怒りのレビュー・感想・評価
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残酷。それでも生きる時、湧き上がる感情。
好意を持つ相手に対する疑惑。
『もしかしたらこの人が殺人犯…?』
設定が振り切ってるので映画としてエンターテイメント性が高く、すごく引き込まれます。
ただ、血みどろの殺害シーンより、純粋無垢な少女が愉快に犯されるシーンの方が生々しくてトラウマチック。2度と見れません。可哀想で胸が引き裂かれます。足首から吊るされて、笑いながら皮を剥がれるような残酷さ。
こんなことが実際何度も繰り返し起きている世の中であることを突きつけられ、気づかされ、ゾッとします。
映画の中にふと見える現実。
それでも生きる女の子は時間と共に逞しくなっていく。
あの子は知ってる子?
人ごととは思えない。
湧き上がっては、腹の中に深く沈める暗いもの。
それが包み込まれるように浄化される各々ラストの一瞬は美しく希望に満ちています。
心揺さぶられる
原作が良いのか監督が有能なのか分からないけどとにかくこのコンビの映...
原作が良いのか監督が有能なのか分からないけどとにかくこのコンビの映画には感情を揺さぶられ、考えさせられる
色んな怒りがあるなんて事はタイトルを観れば分かる
ただこれはタイトルなんてどうでもいい、悲しみや喜びや幸せなど、色んな感情がある、感動もある
あ、でも妻夫木と綾野の所は生理的にまじで気持ち悪かった
所謂同性愛
なんか最近同性愛を受け入れるのが寛大、もしくは普通
むしろ受け入れないとかその考えどうなのみたいな風潮があるけど
気持ち悪いものは気持ち悪い
そこをのぞけば妻夫木ラストは全然よかったし、結局なんだかんだで感動した
一番良かったのは松山ラストだった
普通におすすめ。タイトルが合わない。
観て損のない映画。
そこそこ時間の経過を忘れさせてくれた。
面白かったと言えば面白い。
ドロドロヒューマンドラマ好きな方はおすすめ。犯人の心の闇が見事に描かれているのが良かった。
怒りというタイトルはあまり合わないように思う。
しかし残念な所がある。
犯人に似ている顔の人物が3人居る。
そのうち1人は犯人だから、逃亡劇があるのは分かる。
顔が似ている2人が同じくタイミングで逃亡して周囲の人間を不安にさせるのは都合が良すぎる。
こじつけ気味な物語が残念に思った。
特に病気を理由に逃亡する意味が分からない。
犯人では無かった時のある女性の泣き叫ぶシーンは必要ないというか、演出が違うように感じた。
あそこはしっとりと泣き笑いがよかった。
怒りだけど、私は号泣
三つのストーリーが交差するようで全くしない
歌舞伎町の風俗店で働いているところを発見され、千葉の漁港で働く父・洋平(渡辺)に連れ戻された愛子(宮崎あおい)。漁港にふらりと現れ働き始めた青年・田代と恋に落ち、やがて2人で暮らし始めたいと申し出る。
東京の通信会社に勤めるゲイの優馬(妻夫木聡)は、クラブで出会った直人(綾野剛)を気に入り、自宅で一緒に暮らし始める。
母に連れられ、東京から沖縄の離島に引っ越してきた高校生の泉(広瀬すず)は、辰哉(佐久本宝)と一緒に無人島に出かけ、一人で無人島暮らしをするバックパッカーの田中(森山)に興味を抱く。3人は那覇で再会し、その直後、泉は米兵2人にレイプされる。
広瀬パートで描かれる基地問題や米兵レイプ事件の問題を提起はしているが、ちょっとあっさり描かれ過ぎ。三つのストーリーの内、東京、千葉では怒りなんて感じない設定なので、もっと広瀬パートを大きく取り上げるべきだ。
英会話講師リンゼイさん殺害事件で逃亡生活を続けた市橋達也がモデルとなっているのか、整形したり、ホクロを自分で切り取ろうとしたりと行動パターンが似ている。
心がざわつく
原作(上.下)読んだ友人は
物足りなかったみたいだけど、
キャッチコピーの「愛した人は、殺人犯なのか..?」
ってワンフレーズしか知らなかった私は
観終わって、心がざわついてざわついて
言葉じゃ語りきれない想いを抱えてる。
他の人も言ってたけど、いい意味で後味が悪い。
もっとちゃんと理解したいから友人に
本を借りようと思う。
とりあえず、、涙が溢れて仕方なかった。
なんの涙かって聞かれたら..「哀しみ」の涙。
なんか苦しい。
さすが名俳優揃いで妙にリアル...
すずちゃんも全然負けてなかった。実力派女優!
彼との出会いのシーンと
あのショッキングなシーンは頭から離れない。。
どのストーリーも
愛する人を疑うことの苦しさと信じることの難しさ
自分の無力さと儚さに 苦しみ哀しみ そして、怒り。
渦巻いてて仕方なかった。
思い出しては涙がでます。
妻夫木聡×綾野剛は一見の価値あり
基本的な構造としては、傷を抱えた3組の人々の元に謎の風来坊が現れ、彼が凶悪犯罪の容疑者では? という疑惑が持ち上がる…というサスペンス。
そして犯人が明らかになった後、彼の動機はなんだったのか? が焦点になります。
まずこの構造が長編映画向きではない(2組ならまだしも3組とは)というハンデがあるので、必ずしも映画製作者の非ではない部分も多分にあるとは思います。
3パートあるので必然的に全体の尺は長く、そのくせ個々のドラマは散漫になってしまい、結論に向けて一直線に進む娯楽映画としてのドライブ感に欠けるわけです。
むしろテレビドラマならもっとじっくり腰を据えて楽しめたかも知れません。
またどすっぴんの宮崎あおいの儚さ、森山未來の身体能力を活かした場面など、楽しめる部分もありました。
なかでも、実際に二丁目を訪れ、現場でも綾野剛と「本当に付き合っているのでは?」と囁かれるほどの空気感を醸し出していたという妻夫木くん演じるリアルな都会のゲイライフは、生々しい現実感があり、この作品最大の収穫でした。
ただ…なんか重苦しくしとけば重厚で本格派でしょ、みたいな前提になってはいませんか?
シナリオに無駄、ムラ、無理があるだけなのに、役者の負荷が高い→必然的に熱演→感動的、みたいな思い込みが「湯を沸かすほどの熱い愛」を始め日本映画を蝕む病理なのだと思います。
そういう作品がありがたがられ、俳優にも内面化されている気がしますが、観客としてはやはり俳優の「芸」の部分を楽しみたいと思ってしまいます。
見てよかった
後半のスピード感に負けた
何度も観てます
とにかく淡々としている
主役級の役者さん勢揃いで、一人一人役に注ぐ情熱が感じられた。
中盤何を伝えたいのか、どうなるのかがまったく想像できない。
盛り上がりがなく、ずっと同じペースで淡々と物語が進行していく。
こういう映画が好みの人は色々感じるものがあるが、そうでない人はただ退屈な2時間半。
それぞれの怒り
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