シネマの天使

劇場公開日:

シネマの天使

解説

122年間にわたり地元の人たちから愛されながらも、建物の老巧化などを受けて2014年8月に閉館した広島県福山市のシネフク大黒座。映画館の閉館をめぐるさまざまな人たちの思いを、大黒座での実話などを盛り込みノスタルジックに描く。閉館を目前に控えた大黒座で働き始めたばかりの明日香は、館内で謎の老人と出会う。老人は奇妙な言葉を残し、忽然と姿を消してしまう。明日香の幼なじみでバーテンダーのアキラは大黒座で映画を見て育ち、いつの日か自分の映画を作ることを夢見ていた。閉館に反対する人々をなだめ、気丈に振る舞う大黒座の女性支配人。劇場の壁に町の人が書いたメッセージで埋まり、大黒座は閉館の日を迎えた。劇場を埋め尽くした観客は、最後の映画が映し出されたスクリーンにそれぞれの思い出に胸を熱くする。そして明日香の前に、あの老人が再び現れた。監督は本作同様に広島を舞台にした「ラジオの恋」を手がけた広島県出身の時川英之。

2015年製作/94分/G/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2015年11月7日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8

(C)2015 シネマの天使製作委員会

映画レビュー

3.021世紀ノスタルジア

2022年4月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

初鑑賞

監督と脚本は『彼女は夢で踊る』の時川英之

舞台は広島県福山市
122年続いた閉館間際の映画館大黒座

大黒座の従業員明日香に藤原玲子
映画監督志望で大黒座の常連客アキラに本郷奏多
大黒座館長に石田えり
大黒座映画技師に阿藤快
大黒座の怪人にミッキー・カーチス
仙人に横山雄二
仙人の助手に及川奈央

閉館寸前の映画館が舞台といえば『浜の朝日の嘘つきどもと』を連想するがあっちと違いコメディー要素はほぼない
映画館に対する愛情は伝わってくる
ただただ話が淡々と進む
知っている役者が少ないせいか全体的に地味
低予算丸出し
少々退屈で侘しい映画だ
監督はこういうタイプの映画を撮るのが好きなんだろう
実話に基づいているのでドキュメンタリーっぽい一面もある

エンドロールが泣ける
閉館した映画館の数々の写真

動画サイトなどの台頭で最近映画館が減っているようだが実際に最も減ったのはテレビが一般家庭に普及した頃じゃないか
たしかどんな田舎町にも小さな映画館があったのではなかろうか

映画は全て映画館を観るのが理想だがなかなかそうはいかない
動画サイトでいいじゃんと言ってのけるアホとは価値観が何一つ合わないので苦痛の極み
ジジイになったら1000円で観れるようになるのでできるだけ長生きして映画館にたくさん足を運びたい

あと映画で人生が変わる人は羨ましい
僕なんていくら観ても相変わらずだ

コメントする (0件)
共感した! 0件)
野川新栄

2.5思い出の場所がなくなる雰囲気

2022年1月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

近隣住民に愛されてきた映画館が閉館を発表した。最後の日を前にそれぞれが想いを募らせ…。
実在の映画館の閉館に纏わる物語をモチーフとした作品。スピリチュアルな要素の存在意義に疑問があるが、映画館が消えていく寂しさが近隣住民でないのに伝わる作品ではありました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
shotgun

2.0シネフク大黒座のレクイエム

2021年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
odeonza

4.0映画が好きでよかったなぁ。

2017年7月4日
PCから投稿

映画が好きでよかったなぁって、見終わってからつくづく思いました。
映画を愛するすべての人へ、この映画を送りたいですね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ハワイアン映画道の弟子