クライム・ヒート

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解説

「ミスティック・リバー」の原作者としても知られる作家デニス・ルヘインの小説を、「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ主演で映画化したクライムドラマ。ニューヨーク、ブルックリンでバーを営むボブとマーブは、店を隠れ蓑にマフィアの裏金を預かる仕事を請け負っていた。ところがある日、仮面をつけた2人組の強盗が店を襲い、大金を奪い去ってしまう。ボブとマーブは金を取り返すようマフィアに命じられ、犯人探しに乗り出すが……。2013年に急逝した俳優ジェームズ・ガンドルフィーニの遺作となった。監督は、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたベルギー映画「闇を生きる男」のミヒャエル・R・ロスカム。

2014年製作/107分/R15+/アメリカ
原題:The Drop

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映画レビュー

4.0ド派手なアクションは必要ないんです

2021年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

難しい

トム・ハーディ目当てに鑑真。
渋くて、狂気じみていて、でも人間らしさを忘れていない。
不器用で、ちょっと捻くれていて(マイクがいいらしい)、でも犬に話しかけるかわいいところがある。

トム・ハーディって悪い人そうな役しかやらないけど、
逆に全て情のある役でもあるんだよな…

ストーリーとしても、派手さはなくて終始落ち着いているんだけど、
どこか腑に落ちないまま進んでいって、綺麗に終わるところがイイ。

こういう、静かに観られて、それでいて集中する、我を忘れられる映画って貴重だよな。

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Ms. Parnassus

5.0最高

きりのさん
2020年10月5日
Androidアプリから投稿

トムハを追っかけて色んな映画見たけどこれは本当に最高だった。
トムハの優しさと狂気が紙一重の演技。
さすがトムハ。目の演技が凄かった。こんな名作が日本で公開されなかったなんて凄い残念です。

始まった時からあった違和感が最後解けたような気がした。トムハ演じる孤独なボブが何だか切なく感じた。
とにかく始まった時からのめり込んじゃう。
一言文句を言うならなんで邦題ヒートしてんの?英語のThe Dropのまんまで良かったじゃん。

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きりの

3.0タイトルなし

ケイさん
2020年9月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ケイ

5.0安い邦題にだまされないでください

津次郎さん
2020年7月11日
PCから投稿

映画を見ていると、登場人物の行動又は言動と、自分の願望や理想や希望的観測との間に差を感じることが、あります。

それが重なると、差がどんどん開いていきます。
開きすぎると、鑑賞をやめることもあります。

あまり差が開かないのが好きな映画だと思います。
差が開いても、展開によって、収拾してくれる場合もあり、それも好きな映画です。

The Dropはその差を全く感じない映画でした。
過剰描写がなく、かといって矮小描写もなく、100分ずっと納得がいく、珍しい体験でした。

主演はトムハーディとノオミラパス。ハーディが演じるのはCousinMarv'sBarで店主のマーフ(ジェームズガンドルフィーニ)に雇われているバーテンのボブです。
マーフもボブも末端ですが組織構成員です。

表向きバーですがモブ組織の金庫でもあり、マーフとボブは金庫番のような役割を担っています。毎夜、汚い金がDropされるバーというわけ。

ボブは危ないことには首をつっこまず、目立たないように生きています。敬虔なクリスチャンで、優しく純情ですが、周囲に足りない奴と思わせているような賢さがあります。滅多にいないキャラクターでした。

ラパスはDV男から逃避する薄幸女ナディア。男に強い警戒心。
ボブとは捨て犬を介して知り合い、なんとなくいい関係になりますが、粘着質のDV男エリックに見つかり復縁を強要されます。
ボブはエリックを射殺して、ナディアを助けますが、恋愛は描かず、あっさり収束します。

マーフは組織の金の横領を画策して、結局消されてしまう役で、生活に疲弊した中年を演じ存在感をしめします。巨で漢なガンドルフィーニの遺作でした。

ボブは一連の修羅場を切り抜けましたが、賢く立ち回ったので、誰にも疑われずマーフに代わってCousinMarv'sBarを継ぐことになります。

マーフやボブの周りを嗅ぎ回ってきた刑事のセリフ。
No one ever sees you coming, do they Bob?
「誰も君を疑わない、だろ?ボブ」
刑事は同じクリスチャンとして、世のクズを一匹始末してくれたボブを赦した、ということなのかもしれません。
よく見かけるバイプレーヤーJohn Ortizが演じていました。ホントにうまい人だと思います。

ストイックという言葉の解説見本のようなストイックな映画で、誰ひとりヒートしませんからクライムヒートという邦題はペケだと思います。

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津次郎
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