アトリエの春、昼下がりの裸婦

劇場公開日:

アトリエの春、昼下がりの裸婦

解説

1960年代韓国の美しい田舎町を舞台に、難病に苦しむ彫刻家とその妻、モデルの女性が織りなす物語を描いた人間ドラマ。1969年、ベトナム戦争への軍隊派遣で揺れる韓国。全身が麻痺していく難病に侵された天才彫刻家ジュングは、妻ジョンスクに勧められて湖のある村で療養生活を始める。すっかり創作意欲を失った夫を励ますため、ジョンスクは村で暮らす若い女性ミンギョンをモデルとして連れてくる。ジュングは創作に打ち込むことで再び生きる希望を見出していき、夫から虐待を受け辛い人生を歩んできたミンギョンも徐々に明るさを取り戻していく。ジュング役に「カエル少年失踪殺人事件」のパク・ヨンウ。2014年・第27回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映作品(映画祭上映時タイトル「アトリエの春」)。

2014年製作/102分/韓国
原題または英題:Late Spring
配給:クロックワークス
劇場公開日:2016年1月30日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5邦題のセンス…

2024年3月27日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

全身が麻痺していく難病のために、生きる希望を失っていた彫刻家が、妻が連れてきたモデルとの出会いをきっかけに、制作意欲を取り戻していく様子を、美しい風景と共に描き出していく一作。 彫刻家と妻とモデルとの関係と距離感が味わい深い。 木炭のストロークを繰り返しながらリハビリに励むシーン等を積み重ねながら、彫刻家が、モデルから受けとった制作意欲の火をだんだん燃え上がらせ、目に力を取り戻していく様子を、言葉ではなく映像で描き切っている点が好印象。 モデルのイ・ユヨンは、息を呑むほどに美しい。 はじめは、下着を身につけていたが、モデルの仕事に慣れるにつれて、下着の線がつかないように、1枚はおるだけになるところもリアル。 なぜヌードなのか…、芸術と人生の関係は…等々を問いかけながら、自己の芸術の到達点を四季になぞらえた原題の「春」。 英題の「晩春」も、なるほどと思う。 それに対して、邦題のセンスには言葉もない。監督たちは怒らなかったのか、気になるレベル。

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sow_miya

2.0最期の生き様

2020年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

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ぶっさん

5.0悲しくも清々しい

2020年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

綺麗で愛に満ちた絵 残念な最後ではあるが幸せな最後かもしれない 良い映画でした

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まっは尾澤

3.5綺麗な裸

2018年5月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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えりえりれま砂漠谷

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