心が叫びたがってるんだ。(2015)のレビュー・感想・評価
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キャラが無理
坂上と主人公が気持ち悪い
声とか、動きとか、言動とか、思考とかがきもいアニメっぽすぎる。野球部の田崎はまぁまぁ普通でしたが。
最初の喋れなくなる流れとか全然リアルじゃないし、喋れなくなった主人公に全く感情移入できなかったです。
というか、主人公は自分だけが辛い思いしてると勘違いしてそうですね。クラスのみんなだっていろいろ我慢して辛いこと経験して生きてるに決まってるでしょ。精神的にとてもガキだし、結局いい人だらけのクラスメイトありきのミュージカル。
あと野球部の田崎が主人公に告るいみがわかりません。主人公の割にがんばったかもしれませんが、わがままな性格してましたし。なので坂上が主人公じゃない方を好きになるのも当然だし、坂上はわがまま主人公の面倒をみてあげてただけで勝手に勘違いして告ってフラれただけでしょと思いました。
全体的に登場人物が現実っぽくなくて、実際こんな奴いないみたいな人ばっかりでした。今時の高校生ってこんなんか?笑
正直盛り上がりもあんまりないし、薄っぺらいです。
すごく絶賛してる人がたくさんいますがやっぱりアニメ好きな人にはまる映画なのかなと思いました。
主人公が苦手
悪くない、悪くはないけど
あの花が私的最高作品なだけに主人公の魅力が足りなかった。
クラスメイトに恵まれていてよかったなあと思う。
そして田崎が男前すぎる。
いい感じの素敵男子になるよ、絶対。
絵はやっぱり好きな感じなので
見ていて楽しかった。
けどやっぱりあの花が…(しつこい)
心が叫びたがってるんだ
青春アニメ。絵がキレイで、車や電車がスルスル動く。日本のアニメってすごいなぁと思った。
あらすじとしては、声を出すとお腹が痛くなってしまう少女が、ふれあい交流会での出し物のミュージカルを通して、仲間と共に成長していく話。
なかなか感動した。
無理も無駄もない。
一応話題作だったのを思い出し、目を通しておいた。しかし、タイトルで言いたいことのほとんどが終わりである。
無理も無駄もないというのは、ひと通り見れる作品としてまとまっている訳だから、佳作とは言えない。キャラが全員立っていて、話に矛盾もなく、絵も普通。音楽に関しては、知識がある人だとなお面白くなるかもしれない。 しかし、ここが惹きつけられる! という要素がなかった。ありきたりな物語に終始していて、良作ではあるが名作ではないというところか。
青春ものが好きなら大いに満足できるだろう。そうでなくても、何か言いたいことを言えない人になら、どこか響くものがあるかもしれない。
劇中歌「わたしの声」は至高!!
ミュージカルに至るまでが長く、とても良い楽曲が揃っているのにゴタゴタしている中で1回ずつしか聴く事が出来ずサントラを買えという事なのかわからないですが、とても勿体ない構成です。主人公の恋の行く末も意味不明で、エンドロールの秋元タイアップ曲も作品と合っておらず、ミュージカルメドレーにすれば皆口ずさんで劇場を後にしたと思います。折角作ったのに色々と残念でした。
ヒロインのリアルな葛藤が痛いほど伝わってくる良作
ヒロインの成瀬が幼少期に
父親の不倫を発見し
それを母親に伝えたところ
両親は離婚し父に
「全てお前のおしゃべりのせいじゃないか」
と責められてしまう。
「自分の言葉で人を傷つけ
取り返しのつかないことを
起こしてしまった。」
と、自分が喋ることに
トラウマを持ち、喋ると
お腹が痛くなってしまう(玉子の呪い)
ようになり自分の気持ちを
伝えにくくなる。
だがその腹痛は喋ると痛くなる
と言う自己暗示から来るものである
その証拠に教室でふれ交の委員を
先生が強制で決めたとき
成瀬は「いやです」の四文字でさえ
やっとだったのに
ファミレスで
感情的に言葉を発したときは
坂上に腹痛について指摘されるまで
なんともなかったからである。
そんな成瀬は坂上の
「歌の方が気持ちが伝わる」
「成瀬も伝えたい事があるなら
歌ってみるのもアリなんじゃね
歌なら呪いも関係ないかもしれないし」
と言う言葉に乗り、
歌なら腹痛が来ない事を知る(自己暗示の抜け穴)
そしてふれ交のミュージカルで
自信を持ち玉子の呪いは
存在しなかった事を知る。
そして自己暗示もなくなる
成瀬は坂上に惹かれ告白するが
他に好きな人と言われ振られてしまう
新しい現代社会にある
葛藤、苦難などの感情が描かれており
様々な人に考えさせる
新しい作品と言える。
ヒロインがあまり喋れないと言う
難しい設定なのに
ヒロイン感情がはっきりわかる
作画も流石だと思う。
私個人の話であるが、
私は軽度の精神疾患を抱えており
大人数の人がいるところ、
すぐに抜け出せない場所
などに行くと腹痛が来る人なので
すごく共感でき自分の自信に繋がった
私と似た症状の人は
特に是非観て欲しい。
きっと自信を持てるはずだ。
複雑な気持ちになりました
前から観たいと思っていた作品の一つで、やっと鑑賞することが出来ました。青春ものと群像劇が織り混ぜたストーリーですが、感涙してしまいました。おしゃべりな女の子がある日現れた玉子の妖精に呪いをかけられてしまうところから物語が始まります。順ちゃんは、おしゃべりを封印されてからひっそりと生活してきました。「地域ふれあい交流会」の実行委員にクールな男子や甲子園を夢見るけんかっぱやい男子、恋に悩むチアリーダー部の女子と共に選ばれてしまいます。最初は、順ちゃんの事を不思議に思っていましたが彼女のお陰で他の3人の秘密が明らかに。「言葉は人を傷付ける」この言葉に心が揺れ動きました。10代のリアル高校生には是非観てもらいたい作品です。
少し後味が悪い気もする…
劇中の歌がすごくよくて、特に「わたしの声」の部分では感動して泣いてしまいました。どの歌も心に残り歌のために映画を観てもいいレベルです、が。
この映画に恋愛要素が必要だったのか、それだけが心に引っかかり、もやもやしたままの気持ちになりました。
私的に、恋愛要素がなかったら満点でした!!そして、とにかく歌が素晴らしいの一言です
本音は難しい
「あの花」の監督がメガホンをとった作品。ある過去がきっかけとなり本音が言えなくなり声を失ってしまった少女とその周りをとりまく人たちとの物語。
本音を言うことは難しいがそれを受け止めてくれる人たちも必ずいる。心から叫びたいことを叫び合える友と出会うことができれば人生は輝く。演劇のシーンは痺れた。
劇中劇の最後の曲は興味深かったです。 (自分が歌ったならつられちゃ...
劇中劇の最後の曲は興味深かったです。
(自分が歌ったならつられちゃいそう(苦笑))
各登場人物に筋が通っており、台詞に重みを感じました。
「言葉は刃である」という格言を改めて噛み締めた思いです。
そもそもの、主人公の父親が、離婚して家から出ていくときに娘に言った一言が、ホントにイラつかせてくれます。
画面の中に入って殴ってやりたい❗
娘を全面緘黙みたいな状態にさせるようなこと発言すんなと❗
すっきりしない
人から勧められて見ました。
感情移入はしなかった。
両親の離婚、両親責められて失声症になって。
正直、私的には嫌な設定というか流れ。そりゃ離婚家庭じゃない
人が見れば単なる設定として受け入れる事ができると思いますが…。
もう玉子の妖精さんを自分を責める別人格と思ってしまった時点で
この作品を素直に見れなかった。見る人を選ぶ作品なのかなと思う。
何となく、あのミュージカルを見たお母さんは順の気持ちを知って…
後の描写が無いので個人的にですが、贖罪の念にかられる気がする。
全体的には良いんだけど…
うーん、ご都合的な設定が引っかかって、イマイチのれなかった。
え?歌えるの?
なんだそれ?って思ったし、ラストのネタばらし部分で、ほとほとがっかりした。ってか、イラっとした。
応援したいと思った気持ちが、裏切られた気分です。
全体的に「あの花」要素を散りばめている点(ワクドナルドなど)は嬉しいかぎりなんだけど、いかんせん、主人公に乗れなかったから、面白いと思えるハズもなく…
惜しい作品…ってな感想です。
批判覚悟で書きますが、皆さんのコメントを見ていて、見る側のスタンスでこうも感想が違うものなのか、とビックリしました。
高評価つけている人・・・雰囲気を楽しんでいる人
疑問符がついてる人・・・内容を見ている人
楽しみ方は人それぞれなので、これ以上はコメントしませんが。
心の叫び、卵の中身
普通に泣けました。物語はまあ普通かもですが、演出と音楽の仕掛けが本当に素晴らしく、純粋に映画として良作だと言えます。
作画も人物の動きなどとても丁寧で気になるところはありません。
迷っている方がいたら是非勧めたい作品です。
「心が叫びたがってるんだ。」このテーマは随所に出てきます。各々の視点から様々な叫びが交錯していき、ミュージカルに至っていく。
それは作る側だけでなく観る側もそうで、また見せ方も上手いなぁという所が演出や声の演技・絵の演技それぞれ多々あったように思います。
だからこそ物語が~とか何が~とかでなく、映画として優れた作品だと感じたんだと思います。
「あの花」スタッフによる作品ということで期待して観に行かれるような方はご存知かと思いますが、岡田麿里さんの脚本は恋愛要素がこじれ気味に描かれるものが多いです。
この作品も例に漏れず、なかなかにこじれていて「ああ、岡田さんだ!」と思いました。
そんな彼女の持ち味を知らずに評判のみで観に行かれた方が面食らったのも無理はないのですが、今作の見所はそこではないのでその点にこだわってしまって減点してしまうのはもったいない見方だなぁと思います。
個人的に強く印象に残っているシーンは、クライマックスで成瀬が探しに来た坂上や、彼と付き合っていた仁藤の事をこれでもかという程悪くいいまくるシーン。
「なんて自分勝手な!」と思うかもしれませんが(というか普通は思いますね…)そもそも彼女は「言葉は他人を傷つけるもの」と思い込んでいるわけで、今まで心に溜め込んでいた卵の中身をぶちまけるように叫びまくるとしたらああいうことになるのはまあ考えられることなのかなと思いました。
重要なのはそこですべて聞いてくれる人がいるかどうか。
ホント、ちゃんと聞き遂げた坂上は偉いなぁと思いました。
卵の殻で傷つけるだけ傷つけて全てを出し切って「もう言うことがなくなった」という彼女は始めて卵の中身「好き」と言えたのではないかと思います。
個人的に田崎がめちゃイイ奴で好きです(ラストいきなりの告白変化球も野球部エースならではだったのか?!)。
でも出てくる人たちみんないい人。
だけど順の父親には擁護のしようがありませんよね!
想像とは違った
とにかく主人公の順が可愛い。ああいう子を鬱陶しいという人もいるのだろうなと思うけど、わたしは彼女に共感しながら映画を見ていたし、そういう人が多いのではないだろうか。だからこそラストに納得がいかない声もよく目にする。順と野球部の彼というコンビも有りなのだが、順がもう一人の主人公に対してお城で放った言葉には「よく言った」と思ってしまった。
もう一つ想像と違ったのは、思っていた以上に音楽が良かった。この音楽を聴くためにもう一度見てもいいなと思えるくらいには。
言葉とは言の葉
作品のあちこちにちりばめられるナイフの様な言葉の数々。意図せずとも人の心をえぐり傷つける。
この物語は幼い頃に自分の言葉が原因で人を傷つけてしまった少女の後悔と再生のお話。
幼子の言葉は鋭いナイフの様に尖っている。文字通り歯に衣着せぬ物言いもそうだが、無知であるが故の放言。結果、それにより順の家族は崩壊してしまう。物語の骨子となる部分なので仕方ないとは思うが、もう少し丁寧に描いてほしい気はした。いくらテンパっていても自分の娘にあのような言葉は掛けない。その辺に違和感というより不快感を感じた。
時は流れ高校生になった順。相変わらず自ら掛けた呪縛により喋ることが出来ない。この辺りも違和感ありまくりだったのだが、スルーすることとした。
喋れなくても歌は歌えるという設定もご都合主義全開でちょっとな、と思いつつもかろうじて観続けることが出来た。この辺はこの作品の作品力なのか?
野球部のエピソードも言葉の刃を否応なく見せる。出し物の協議をするホームルーム、その他の場面でもこれでもかと言うほど端々に言葉を扱う場面が描かれる。鑑賞しながらこれほどまでに言葉の暴力というモノは残酷なのものなのかと自問しつつ・・・
ミュージカルの作中劇は良いできだと思う。順の登場シーンでは鳥肌が立った。最後の曲、二つの曲の合唱もすばらしいできだ。
全体としてみた場合、そつなく出来た優等生という印象。
ただ、スタッフロールの曲は最悪。アレしかなかったのか?アレさえなければ最高だったのだが・・・
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