セッションのレビュー・感想・評価
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アドレナリンが放出させるような映画。
予告編からずっと気になっていて、アカデミー賞をたくさん授賞したと聞いたので、観に行きました。
この映画、一言で言うとヤバイ。自分は音楽には全く興味がなかったのですが、すごかったですね~w
あのドラムさばき!見たこともない速さでした!
物語は以下の通り(細かい部分は省略。)
主人公ニーマンは、偉大な音楽家になる為、日々、ドラムの練習していた。
そんな時、鬼教官のテレンス・フレッチャーが現れる。ニーマンのドラムをダメ出しされ、フレッチャーがニーマンに自分が指揮するバンドに招待されるが、大声でめちゃくちゃ怒鳴られ、暴力に耐えながら指導を受け続ける。
そこでニーマンは、偉大な音楽家になる為、付き合ってた彼女と別れ、必死でドラムの練習を受け、やがて鬼指導者フレッチャーから認められ、主奏者になれると思いきや、ライバルに奪われてしまう。
そして、ニーマンはフレッチャーに認めてもらおうと会場へ向かうのだが、乗っていたバスがパンクし、仕方なくレンタカーに乗り、急いで会場へ向かい、到着するが、ドラムのステッキを忘れてしまう。フレッチャーをなんとか説得し、10分で戻ると言い、ステッキを忘れたレンタカー屋へ。そして帰り道に悲劇が起こる。
まさかの交通事故!Σ(゜Д゜)
あれにはビクッとなりました!
しかし、ニーマンは諦めず、血だらけのまま這い上がり、徒歩で会場へ到着。
だが、フレッチャーはニーマンの姿を見て呆然…。ニーマンを即辞退させる。ニーマンは今までのうっぷんを晴らすかのように暴言を吐き、追い出されてしまう。
そして、夏…フレッチャーと再会したニーマンは、フレッチャーから学校を辞めさせられたと知る。それで新たなバンドのドラムを招待されたニーマンはドラムをすることを決意する。
そして、いざ!本番という時にフレッチャーから「俺をハメたな。俺を甘くみるな」と言い、急に曲を変えてしまう。突然の変更に戸惑うニーマン。そして知らない曲が流れ、うまく演奏することができないニーマン。
ステージの裏で待っていた父親とハグをしたあと、ニーマンは再びステージへ戻り、いきなり、ドラムを演奏をし始める。突然の行動に困惑するフレッチャー。構わず激しくドラムを叩くニーマン。師匠と弟子の激しい攻防を繰り広げ、最終的にはドラムのフィニッシュで幕を閉じました。
おおざっぱで説明しましたが、この映画は本当に激しい。役者が素晴らしかったですね~あのリアルなドラムの叩くシーンや、師匠の激しいスパルタ教育がやばかったです!(>_<)
観て良かったです!(^o^)
長文失礼しましたm(__)m
童貞くさい主人公はムカつくが最高にアドレナリン映画
恐怖政治が育んだ傑物。全く甘くないプロの世界。
【賛否両論チェック】
賛:妥協することない厳しい指導がもたらす結果に、ハラハラさせられる。ラストの演奏は一見の価値あり。
否:素人目には、指導の根拠は全く分からないので、ただ講師が怒鳴り散らしているだけの映画と感じてしまうかも。
「グッジョブ」を禁句とし、ただただ生徒を恐怖と悔しさで支配することで偉大にしようとする指導者と、そんな彼に真っ向から真剣勝負を挑んだ生徒の、まさに“戦い”の映画です。ラストシーンの迫力の演奏は、音楽好きならずとも必見です。
ただ反面、違いも実感出来ぬまま、ひたすらどやし続けられるシーンが続くので、そういうタイプが生理的に苦手な人には、全く向きません。むしずが走ると思います。
音楽好きな方や、プロフェッショナル指向な方向けの作品といえそうです。
息吹を感じた、久々の映画
ちょっとでも映画好きなら
これは音楽好きというより映画好きが観たほうが いいと思う
スゲー言いたい事が 有りすぎて 収まらないから言わないけど まあ編集完璧だと思う映画初めて
この監督 数学得意だな 絶対全部 計算!!
あと小学校以来だな たぶん。映画に入り込めた
この映画 なかなか形容し難いけど
一個言うと ぶったまげた!
最後の最後撮りかた なんて俺が生まれる前の撮りかたじゃねえ?コミカルさもあるね!
とにかく 次回作楽しみ、ハードル高し!!
TOHO CINEMAS 新宿にも生まれてくれて感謝!!
俺は 元々コマ劇広場前の映画館好きだったのに まあ無くなるわ 無くなるわで!
至高性と狂気についての考察
最後までこんなに緊張しながら観た映画は初めてです(抜け殻状態で帰り道を間違えたくらい...)。この衝撃は是非劇場で体験していただきたいです。私はもう一度観ます。
ジャズ映画、音楽映画で曲を楽しむとかいった面を期待していらっしゃる方にはおすすめできないかと。お近くの方達が期待と違ったとの感想を漏らしていましたので。また、テクニカルな面でリアリティを求めたり、超人と凡人といった比較で捉える必要もないのかなと。マンガ的とも言えるくらいシンプルな構成の、至高性と狂気についての汎用性の高い一考察だと思います。
ただニーマンにとっての必然性は描かれているが、登場前から完成されているフレッチャーの存在は、人物であるだけに過去が気になってしまう。そこが続編で用意されているといいな、なんて。
どエス好き必見!
叩きつけられる。
圧巻の対決。
思わず息を飲みながら画面に釘付けになった107分であった。
名門音楽学校に入学した主人公の青年ドラマーを待ち受けていたのは鬼教官、フレッチャーによる容赦ないスパルタ教育。
本作を鑑賞中、中盤ごろまでは「ブラックスワン」あたりを彷彿とさせる心理スリラーのような印象を受けていたが、それ以降は映画はガラリと様相を変える。
特に終盤における最大の目玉、演奏シーンの演出はもはやアクション映画のそれである。
「ボーン」シリーズのようなめまぐるしいカット割、息をつかせぬテンポ、フレッチャーとの駆け引き等、これは音楽映画の皮を被った格闘アクションだと個人的に感じた。
ラストの最高のセッションを演奏し切った後の二人の表情が本作を象徴している。
ラスト、フレッチャーが口を動かしていたように見えたがなんと言っていたのか気になる所。やはり「Good job」だろうか。
本作は一部、音楽関係者からの批判を受けているそうだが、この映画にそこまでの音楽的リアリティを求めるのは野暮である。
なぜなら、リアリティばかりを重視していては本作のカタルシスを味わえないからだ。
JKシモンズは地味な俳優というイメージしかなかったが本作で一躍ブレイクを果たした。本作は彼のキャリアを代表する作品になったと思う。
私個人の話だが本作を観るため、他府県まで出かけて行ったのだが、その甲斐はあった。映画館でなければ本作の魅力を髄まで味わえないだろう。
迷っている方がおられたら是非とも遠出してでも本作を劇場で鑑賞して欲しい。
その価値はある映画だと思う。
てっぺんを目指すことの苦さ
今現在、何かを目指して
苦戦してる人が見ると共感する部分も多いんじゃないでしょうか。
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嫌なやつも苦い体験も
格好悪い自分も、全て自分の糧にする。
最後にとった主人公の行動からは、昔の彼はどこにも感じられなくて、青くて苦くて、そんな成長に励まされました。
最後のシーン前、
父親のハグに沈まずに本当に良かった。立ち向かってくれて本当に良かった。
あそこで立ち向かわなければ、一生傷になって、もう立ち向かえなくなってしまうので、、
自分はかなり共感してしまい、涙腺ゆるかった、、オススメです。
衝撃の体験!
2015.8.17 シネマeraにて再見。
評価、感想に一切の変わり無し。
唯一の不満点も全く一緒でしたわ笑
物語、映像、演出、音楽、演技…
好く好かない、興味のある無しは別として。
「芸術の王様、映画」
と言われる訳に必要な要素が完璧に揃っている、当代に降りた稀代の傑作!
嗚呼。
麦とろ飯みたいなもんだ。
白米だと噛まずに飲んじゃうし。
噛むから麦飯の旨味が分かるし、滞留時間でトロロの美味しさも増す。
そんな感じ。
要素が絡まって、もっと観たい!もっと聴かせて!その眉の動きの先に?!となる、まさに「バンド感」だなぁ…
コレは鑑賞というより「体感」ですよ…
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ナタの破壊力とカミソリの斬れ味を兼ね備えた一本。
とにかく圧巻!という言葉でしか、演出・音楽・演技の凄まじさ表現出来ないし。
決して長くはない上映時間に全てを詰め込んで。
最後の最後まで、全く息切れする事なく走り切ったのが見事!
分かりづらく、頭の悪い言葉を並べて申し訳無いけれど…
「体験したか、してないか」でその後の映画に対する接し方が確実に変わる衝撃作。
コレが未だ三十路前の若者の作品とは…
背筋に嬉しいゾクゾクが走る!!
ただ一箇所だけ…
エンドロールは一曲で乗り切って欲しかった!涙
ただ、そこだけ!!
部品を取り出して講釈するのも良いけれど…
これぞ「まずは黙って観るべし!」と勧めたい作品。
ジャズ映画ぢゃないからね
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