博士と彼女のセオリーのレビュー・感想・評価
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さすが。エディ・レッドメインの演技が光ります。 とてもリアルですご...
さすが。エディ・レッドメインの演技が光ります。
とてもリアルですごかった。
病気が進行していくにつれての夫婦間の切なさは何ともいえない。
ハッピーエンドではないけれど、様々な人生と幸せな形があるのだなぁと思ったそんな映画でした。
初々しい恋から結婚、離婚その間に多くの賞に輝き、3人の子供にも恵ま...
初々しい恋から結婚、離婚その間に多くの賞に輝き、3人の子供にも恵まれ、余命2年を見事に覆し成功した二人の物語。
実在人物の伝記物で調べてみると離婚した4年後、看護師のエレインと結婚し16年後、離婚している。
結婚生活は41年に上る。妻であり協力者であった二人がいたから結果として多くの賞を受賞することになったと思う。
諦めないことの大切さを教えてくれた反面、離婚したのはお互いのためであったろうけれど個人的には残念。
あまり暗く描かれてなかったので理解し合っていたのだろうとわかる。
凡人ではついて行けないような会話は少なめで、それでもホーキングの偉大さは十分に伝わった。
ホーキング自身もたくさんの賞を受賞しているがこの映画も多くの賞を獲得した。
「素晴らしい」という言葉以外に見つからない。
ただ、離婚だけが・・・それも2回とは・・・
一言「いやー、知らんかったわ」。
その名前は知っているけど、理系アレルギーなので避けてました。
作品中に「物理学」的話も出てくるのだけど。
サクッと描かれているので、大丈夫でした。
ALSの病気のこと、それを献身的に支えた妻や周囲の話。
それは決して美談ではなく、苦しんだ日々や葛藤が描かれていて。
博士と妻、どちらの視点で見るかによって感想も違うかも。
私は博士目線だったな。
妻を愛しているからこそ、苦しめたくない。
辛い思いが伝わってきました。
公開は2014年、ホーキング博士が存命してた時(2018年没)。
偉人の伝記映画って、後から作られることがほとんどなので。
そう思うと、製作陣グッジョブ。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「well-done,Dr.!」(よくやった、博士!)。
充実した人生
病気になったのはとても苦しい事。
でも、愛する人と共に生きられて、子供まで授かる事が出来た。
彼の成功の影に奥さんの愛情があったからだと思う。
奥さんが別の人生を歩むように導いたのも彼の愛情だったと思う。
色々な意味で考えさせられた。
制作者の熱情が伝わる
障害を患う前の姿はあまり知られていないので興味深いです。
主演熱演は神がかり的てず。
オーソドックスな演出だと思いますが、なんと言っても製作者や監督の博士に対する敬意が画面から伝わってきます。
さすがは主演男優賞受賞演技!
今まで伝記映画であまり好きな作品はなかったが、この作品は恋愛要素も強く堅苦しくないためすごく良い!
冒頭から引き込まれ、あっという間にエンディング!
エディ・レッドメインの演技はもちろんのこと、出演者みな良い味を出していた。
前半の方のパーティー会場でのあの花火、特に主人公の背後から花火を撮ったあのシーンは、映像美好きの私的には、歴史に残る名シーンと言っても過言ではない!
ホーキング博士に追悼と渦巻
この作品の内容は天才物理学者と呼ばれたスティーブンホーキング博士の反省の物語。ただそれだけだが、役者の演技力には目を見張る。主役のエディレッドメインは迫真の演技。もともとの原作と証言の違いはあるが2時間で綺麗に円環の物語としてまとめる作りは驚き。物理学について知らなくてもギリギリ着いていける展開は見ていて苦くて良かったと思う。
うーん、、、
なんというか何をメインに描きたかったのかがわからなかった。家族愛、ホーキングの才能、三角関係、全部描いているようで全部中途半端になっている気がした。最初の妻との家族愛に感動している間に、気づいたら三角関係になってすぐ離婚したように僕は思えた。そこに育児と介護の両立といった苦悩があるのはわかったが、もうちょっとそこを詳しく描いてくれないとしっくりこないのは僕だけだろうか。それとも僕が博士と彼女のセオリー(笑)を理解しきれなかったのか。もう一度見る気にはならない。
(笑ったのは邦題をバカにしているだけで他意はありません)
行ったり来たりで前に進む
壮大な矛盾の解明と、ヒトの気持ちの揺れ動き。複雑な表情の意味がじわじわ伝わってくる。パートナーや家族との方程式の難しさ、交差しなくても尊重はできる。残した功績よりも博士や周りの方が生きた証としての人間味が伝わってきました。
心を揺さぶられました
博士とジェーンの心の変化に心を揺さぶられました。結婚を決めたことに驚き、彼女のГ普通の家族じゃない」と叫んだときの心情に胸がつまり、手術後の博士と彼女の心の変化に驚き、エンドロールへと続くテロップで別れていた事がわかり、とても驚かされました。人の心は微妙に変化していくんですよね。Г博士と彼女のセオリー」のセオリーって何なんですかね?難しいですね。(子供達のその後がとても気になりました)もう一度みたい。
いろいろな愛の形
初めはなにがあっても愛せる、やっていけると思うけどやっぱり現実は違う。
少し切ないけど、でもそれぞれの愛の形があってみんな幸せになれてよかった。
途中の2年しか生きないと思ったのに長生きしたわねって言ったセリフはなんというかぐさっときた。
time
天才物理学者の誕生と発病、そして愛の物語
ブラックホールとともに時を研究した博士の物語とあって時空を感じさせるものが所々散りばめられている。
コーヒーに注がれるミルク
螺旋階段
ビールの泡
そしてTIMEと一言かかれた背景の前の講演会では
落ちたボールペンを拾うことを想像し昔の身体に戻るものの時は戻らない事を誰よりも知っている博士は寂しく微笑む
そして、どんなに不運な人生でも努力する限り成功できるそして命ある限り希望はあるととく。
ジェーンはどんなに介護につかれようとも博士が生きることを微塵も迷わなかった。彼の才能に誰よりも惚れ込んでいたのだろう。
愛はなくなっても互いに尊敬と感謝の気持ちを心からもっていることが伝わる。
ラスト10分は何度観ても涙。
主演の2人に拍手。
時間の逆行
ホーキング博士が亡くなってから観ることになってしまった。学生時代にALSを患い、余命2年と宣告を受けても76歳まで生きたことにも驚きでした。宇宙のすべてお説明するたった一つの方程式を発見するという信念が精神的にも強くしたのだろうし、ジェーンをはじめ、周囲の人々の手厚い看護のおかげなのだろう。
邦題にも表れているように、ホーキングの功績を称えるというよりはジェーン視点の恋愛面のほうが強調されていた(原作がジェーンの自伝みたいな感じ?)。宇宙論者とクリスチャンという、神の存在を信じるか否かの似合わない恋人から始まったものの、スティーブンはそれを感謝の意味を込めてジェーンに伝えてアメリカに渡る。
聖歌隊指導者のジョナサンと恋仲になるが、自分の気持ちを押し殺して、すべてを認めたスティーブン。子どもたちとキャンプに行きなさいと告げたところが決別の意味があったのだろう。自分じゃ彼女を幸せにできない・・・
看護師エレインと幸せに暮らすのだと想像できる物語ではあるが、実際は結婚して2011年に離婚している。映画が作られた時期を考えると微妙な点でもある。
ブラックホールとホーキング放射によって彼を世界的に有名にしたのだが、本来の夢は宇宙の法則や時間の概念を解明することだったのだろう。特に“時間”においてはビッグバンまで遡る映像や、自分が健康体にまで戻る想像によって描かれていて、さらにエンディングでは映画の各シーンを逆行させるというニクい演出!彼がもっと長生きしていたらタイムマシンも夢ではなくなっていたのかもしれません。
ナイトの爵位を辞退!これはかっこいい。叙勲を辞退した大江健三郎、国民栄誉賞を辞退したイチローと同じくかっこいい!
生きていれば
さすがはオスカー像を手にしたエディ・レッドメイン。今作のこの人の演技は見る価値がありますね。
生きていれば希望は必ずある、絶対に無くならない、とスティーブン・ホーキング博士は教えてくれた。「ショーシャンクの空に」を思いだしました。
とても面白い、素敵な映画だった。
愛して恋人になり夫婦になり家族になり
それを超えた愛。
綺麗な愛でした
人としてかけがえのない存在になるのはこういうことなのかなと思いました。
アメリカへ行くと告げた時の
「私はあなたを愛したわ」という過去形の言い方には痺れました。素敵すぎる。
こんなふうに誰かを自信を持って愛しましたといいたい。
理想の形で愛情だなと思いました。
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