オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

劇場公開日:

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分

解説

「インセプション」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ主演で、高速道路を走る主人公ただ1人が86分間にわたって映し出される異色のワンシチュエーションサスペンス。プライベートでは妻と2人の子どもにも恵まれ、仕事でも建築現場監督として評価され、順風満帆な人生を送っているアイヴァン・ロック。大規模なプロジェクトの着工を翌日に控えた夜、高速道路に乗り、目的地へ向かおうとしていたアイヴァンに1本の電話がかかってきたことから、全てが狂い始めていく。

2013年製作/86分/G/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:Locke
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2015年6月27日

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映画レビュー

3.5誠実さは身を滅ぼすか?身を助くるか?

2015年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

幸せ

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momokichi

4.5情けない痴話がこんなにもエキサイティングに!

2020年4月30日
PCから投稿

ある夜、愛する妻や子供がいる家を出て、車で高速道路を走るひとりの男。土木工事の現場監督で、明日はバカでかい基礎工事が控えていて、今夜は家族と大事な約束もある。それなのに、一体男はどこに向かおうとしてるのか?

マジメそうな庶民が、突然不断の決意をして、家族にも仕事にも背を向けるこの映画。いや、車を走らせながらあちこちに電話をかけて、あらゆるトラブルや綻びを収めよう必死に努力はするのだが、状況は悪化するばかり。全編車の中で繰り広げられる、スリリングなブラックコメディと呼ぶべきだろう。

主演のトム・ハーディ以外は電話の向こうの声だけで誰一人顔が映らないのだが、共演者は『スパイダーマン ホームカミング』のトム・ホランドだったり『女王様のお気に入り』『フリーバッグ』のオリヴィア・コールマンだったりとかなり豪華。そして、ものすごく小さなスケールのお話ながら、とっちらかったことをしでかす一般人の一生懸命から目が離せなくなる。観る人を選ぶ作品だとは思うが、自分のようなダメ人間映画好きには中毒性があるくらいハマる。

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村山章

ファキ◯ジョーク!アイバン!    GET OUTフーリガン!

2024年6月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
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マサシ

3.5【私生児と思われる男が、一夜を共にした女性の出産に立ち会うために、家族、仕事を犠牲にしてでも夜中のハイウエイを疾走する姿を描くトム・ハーディファンには堪らない作品。】

2024年2月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■建築現場監督としてキャリアを積み上げてきたアイヴァン・ロック(トム・ハーディ)。仕事を終えて自宅に向けて走りだす。
 そこへ且つて一晩だけ共にしたベッサン(声:オリヴィア・コールマン、聞けば分かる。)から1本の電話がかかってきてアイヴァンの気持ちは揺らぐ。
 行き先を変更したアイヴァンは、家族にはうそで塗り固めた電話をし、翌日からの大規模工事の指示を部下に出す。

◆感想

・画はほぼ総て、トム・ハーディ演じるアイヴァン・ロックの車中での姿である。

・彼は、一晩だけ共にたベッサンの出産に立ち会うために車を飛ばす。
ー 途中で明示される彼の会社からの解雇。そして、妻カトリーナからの別れの言葉。-

■だが、彼は仕事に対しては適切な指示を部下に出す。そして、彼が屡々口にする父への想い。このセリフから彼が、私生児である事が容易に想像できるのである。
 彼が、私生児として苦労して来た背景は一切描かれない。
 だが、彼が自身の私生児のために、全てを投げ打ってベッサンの病院へ向かうシーンや、家族、仕事仲間からの電話に的確に対応する姿が印象的な作品である。

<結論:今更ながらトム・ハーディって、良い役者だなあ、と思った作品である。>

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NOBU