ナイトクローラーのレビュー・感想・評価
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酷い主人公なのにサクセスストーリー!?
盗む事で生計をたてていた主人公が事件パパラッチ(ナイトクローラー)という天職を見つけ、その世界でのし上がっていく過程を描いた作品。
終始、胸糞悪いストーリー展開なのにこんなにのめり込むとは思いませんでした。
この手の映画は大体初めは善人だがあるきっかけによりどんどん狂っていくという作品が多いですが、この作品は最初から盗みをしていたりとずっと下衆です。
この作品で主人公が出てくるシーンは全てにおいて下衆です。共感できる点などありません。ですが、そこに逆に良さがありました。
そして、この作品が生きた理由は確実にジェイク・ギレンホールの演技力です。
常に見開かれた目。何を考えているのか分からない形相がたまりませんでした。
本当に素晴らしく下衆な役を演じれていたと思います。
とにかく下衆いシーンが多い作品なため万人にオススメできる作品ではありませんが、異色の作品なので映画好きな方は必ずハマる作品だと思います。
傑作
終始興奮した。
パパラッチという珍しい設定で面白くスピード感があり、
時々怖く、ハラハラするシーンもあり飽きさせなかった。
ただマイナス点を挙げるとすると主人公や
その他の人物への情報が少ないと思った。
そのため、ただ傲慢の性格の主人公や助手、
報道TVの女性を見ているだけであり感情移入も無く
ただ面白いだけに過ぎなかった。
ジェイクギレンホールはこういう役がハマるなー。こわい。仕事がものす...
ジェイクギレンホールはこういう役がハマるなー。こわい。仕事がものすこくデキる人独特の怖さ。
どんな結末になるのやらと思ったら意外な。
ジェイク・ギレンホールが凄い。
報道の本質が問われるテーマ。
悲惨な犯罪を伝えるテレビ、だが制作側は数字を求め悲惨な犯罪を求めている。
主人公が狂気。社会に上手く適応するサイコパス。口が達者で魅力的なことを話す一方、平気で嘘をつき、共感性がない。
だが、そんな人間がのし上がる。
ストーリー展開もとても楽しかったです。
また、観たい。
宝くじを販売前に盗みに行くような話
見よう見ようと思っていたらいつの間にかアマゾンプライムで無料
「宝くじに当たるには、宝くじを買わないといけない」
というのは主人公の言、実際は感想のタイトルのような話
クライムムービーにしてはカタルシスも背徳感も足りないが
夜を舞台にした映像はとても面白い
車のシーンはリアリティが高くとてもいい
照明使いが完璧
音楽も格好いい
全体のクオリティは高いが
主人公の成功も、凋落も描けていないので
満足感は低い
パパラッチって最低だな、って再認識した
ナイトクローラーたれ。
スタイリッシュだ!
自尊心に溢れ、しかしそれを裏打ちするのは実力と才能である。
どの分野においてもチャンプというのは、自信とともに暗い影があり、それは常に敵として立ちはだかる自分自身という存在だ。
ゆえに彼には周りの人間など全く見えていない。それはもはや敵でも味方でもなく、自分自身を高める道具のようなものだ。
王者というのは、かくありがちで、従って他人に疎まれもするが、それさえも他人の憧れなのである。
モラルってなんだ
なんだかストーリーが進むごとに無感動になっていく自分を感じた。
もはやまともな人間とは呼べない生きものになっていく主人公。
より刺激的に、より扇情的に。
エスカレートする社会が生み出したバケモノといったところだろうか。
主人公がどんどん浮世離れしていくにつれて、
観ている自分はどんどん醒めていくような。
パパラッチはイタリア語で「蚊」の意味らしいが、最近 日本で話題なのは「蠅」。
「熱狂する大衆」にならないように気を付けましょう
っていう教訓を見出して、なんとかこの作品を最後まで観た意味にしたい。
最後にどうでも良いけど、
チャレンジャーを乗り回しているのは素直に羨ましかった 笑
ブラック企業の経営者のマインドがどんなものか、何となく分からせてくれる映画
プロとかCEOとかの言葉が主人公からやたら出てくる。5chずっとやってる無職が世間知らずのまま自己承認欲求を満たしたくて、一生懸命にやってる話だと思ってた。で、ラスト。そういう人間が経営者になってしまう。この主人公のようなマインドを持った人間なら、従業員のことなど何も考えないだろう。
僕が好きな場面は主人公がテレビをつけっぱなしにしてアイロンを掛けている所。内容は分からないがテレビが面白かったのかブッと主人公が吹き出す描写がある。
ここが怖いのだ。「コイツ、今笑ったけど多分、他の人と違う所(常識)で笑ってるよね?」と思わせる。ただ主人公がテレビ聞きながら吹き出す場面なのだがゾッとした。たったこれだけで主人公の異常性を示す演出、演技、見事だと思う。
パパラッチだけではない、ブラック企業の経営者のマインドがどんなものか、何となく分からせてくれる映画だと思った。
こいつは人工知能なのか?いやきっと、そうに違いない(笑)
主人公の無慈悲さと狡猾さは、サイコパスというよりも、もはやアンドロイドレベル。
ジェイクの顔とか表情もそうだけど、無機質すぎてAIなんじゃないかと思った(笑)
こんな完璧に人間の心理を巧みに操れる話術を持った存在があるとしたら、それは未来の人工知能しかいないだろうと思われる。←すみません、ただただAI推しの私です。
それくらいジェイクの演技力が凄まじかったの一言に尽きる。うん。
音楽がいかにもサスペンスやホラーじみてないところも良かった。
期待しないで鑑賞しただけに、思いもよらない良作でした。
少しネタバレの内容に触れると、
①武装した犯人が飲食店にいる状況で、ヅカヅカと無防備に入っていく警官っていうのは現実ではあり得ないのではないか。
普通は発砲されることを懸念して、店を出たところを尾行し、隙を見て逮捕するのでは?
②テレビ局の人間の対応が、ちょっと現実離れしすぎているのでは?
③ルーのドライバーレベルが尋常ではない。←やはりここでもAI疑惑浮上。
まあそこを突っ込んでしまったら、この作品成り立たなくなるんだけれども(笑)
あとはもう百聞は一見にしかず。
クライマックスとラストシーンは、誰もが人間の仕業だとは思いたくないに違いない(笑)
何はともあれ、結構好きです。
見て損はなかった。
ジェイク・ギレンホール
勤勉で規則正しい生活を送るクズ人間。
ただのクズ人間じゃないのがミソでした。
スクープ映像を撮るためなら手段を選ばす過激になる。
それを観るコチラの興味を煽るかのように…
全く共感できないゲスな主人公なのに興味をそそられる…ん~こっちもゲスなのか(笑)
やはり最後はカタルシスを期待してしまいますが現実とはそんなもの、とばかりに突き放されました。
ジェイク・ギレンホール、人間味をなくした迫真の演技でした。
面白かった。
『ネタバレ』注意 夜に蠢くパパラッチ
全く、予備知識なしで鑑賞。
序盤からグッと引き込まれ、ゾグゾクしながら、最後はウヮー、えーマジで!という終わり方。
ストーリー的に勧善懲悪を何処かで期待して観ていたので、その点で残念ですが、観終わったあとも、しばらく衝撃の残るいい映画です。
主人公は本当に悪党で 、人間的に全く信用のおけない人物として徹底的に描かれて、観ていて腹の立つほどですが、それ程ジェイク・ギレンホールの演技は素晴しく、役作りも完璧でした。(特に病的な体型、目のメイクなど)
ストーリーも新鮮な切り口(視点)で、何処で観たような内容は少なく、いわゆる負の意味のサクセスストーリーというのが新しい(本当はこんな人間が仕事で成功してはダメ)
まぁ、ここまでの悪党はいないんだろうけど。
映画の中でも何度も警察が出てきますが、完全に犯罪者です。
(窃盗、証拠改ざん、住居不法侵入、その他殺人罪など)
レネ・ロッソは演技で受賞したそうですが、それより自分にはジェィクが凄すぎでした。
ここ最近で観た中では、『セッション』依頼の衝撃的な作品です。
この作品の監督、又ジェイク・ギレンホールの作品は注目していきたいと思います。
アメリカならではかな、、、
一般受けはしないだろうが 病的な主人公をギレンホールが。
レネルッソの役もいい。
シナリオと配役がバッチリあい 映画としては 良い出来。
現実的に考えると 主人公はクソ(^^;ですな。(汚い言い方(^^;)
ここまでシツコイ男は嫌だな…
だいぶ頭のネジがぶっ飛んでいるようで…。
パパラッチは本当にゲスいと思っていましたが、ここまでくると犯罪なのではないか?と疑いたくなります。
警察の情報をいち早くキャッチして、カメラ片手にあちこち飛び回る姿に、ここまでやるかと感心してしまいそうになりました。
彼の交渉術で、次々にテレビ関係者が彼の虜になってしまうのですから、恐ろしいですね。
表現の自由とは言うものの、ここまでゲスいパパラッチはいないのではないでしょうか?
だから『マスゴミ』などと呼ばれてしまうのでしょうね…。
あれ~っ⁉️サイコパス映画だったっけ⁉️
ジェイク・ギレンホールが一発逆転狙いでパパラッチをやるって話だったはずなんだが。でかい見返り、強烈な刺激と興奮が狂気へ走らせたのか……あのギョロ目が一線を越えた怪演は恐怖でしかない。
それぞれのキャラ設定が素晴らしい
ちょっと前から気になっていた作品だったので鑑賞。
ストーリーは、仕事が無かった主人公の男がニュース報道のネタを撮ることに興味を持ち、そのサイコ的な性格から成り上がっていくというもの。
まず、ジェイク・ギレンホールは演技がうまいなと改めて実感。彼の演技も覆面主人公のキャラ設定が確立していたので、とても見ていて興味深かった。その他のニーナや助手のキャラ設定も良くて見ていて飽きない。
脚本自体も素晴らしく、ハラハラするスリルというよりは、人間の私利私欲の心の淀みを描いているそんな気がした。ラストに迫るにつれ、主人公が更にイカれた感じになっていくのも良かった。
ここ最近のスリラー映画では一番良かった。
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