バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)のレビュー・感想・評価
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評価は高いですが…
私的には☆3つ。
セッションの音の使い方となんだか似ている気がして、そっちを思い出してしまったり…
あまり集中出来なかった。。
だけれども!
舞台関係の諸々がとても興味深い\(^^)/
ブロードウェイの舞台裏が見れるのも嬉しい!!
追い詰められて追い詰められて、、、
好きな作風なんだけどなー。
よく分からない部分も多かったが、とりあえず凄いものを見た気はしたかも
とりあえず見終わって一言・・・疲れました。
映像も独特だし、台詞も多いし、難解な解釈のシーンも多々ありましたので、もう映画の内容がどうこうと言うよりも、とりあえず見終わって疲れたと言うのが率直な感想ですかね。
しょうもない映画ばかり見ている自分には、ちょっとハードルが高すぎた作品かも・・・。
とは言え、基本線はもう一度役者として脚光を浴びたい、そして家族の絆を取り戻したいと願う男の話でしたので、まあ細かい部分でよく分からないシーンは数々存在しましたが、ある程度ふんわりとは楽しむことが出来たかなと。
しかし噂には聞いていましたが、全編ワンカットで撮影したかのような映像には、なるほどアカデミー賞も納得の撮影技術だったなと、とにかく驚かされましたよ。
私レベルでは切れ目が全然分からなかったです、大体一週間ぐらいの出来事を、よくもまあこんな風に作り上げたなと、ただただ感心するばかりでした。
そして現実なのか虚構なのか、見ている方も主人公の心模様と同じような迷路に迷い込んでしまったようで、とにかく疲れたなぁ~。
それから音楽の大半がドラムスコアだったことも印象的でした。
下手するとただうるさいだけになってもおかしくない何とも挑戦的なドラム音でしたが、主人公の心情にピタリ嵌って、完璧に映画と一体化していましたよね、これはホント素晴らしかった。
ブロードウェイの舞台裏を覗けたのもちょっとしたお得感。
とは言え、私は舞台はあまり見ないので、劇中劇も相変わらずつまらなさそうだなと思ってしまったのですが(苦笑)
しかし舞台と映画のいがみ合い的な演出はインパクトあったなぁ、劇中の女性評論家さんの言い分には妙に納得、でも主人公の反撃にもそうだ~と思わされる部分があったりで、まあ何かとシニカルな切り口にニヤリとさせられた作品でしたね。
しかし本当に過去バットマンを演じていて落ち目になったマイケル・キートンを主役に抜擢する辺りは、何とも心憎い配役でした。
アメコミ映画を皮肉っているのに、脇役陣や台詞に出てくる役者がアメコミ映画出演者多数なのも何か笑えました。
で、内容自体は面白かったかと言われると、私には理解不能な部分も多くて、映画通の方々のようには満喫できませんでしたが、とりあえず凄いものを見たと言う変な満足感だけは得られた作品でしたね。
まあでもエドワード・ノートンはさすがだなぁ、本当にイラっとしました!
いい映画なんだろうけれど好きではない
はじめあたりは、何だこのワンカットは!何だこの演出は!と非常にドキドキしながら見ていたが、
結局さいしょから最後まで人物の心の動きが全てセリフで語られているので全然好きじゃない。
役者はちゃんと心情の演技ができていると思う。演出がワンカットで凄いことやってるぞ〜〜だけで終わった。
客観的に見せたいなら超能力使ってるみたいな演出はいらない。
客観的に見るにしては要素が多く、主観的に見るにはあまりにも痩せた演出。
根幹にあるのは、栄光?というより「バードマンの中の人」とレッテルがある人物が「個人」自身の承認欲求を満たすため
(はたまた、バードマンに頼りっぱなしではない役者としての新たな表現性を手に入れるため)
に奮闘する話で、非常に現代的で共感しやすい話なのに残念。
確かに長回しワンカットみたいな撮影は面白いなと思 った。 カメラが...
確かに長回しワンカットみたいな撮影は面白いなと思 った。 カメラが役者さんたちを追っかけて、場面が変わると きは違う役者を追いかけて。 それで舞台の開演までの数日間を追いかける。 でも、正直疲れた。 劇中ではみんながみんな感情をぶつけあっている。 わいわいガヤガヤ。 話も結局見えないし。 疲れた。
イニャリトゥへの期待
ホボ、全編に流れるJAZZなドラムで最高。
奇想天外な話のようで落ちぶれた男の葛藤に成り上がりを哀愁たっぷりに描くファンタジー要素もイニャリトゥのセンスで邪魔にならずにアカデミー賞も選ぶセンスがあるようで関心。
話がドウのカメラワークがどうたらってよりもセンスに溢れたLOOKが最高です。
●ハリウッドの懐の深さよ。
スゴイね。ジワジワくるわ。あきらかに評価が割れる映画。かろうじてオレは好き。メキシコのアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。「バベル」はオレには理解できなかったけど。
映画、舞台。エンタテインメイントとアートと。このあたりの確執というか、こだわりの違いというか。高尚なことはわからないけれど。
卑近な例では、TVドラマと映画の壁、違い、商業主義と芸術とのせめぎ合いは理解できる。
だいたいこの映画には、予告編で既に騙された。そんな裏テーマ知らずに、なんだか孤軍奮闘・街をぶっ壊す的な映画を想像してた。勝手にエンタテイメント映画かと。
物語は、落ち目のムービースターが舞台で再起復活を目指す。主人公はなんと超能力が使える!冒頭から宙に浮いてるわ、メインキャストに怪我負わせるし。しかし空回りばかり。周りはどいつこもコイツも曲者揃い。復活なるか。笑われて終わるか。
こういう映画が作品賞に選ばれるって、ハリウッドも懐が深い。アカデミーなんて商業主義の塊かと思ってたけど。ドラムも長回しも演出だという声があるが、考えに考え抜いた結果の採用なのだと思う。重厚でドキュメンタリー風で嫌いじゃない。ラストもなかなか粋だよね。
フィルモグラフィーとの多重構造がスゴイ映画
主人公のマイケル・キートンは、実際にバットマンの主役を演じた後に低迷…そしてこの映画。実生活とリンクする本作では、底知れぬ悲哀を感じれました。
娘役のエマ・ストーンは、アメイジングスパイダーマンのヒロイン。バットマン、スパイダーマンという2大アメコミからの共演で、また何とも言えない複雑な感情が生まれる。
マイク役のエドワード・ノートンは、ファイトクラブの主人公。ファイトクラブでの病的な役柄が本作でも健在で、とても怖い存在になってます。
なるほど、アカデミー作品賞を取るわけだ。
過去の成功体験に捕らわれた男のエゴと現実の葛藤
過去に大人気バードマンの主役として名を馳せたリーガンが、再起を図るNYの演劇が物語の舞台。
リーガンは過去の成功体験から抜けきれず、恥をかくことを極端に恐れ、昔の自分であろうもう1人自分と会話したり、超能力を使ったり(これはラストのストーリー上限りなくグレーな能力)している。
物語の軸はリーガンのエゴと現実問題との葛藤。
とにかく長回しだらけの撮影手法と監督のプランニング力に感心した作品
リーガンだけじゃない他の人にも感情移入
しちゃうなと思ったのもこの長回しのパワーだったのか!
アカデミー賞
内容の理解というか解釈には何回かの鑑賞が必要になりそう。サブタイトルの意味も1度では理解できない。何度か見れば感じるところがあるもしれないが、また見るかは今の所不明。原作本があれば読んでみようかと思う。
噂通りの長まわし!
レヴェナントを観ようかなと思ったのでついでにイニャリトゥ監督作を観ようと思い観ました。
噂通り長まわしは凄かったです。
正直どこでカットされているのかわかりませんでした、
この撮影方法からなのかその場にいる誰かからの視点で見ているような気分になりました。
どの俳優もとても素晴らしい演技だったなと思います。
黄色の字幕は初めてだったので最初は違和感を感じましたが、意外と気にもなリませんでした。
色々な見方ができる映画です。
ずっと見たかった映画です。レヴェナントを近々みようと思っていたので、その前に見なくてはと思い視聴しました。
まず、皆さんのおっしゃる通りカメラワークが素敵ですよね。
誰が視点なのか。がハッキリと現れていて良かったです。
物語はものすごくシンプルに見えて、深いなあと私は思いましたね。メタファーが所々に散りばめられている感覚でした。
ただ、芸術をやっているわけではないので共感だったり感情移入はあまりできなかったです。
後半にかけての展開がすごく良かったです。急にテンポ加速して、気がついたら終わってた…みたいな。笑
ラストシーンは本当に色んな解釈ができると思います。
なので、何回か見たくなる作品だと思います!
あとブラックジョークがところどころ散りばめられてて思わず笑ってしまうところもありました!面白かったです!
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