい勝負ですよ笑

I ♡ MOVIE
CA_AE1to5Dさんのコメント
2016年8月8日

そうですか、自分も生まれる前の映画ですが、一番最初のゴジラは、まさにこんな感じですよ。大きく違うのはゴジラを倒した事です、命と引き替えに。当時はアトムも太陽に突っ込んだり滅びの美学が多かったですのでね。
エヴァ感と言うのは、カメラワーク、音楽、極太明朝体等でしょうか。極太明朝体は監督の敬愛する岡本喜八監督の手法です。カメラワークもそう、「日本のいちばん長い日」等も、もしかしたらエヴァ感を感じるかもしれません。
なぜゴジラかと言う答えは冗談抜きで「頼まれたから」だと思います。一度は断った様ですし、でも、東宝本社の人が庵野秀明のゴジラを希望するので彼の得意な手法で撮ったら必然的にエヴァっぽくなったのでは無いでしょうか。

CA_AE1to5D
5ht12さんのコメント
2016年8月7日

もごっとさん

言葉が足りなくて申し訳ありません。

あくまでもエメリッヒ版は論外です。今回はそのエメリッヒ版以上にひどかったという意味で書きました。ただ、エメリッヒ版の時は、今回と違って、私以外にも批判する人の方が多かったです。

今回は賞賛する方の方が多いですが、姿形を除けば、エメリッヒ版の方がまだ本来のゴジラに近い何かを感じます。

今回もエメリッヒ版も「ゴジラ」と関係ない全く新しい映画として見れたら、それなりに楽しめたかもしれませんけどね。

5ht12
もごっとさんのコメント
2016年8月7日

アニメそこまで好きじゃないし、エヴァあんまり知らんけど。
ゴジラ思い入れある世代なの?
エメゴジ自分も面白いと思うしゴジラ映画って何でもありが基本。
今回がゴジラでする必要無しならエメゴジも・・・・だよね。

もごっと