心が叫びたがってるんだ。(2015)のレビュー・感想・評価
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主人公にイライラ。
すごく期待してしまっただけにそこまでだった。
途中までは面白かったし感情移入もまあまあできたんだけど…
本番当日の主人公の自己中さに驚き!
すごくイラついた。笑
自分がやりたいって言ったから皆が協力してくれて作ってきた舞台を、あれだけの理由で台無しにしようとする気持ちが全然わからなかった。
子どもっぽ過ぎ!そんであの性格の割にクラスメイトに愛され過ぎ!
たくみくんの名前を連呼するところもよく意味がわかんなくて「?」ってかんじ。
そして本音を言うときの言葉遣いが悪すぎて幻滅…
自分の友達を「あの女」とまで言うことはないでしょ…
言葉を封じ込まれてしまうっていうのは共感できる部分もあったけど、本番前日に玉子にあんな怖い言葉を言われたのにも関わらず、逆に普通に喋れるようになったのなんで!?って感じだし、田崎くんはそんなすぐ好きな人変わるの!?なぜじゅんちゃんを!?って感じだし……
突っ込みどころがおおくて、全部言ってたらきりない~~~
もちろん感動したところもあったから、それを感涙するまで持っていくには、そういうツッコミどころを減らしていくのも大事なのかなと思った。
普通にイイ話の佳作でした
ついうっかりdアニに加入してしまったので、どうせだから今まで気になっていた作品を観ようシリーズ第1弾。
『あの花』のスタッフによる作品ってことで普通にイイ話の佳作でした。
なんか乃木坂46の起用も結果的には内容に合ってた良曲だったし、結果的には正解だったんじゃないかな。
あとキャラ萌え的な観点で言うと(言うな)ヒロインの順もさることながら、仁藤さんがめっちゃかわいかった……。
ロ○コンなので普段こういうお姉さん的なキャラは好きにならないんだけど、なんだか不思議な魅力のあるキャラでしたね。
そう言えば実写版もあるんだっけ。気が向いたら観てみようかな。
セクゾ中島と芳根京子か~どうだろうな、、、笑
その言葉の行き先は
成瀬順は言いたい事があっても過去のトラウマから言葉を発する事が出来ない。坂上拓実は優しさから本心を隠しているうちに自分の気持ちに気付けなくなっている。この二人を中心に高校生達が気持ちを伝える事の大切さに気付き、勇気を持って行動していく感動作。
言いたい事はあるけど、呑み込んでしまっている。それは、優しさからだったり、空気を読んでの事だったり、単に面倒くさかったりするからだろう。
また、言うべき事があるのに、言えずじまいになってしまっている。タイミングを見失ってしまったり、プライドが許さなかったりする為に。
言ってしまった言葉は戻って来ない。言葉は人を傷つける。確かにその通り。でも摩擦を避ける為に自分の心に蓋をしたら、その気持ちはどこへ行くのだろう。閉じ込められた気持ちをどこまで守れるだろうか。心に蓋をし続ければ、気付かぬうちに自分自身の気持ちを見失ってしまう。言う言わないはその人の自由だけど、その言葉の行き先をきちんと見届けておきたい。
ふつうに楽しめました
根が単純なのか純粋に最後まで楽しめました。
『空の青さ〜』をたまたま偶然観て一連の作品の存在は知ってたもののなかなか観る機会がなかったのですが『あの花〜』を先日鑑賞していよいよこの作品にたどり着いたところです。
全く個人的な好みで並べると…
『空青』→『心叫』→『あの花』ですね。アニメのキャラにわがままだとか自分勝手だとか全く気にしないですが、この順で好きですね〜
いにしえの青春時代を思い出してしまいました。そんなこんなでなんだか迷っているうち『あの花』は未レビューです。
所詮アニメだからね...
自動車や通行人など目立たない様にしていますが、CGが動いている箇所が多く見ていて非常に気になります
特に暗い体育館?のシーンで、目の死んだCGキャラがズラッと並んで気持ち悪いです(母親だけアニメキャラだけに余計に)
主人公の体調が悪くなるシーンもギャグっぽく扱ったり、突然深刻な感じにしたりと都合が良い体調不良だなとしか見えませんでした
主人公がラスト許された感じで終わるのは納得できないクラスメイト以外の第三者を嫌な人物にしすぎじゃない?
その癖クラスメイトは聖人の集まりみたいで都合良すぎる感じもキツい
かなりネットで叩かれるタイプの作品だと思ったが高評価が多く驚いてる
蒼い迷路の高校生達に好感が持てました。 文化祭らしいミュージカルの...
蒼い迷路の高校生達に好感が持てました。
文化祭らしいミュージカルの描写も同じく好感持てました。
時間をあけてまた観たいと思いました。
二度と見たくない映画
自分は傷つきたくないけど
人は平気で傷つける。
自分だけが可哀想な自己中が
主人公特権で特別扱いされ何でも許され
ハッピーエンド。馬鹿らしい。
なにか解決するために変わるために
考えたり努力したり挑戦して
それでもうまくいかなくて、
それでも現実に向き合わないといけなくて、
みたいなゼロ。
胸くそ悪すぎて憤りしかない。
ずっと、ずっと、伝えたかった。
2020年7月20日
映画 #心が叫びたがってるんだ。(2015年)鑑賞
アニメ版の方です。
最近、実写版の方も見てたのでつい比べてしまうのですが、アニメ版のイメージに合う俳優を起用してるなと思いました。
その点では、アニメファンも実写版を違和感なく見られたのではないでしょうか。
とても素敵でした
2015年9月鑑賞
正直「あの花スタッフによる新作」という触れ込みにつられてしまった感は拭えません。
しかし、そこまでの過度な期待はしていなかったんですね。
そんな肩の力が抜けた感じがよかったのだと思います、この作品をフラットな位置で観ることができました。
物語は同じ秩父を舞台に、言葉をテーマとしたティーンムービー。
いたる所に「あの花」ファンをくすぐるカットを挟んできて、懐かしいような嬉しい気持ちになるんですね。
ウサミチやはるなとあき、4000系電車にサークルゲームもあったりで楽しいかぎりです。
こんな風に書くと「あの花」におんぶに抱っこな印象を持つ方もいるかもしれませんが(プロモーションは明らかに「あの花」で釣っていましたが…)、そんな事はなくてまったく別の物語になっています。
誰かを傷つけて、傷つけられて、夢に破れ、誰かに想い焦がれる。
入り口こそファンタジーですが、少し切なく胸をつつく物語がとても心地良いのです。
個人的にはREMEDIOSの起用にも期待したのですが、クラムボンも中々に良い雰囲気の音楽でしたよ。
発表の時に「おいマジか!!」となった乃木坂の主題歌も、物語の学祭感とうまくリンクしており、まったく気になりませんでした。
スタッフ、特に監督は、今回のこの作品によってある種「あの花」から脱却することに成功したように思えます。
今回これだけ面白い作品に出会えたのですから、これからも超平和バスターズ原作作品に期待してしまいますね。
本当、とても素敵な作品でした。
藤原啓治さんの声、最高です。
ふれこう祭の準備を軸に、4人の少年少女の絆とすれ違いを描いたラブストーリー。
「あの花」スタッフによる青春映画です。私は恋愛映画も青春映画も苦手なのですが、流石に上手にまとめられていて、物語に引き込まれます。
4人それぞれが持つ心の傷。そしてそれぞれが持つ淡い恋心。ふれ高祭の準備を通して少し切なく描かれます。
ラスト前にある少女の怒りの叫びが心を打ちます。でも、良く立ち直りました。必死に前を向く彼女を、素直に応援したくなる秀逸な展開でした。
脇役のキャラも良いですね。城嶋先生も良いですし、DTM研の二人も良い味を出しています。
ただ、同級生皆が良い人たちなので、やや予定調和が過ぎるようにも思えます。素直にこの流れに乗れば楽しめる作品ですが、もう少し雑味があった方が味わいが深くなったようにも思えます。
楽しめた作品でしたが、最高評価は付けにくい、そんな作品だったと思います。
普遍的テーマを大きく描くことで見える、アニメの良さ
アニメを見る前に実写を映画館で観ていたので大体のシナリオは頭に入っていた。しかし、卵は出てこないから、どうアクセントが入っているのかが気になっていた。
観てみると、卵あってこそのバランスがあって、アニメらしさの良さを伸ばしていたのが良かった。普遍的なことではあるが、高校生の柔い青春と重ねながら描く。アニメらしくも繊細で、心地が良い。
先に劇場で観た、『空の青さを知る人よ』より好きな作品。
音楽映画には奇跡がつきもの
お山の上にあるお城=ラブホテルに憧れていた小学生の順。そこで目撃したのがパパだった。おしゃべりな順はママに早速報告して不倫が発覚。両親の離婚を招いてしまった。玉子の妖精におしゃべりを封印されてしまった順はその後も「話すと腹痛が起きる」という理由で、メモとか携帯メールでしかコミュニケーションが取れなくなってしまう。
いやいやだったが会合に参加する成瀬順、坂上拓実、仁藤菜月。右ひじをこわした田崎大樹だけは野球部の練習ばかり見ていてボイコットだ。順は歌にすると声を出してもお腹が痛くならないことに気付き、ミュージカルをやることに積極的になる。「青春の向う脛」
「悲愴」と「虹の彼方に」をダブらせる。のは面白い!DTM研もいいぞ!
一日前の坂上と仁藤との会話によって傷ついた順は当日いなくなる。隠れていたのは廃墟となったラブホテル。代役も立てて、終盤まできてしまったが、最後の場面で間に合う順と坂上。登場する時には客席からの「グリーン・スリーヴス」。玉子なんていなかったんだ。呪いをかけたのは自分自身だと気づく順・・・
「ミュージカルって奇跡が付き物」と先生は言う。最後だけ出てくるのは突拍子もないことだけど、音楽映画にはこれもアリ。そして最後には田崎が順に告白するという意外なエンディングも用意されていた。
『そらあお』の後に初視聴.登場人物たちの成長が瑞々しい.
超平和バスターズ作品で一番好きかもしれない.
幼い日のささいな言葉が両親を引き裂いてしまい,「たまご」に言葉をが話せなくなる「呪い」をかけられた少女,成瀬順の物語.
順は高校の「地域ふれあい交流会」の委員に指名されたことをきっかけに委員やクラスメイトとの交流を持つようになり,ミュージカルの準備を通じて「自分の思い」と向き合っていく.
順が再び心を閉ざしてしまう一幕もあったが,最後には同じ委員の拓実の助けもあり「呪い」を克服する.
自分の思いを言葉にすることへのおそれ,思いを言葉にできなかった後悔を,本作品では順にかけられた「呪い」として象徴的に描き出した.
物語は順と「呪い」を中心に回っていくが,委員たちもまた,各々が抱えていた後悔や苦境と向き合い,皆で成長していく様子が瑞々しい.
特に,田崎大樹はもう一人の主人公といいたいくらい,魅力的なキャラクターだと思う.
結局,順の拓実への恋は破れることとなるが,それでも「呪い」を克服し,ミュージカルを通じてクラスメイトとの仲を深めることができた彼女は,もう大丈夫なのだろう.
ミュージカルに現れなかった順の行動に疑問を持つ声もあろうと思うが,幼少期のトラウマの深刻さの表現として,また,声を出せないことから年相応のコミュニケーションを積めなかったことを想像すれば,あの行動も受け入れられるように思う.
ところで,拓実は自らのことを本当の気持ちを話さないと評していたが,順を強く非難した田崎に声を震わせながらも抗弁したり,順の母に,順が頑張っていることを伝えたりと,本人の認識よりもずっと強い思いを持ち,行動ができる人に見えた.
作中で触れられていたように,中学時代の後悔からこれだけの行動をするには,相当な勇気を振り絞ったのだろうと思う.このあたりの設定も,ひとりひとりの成長を描く物語としての完成度を高めているように感じられた.
お城から出てくる父親、冒頭のつかみは最高。そして少女は言葉をなくす...
お城から出てくる父親、冒頭のつかみは最高。そして少女は言葉をなくす。そら、やがて叫びたくなるよな。
主人公、ただのめんどくさい奴。ぶり声が拍車をかける。こんな奴、現実ならただただイジメのかっこうの餌食。こんな子がいてもみんな仲良くいいクラスに、という道徳心啓発に有効(笑)
男主人公、こんな優しい奴おらんわ!女子が夢見るヒーロー像ってとこか。しかし歌唱力が絶望的。これ仮にもミュージカルの話でしょ(笑)
でもなんだかいい話。こんなクラス、ありえないがなんとも素敵。若い時、もっと何にでも一所懸命でいればよかった、反省、もう遅いが(笑)
息子に見せるか。
主人公以外の叫び
良い話に取り繕うように着地しようとしているが、脚本は他人を虐げているように思う。心を閉ざす主人公に寄り添う話は構わない。しかし、その為に周囲を都合よく描いて欲しくはない。保険のセールスを営む母の心の叫びの方をまず聞きたい。
野球部の大樹は当初理不尽に悪役の仮面を被らせ、それを残酷な形で反省を強いた上で転向させる。最後はせめて野球に打ち込ませてやって欲しかったが、「とりあえずこいつ」とばかりに、あてがわれてはたまらない。
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