幕が上がるのレビュー・感想・評価
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3つのビックリ!!!
まず、夏菜子の台詞量にはビックリしました。多忙であるももクロにあの台詞量を覚える時間がいつあったのか不思議です。
次に、メンバーみんなの知らない面をみてビックリしました。いつもみたいに茶番劇になるのかなと思ったのですが、女優そのものでした。
最後に黒木さんの演技力にビックリしました。飛び抜けて演技が上手かったです。
5月から始まる舞台も期待してます。
足し算と引き算
私にとっては感動的な映画でした。
賛否が分かれるところとして、例えば以下の点が挙げられると思います。
・夢オチシーンが余分
・エンドロールで唐突なももクロ曲
・展開が地味、サクセスストーリーになっていない
・カメオ出演が余分
・黒木華登場までのももクロの演技は微妙
映画に限らず創作物は、いろいろな「足し算」と「引き算」で成り立っており、全部盛り込めばいい、とか全部そぎ落とせばいい、とも言えず、人によって評価が分かれるのは仕方ないかな、とも思います。
でも、これだけは言えるかもしれません。
アカデミー賞女優の黒木華に引っ張られた百田夏菜子は、最終盤で同世代の女優に負けない鬼気迫る心に残る演技をします。
騙されたと思って、観に行ってはいかがでしょうか。
非常に感動しました
初めの方はなんだかももクロの演技にあまり馴染めませんでしたが、いつの間にか気にならなくなると、一気に映画に引き込まれ、後半は感動の連続でした。
これはアイドル映画であり、アイドル映画ではない。
その通りでした。
喜びや葛藤、仲間との結束や衝突、いろんなものを抱えた青春が心に響いてくる、そんな映画です。
そして何より、作品が良いです。
演出、脚本、共演者の方々の技術・思いが光っている。
そこにももクロであり、そうでない5人がいる。
素晴らしい。
とても濃厚な2時間でした。
アイドルとは思えない迫真の演技
この映画は主演のももいろクローバーZの事を知らなくても充分楽しめるとても素晴らしい青春映画でした!
そしてなんといっても、本当にこの子達はアイドルなのか?と疑うほど迫真な演技をしていました!
私はもう一度この映画を観たいと思っています( ´ ▽ ` )ノ
モノノフは2回以上見て"完成"する映画かも
初見ではももクロにちなんだネタやももクロに関係する人のカメオ出演が唐突にあり、気が散ったり邪魔だと思ったりして作品に集中できませんでした。
むしろももクロについて全く知識がないほうがスムーズに映画を見ることができるかもしれません。
しかし2回目の鑑賞ではそれらのネタがあるという予備知識があるためか、全く気にせず映画を楽しむことができました。
作品はまさに王道的な青春映画、正統的なアイドル映画という感じです。
黒木華さん扮する吉岡先生に出会い、高校演劇部という世界で葛藤し成長し友情を育み演劇にのめり込んでいく少女たち。
エンディングは80年代アイドル映画の代表作のオマージュですね(笑)。
今度3回目の視聴をする予定ですが、多分初見では目障りだったももクロネタも余裕を持って楽しめるんじゃないかなと予感しています。
忘れていたひたむきさ。笑って泣ける青春ムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:高校時代の、一途に何かに打ち込む真っ直ぐな気持ちを思い出させてくれる。コミカルシーンと感動シーンのバランスも絶妙。
否:やはり演技面は、どうしても好き嫌いが分かれそうな部分は否めないか。
高校時代、多くの人が持っていた部活への情熱を、思い出させてくれる作品です(笑)。目標を見失っていた主人公が、“全国大会出場”という新しい目標に向けて、日々悩みながらも全力疾走していく様子が、非常に爽やかに描かれていきます。演技面はご愛嬌な部分もありますが、それでもひたむきな主人公達の姿に、感動を覚えます。
そして本作では、チョイ役で思いもよらない大物俳優さんが結構出てきます。思わず笑ってしまうような絶妙なキャスティングなので、是非その辺りも注目してみて下さい。イマドキの、笑って泣ける青春映画です。
没頭できる強さ
ももクロさんの演技が開始数分は悪い意味で気になるとこがあった、しかし気がつけばスクリーンに馴染み吸い込まれるように観ていて映画が終わった。
ストーリーの解釈は多岐にわたると思う、しかし演劇に限らず何かに楽しみを見出し、人生の大切な時間を費やす覚悟があれば可能性はどんどん広がる、そんなメッセージは私にも当てはまり、どんどんブラッシュアップされていく演劇部の部員たちの姿と、自己責任の自覚を持った彼女たちの姿勢に目頭が熱くなった。
まっすぐな青春
高校時代はやりたいことはわかってるのにどう頑張ればわからないって思いが誰にでも少なからずあると思う
そういう自分にイライラしたり自己嫌悪に陥ったりという心の描写が素直に描かれている作品でした
救いの神が現れ目標がはっきりした後のどんどん夢に突き進んでいくさまはすがすがしくて物語に引き込まれていきます
ももクロなんて・・・と思う人もいるかもしれませんが最初のシーンから全く感じることはありません そこにいるのはどこにでもいる一人の高校生でした
よくやった!
原作を読んでいたので、ストーリーは分かっていましたが、ももクロの歴史とこんなにシンクロする原作があったんだなと再度認識させられました。出来ればあと30分長ければ、もう少し深くストーリーができたんじゃないかなと思いますが、2時間でよくまとまった先品になったと思います。所々でモノノフなら分かる音楽や小ネタがちりばめられているので、モノノフは集中してみるとより楽しいと思います。青春ど真ん中のこの映画はおじさんにはたまらない映画でした。地元の映画館は満席にはなっていなかったですが、クチコミの評判は良いのでジワジワと見る人が増えるのではないかなと思う作品と思いますよ。頑張れももクロ!
ももクロすごいな
時間の空いた感じで見たのですが、舐めてましたももクロ。全然アイドルの映画じゃなくて、高校生演劇部が部活に頑張るストーリーでした。
ももクロって演技こんなに上手だったんだと、違和感なく自然な高校生としてみれました。アイドルだったこと忘れます。
美人教師の吉岡先生と出会い、演技にのめり込む彼女たちに元気貰える感じもします。
ももクロのファンでなくても十分に楽しめる映画です。(笑)
青春映画
弱小演劇部が全国大会を目指す青春映画
映画を通してももクロ達演劇部が成長していく過程を見る映画でもあります。
誰もが経験したであろう若い頃の喜び悲しみ悔しさ葛藤などをこの映画を通して思い出しました。
アイドル映画と言うとあまり良いイメージが湧きませんが
彼女達は長いスケジュールを空けワークショップ等で演技の勉強をしたせいか普通の映画として観れました
主観的なイメージで観てしまうファンよりもももクロを知らない人の方が純粋にこの映画を観れるように思います。
青春映画。ファンじゃない方が楽しめる。
ももクロファンの友人に連れられて見にいきました。青春ど真ん中の映画でした。
ももクロの演技は心配していましたが、とても自然で、心配には及びませんでした。
監督、脚本、脇をかためる俳優さんが素晴らしく、青春映画として楽しめます。
ももクロファンだと、思い入れが強すぎてストーリーを楽しみきれないようで、ファンじゃないほうがむしろ純粋に楽しめると思います。
また、高校生の演劇があんなに熱いとは知りませんでした。それを知りたい方、懐かしみたい方にもおすすめです。
国立迄の裏ストーリー?
原作を読んでから映画を観ました。
原作の役柄やストーリーとももクロとのシンクロ具合が凄い!
映画を観ながら、頭の中ではももクロの国立迄の道のりを再現してました。
人との出会いで様々なものを吸収し成長する。そしてその姿に周りが感化され刺激を受ける。ももクロに感化され自分の中にくすぶっていたいろいろな想いと向き合う自分と重ね合わせて観てました。正直モノノフ以外の人がどう思うのかは分かりません。
あと何回か観る予定なのでそうすれば少しは客観的な評価ができるかも知れません。
挿入歌・エンディング曲にも涙腺を刺激されました。
また、ももクロ以外の部員達もそれぞれ魅力的で、改めてキャスティングの上手さに脱帽です。
本広監督・平田さん・黒木さん等とのいい出会いがあり、いよいよももクロの女優として幕が上がる!
最高の青春映画は、最高のアイドル映画でした。
ももクロのファンどころかアイドルへの興味もそれほどはなく、本広監督ということもあって、どうせいつものしょぼいアイドル映画だろうと高をくくり、全く見る気はなかったが、前評判に釣られて見てきた。
結論から言うと、早速今年1位が出たのではないかというほど、すごく良い映画だった。
ひねくれた大人の心にとっては、眩しいほどの紛れもない素晴らしい青春映画で、見終わったあとは、この映画のファンに、そしてももクロのファンのような気持ちになった。
某・シネマハスラーが日頃より言っている「アイドルを輝かせるためのアイドル映画」としての出来としてはこれ以上ないくらい完璧なものになっていたと思う。ももクロ一人ひとりがとても、素敵な役を演じているし、徐々に成長していく過程がももクロの演技力の成長そのものとシンクロしていて、一緒に成長を見守っているかのような錯覚に陥らせてくれる作品でした。
それにもまして、新人先生役の黒木華さんの肖像画から始まる演技力の高さは、この映画全体を牽引している素晴らしい働きでした。あの先生の映画における存在感と説得力、あの先生になら青春すべてをかけてもついていけると思わせるパワフル感は、この映画としてなくてはならない存在であり、この人がいたからこその、感動でもあるのだと思う。
こうした数々の要素が相乗効果として発揮され、最後に「幕が上がる」のタイトルまで、テンションが下がりきらず最後まで見ることができた。見終わったあとも、余韻を一日中味わえたので心地よかった。
とはいえ、うどん脳とか、松崎しげるとか、変な小ボケみたいなものをちょいちょい入れてくるあたりの変なセンスはどうにかできなかったものか。監督のセンスか。そうだとすれば、この映画は脚本家と演出家、そして出演者の方々が、監督の欠点なり不足分を足してあまりある力を与えられたことによって素晴らしい映画になった、ということなのかもしれない、と思ってしまう。
演劇の本質&青春ぶっ飛び
面白い!そして泣いてる自分がいた!ももくろファンってことじゃないけど、ファンになりそう!5人が集まるところも自然でうまい。夏になる時の異常な演出は引き込まれた。そして、平田オリザさん原作。やはり演劇の本質をついてる。夢とか、青春。そうだよな。わかる。キャラたちが全員いきいきしてる。最後も全国大会が始まるところで、幕が上がる。素晴らしい!
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